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アスリートのケガと情報収集

実は、2年ほど前から肩に違和感を感じながら剣道をしていたのですが、1年前の試合で痛みが強くなり、その後肩が上がらなくなり去年の4月くらいには竹刀をまともに振れなくなりました。

7月には、ある剣道のDVDの撮影で実技をする依頼を受けていたので、それまでにはある程度動かせるようにしておかないといけなかったので、ケガをした時にお世話になっているスポーツトレーナーさんにところにケアをしてもらいに行きました。

私のケガは、肩の腱板損傷というものでした。
手術をして治す人も多く、私もかなりの痛みと肩の動きの制限が生じていたので、最悪手術もしなければならないかもしれないと思っていたのですが、そのトレーナーさんは手術せずに回復するし、ケガをする前と同じように竹刀を振れるようになる、むしろこのケガの場合は手術をせずに治した方が良いと言ってくれたので、その方針に任せることにしました。

剣道をしている知り合いで腱板損傷で手術をした人が何人もいたのですが、私がお世話になっているトレーナーさんはトップアスリートを何人もサポートしていて、ケガをしたアスリートがしっかりと復帰して活躍しているのを知っていたのと、私が以前肉離れを起こした時も言われた通りやっているとしっかりと回復したので、安心して任せることができたのです。

ケガをした時はまず情報収集

腱板損傷で手術をしている人は多く、それも間違った治療法ではないのですが、肩の構造や筋肉の働きを考えると、手術をしないで回復させることが可能だそうです。
私は、その理由もしっかりと聴いて納得して治療を受けたのですが、ここでは専門家ではない私が中途半端な知識でその理由を書くことは良くないと思うので控えておきます。

ただ、この記事で伝えたいことは、アスリートがケガをした時にしっかりと情報収集をした方が良いということです。
身体をみてくれる治療家もいろんな人がいて、その知識や実績も違いがあるので、競技生活のためには競技をすることを前提に治療をしてくれる人のところに相談に行かないと日常生活には戻れても、アスリートとして復帰するのに時間が掛かったり、場合によっては選手寿命が短くなることもあります。

アスリートは、ケガをしたことを周囲に話さずに自分で治療家を探す人もいますが、それだと得られる情報には限界があり、良い治療家に出会える可能性も少ないでしょう。

私がお世話になっているトレーナーさんのところには、トップアスリートも治療に訪れていますが、ほとんどが選手間の口コミだそうです。
治療を受けた選手が、他の選手がケガをした時に勧めてくれるようです。

現在の肩の状態

私の肩は、去年の4月には3分の1くらいしか上げることが出来なくなっていて、動かすと激しい痛みがあり、夜も痛みで目が覚めるような状態だったのですが、現在は普通に剣道もできています。
肩の可動域の制限と痛みがある状態でも剣道はしてもいいし、稽古をしながら治すことはできると言われていたので、剣道の稽古は去年の6月には再開していました。

現在は、試合に出れるくらいまで回復しています。
同じ状態にならないための予防として肩の可動域を広げるために治療を兼ねたトレーニングには通っていますが、もう9割ほど改善しているような感覚です。

私は、仕事上のスポーツ関係の人脈の中で今のトレーナーさんと知り合うことが出来ましたが、現役生活を送っているアスリートならケガをしたら周囲の選手に聞いてみたりして、出来るだけ良い治療家に出会って欲しいと思います。
それが選手生活を伸ばすことにもつながるし、場合によってはケガをした時に身体の構造や使い方を学ぶことが出来るので、競技力も向上することがあるので、誰に治療してもらうかということはかなり重要だと自分のケガの体験から感じています。


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