Windows 11のペイントアプリでImage Creatorが使えるようになったので試してみました。
下記記事にある通り、Windows 11のペイントアプリに生成AIによる画像生成機能「Image Creator」が実装されたので、さっそく試してみました。
環境
Microsoft Windows 11 Pro Version 10.0.22631 Build 22631(英語版)
Paint 11.2404.42.0
Microsoft アカウント
手順
(1) ペイントアプリを起動し、「Image Creator」ボタンをクリックします。
(2024年5月14日時点では、日本語版のWindows 11で「Image Creator」ボタンをクリックしても何も反応しませんでしたが、英語版のWindowsではボタンが問題なく動作しました。)
(2) 画面右側に「Paint Image Creator」画面が表示されるので、「Sign-in」ボタンをクリックします。
(3) サインインダイアログが表示されるので、Microsoft アカウントでサインインします。
(4) 「Join waitlist」ボタンをクリックします。順番待ちリストに登録することになるのかと思いきや、Image Creatorの案内画面が表示され、すぐに使用できるようになりました。
使い方
(1) 「Describe what you'd like to create」欄にプロンプトを入力します。
日本語のプロンプトでも画像は生成できましたが、私が試した限りでは英語で入力した方がイメージに近い画像が出力されました。
(2) 「Choose a style」からスタイルを選択します。
(3) 「Create」ボタンをクリックすると画像が生成されるので、使用する画像を選択すると、キャンバスに画像が挿入されます。
「Create」ボタンの隣に表示されている数値はクレジットで、Image Creator の初回使用時に 50 クレジットが付与されるとのこと。
(4) 生成された画像は「Save image」から、指定したフォルダに保存することもできます。
(5) ペイントアプリには背景除去機能やレイヤー機能も搭載されているので、Image Creatorと組み合わせれば、生成した画像と背景を簡単に合成することもできます。
注意事項
Image Creatorの説明ページに下記注意事項が記載されていました(※CocreatorをImage Creatorに読み替えてください)。
生成された画像を取り扱う際には、このような注意事項やサービス規約に目を通しておいた方が良いでしょう。
感想
上記の通り、Windows 11のペイントアプリに搭載されたImage Creatorを使ってみましたが、非常に簡単な操作で画像を生成することができました。
背景の除去機能、レイヤーとの組み合わせも便利で、あっという間に実用的な画像が作れてしまいます。日本語版Windowsへの実装が楽しみな機能ですね!✨
なお、画像の生成にはDALL-Eが使われているとのことです。