今なぜ練習しているのか。イチロー会見を見て感じたこと【音楽スタジオ奮闘記】

2019年3月23日 00:00

どうも京都の音楽スタジオ・スタジオラグ伏見店店長の中尾きんやです。

昨夜のイチロー選手の引退会見

イチローの記者会見で「プロ野球でそれなりに苦しんだ人間でないと草野球を楽しむことができないと思っているので」と言っていたところにすごくヒントがありそうなんです。#メモ
— 欣也 | スタジオラグ京都伏見 (@kin_kinya) March 22, 2019

音楽スタジオで働く僕は、プロミュージシャンもアマチュアミュージシャンも両方と接する機会があります。

ネットワークが整った今では関西にもプロミュージシャンも多いですが、京都なので決して全員がプロミュージシャンでもないし、割合としてはアマチュアミュージシャンがはるかに多い。

ただイチロー選手が言ってたこの言葉には、すごいヒントが詰まっている気がする。

音楽と関係のない仕事や子育てしながらでも音楽と本気で向き合っていれば、その時間が1日1分でもあれば、プロなのではないか。

そう自分は解釈しました。

なぜなら音楽には引退がない。

自分は監督なんかにはなれないけど、毎日練習来られるみなさんを、野球コーチやマネージャーのような立ち位置からサポートできるかもしれない。

決してお客さんと向き合うときは、表面上のプロフィールだけではなく、

今なぜ練習しているのか、どこに価値を感じているのか、なにを乗り越えたいのか

ここに注目しながらコミュニケーションしていこうと思いました。

月に接する人数でいえば今は100人ぐらいなので、まだまだキャパシティ的にも可能。

これは現代のテクノロジーでも難しい部分だけど、理解していく中での次なる可能性を模索できるきっかけが延々と続く。

そんなことをイチローの記者会見で感じました。