伏見ガクの同窓会ボイスを購入しました。
──存在しない記憶が蘇るかと思いきや、わたしはどこまでいっても夢耐性のないオタクだということがわかった件について。
伏見にノンアル運んできた店員になりてぇ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
こんちゃっす。絹莢です。
これはしがないオタクの独り言です。
2024年は9月も6日になりまして、皆様ご存じの通りにじさんじオフィシャルストア様より同窓会ボイスが販売になりました。
ここですね。
いるんですよ。推しが。
あんまりボイスを出さない推しがいるんですよ。伏見ガクさんが。
ボイスを聞く前の事前準備
さて、今回は同窓会ボイスと銘打たれてるんで、推しと同窓会で再会する系のボイスだってことがわかるわけですね。
12時に販売開始だったんで仕事の昼休憩中にボイスを購入しまして、残りの就業時間で存在しない記憶をどうにか掘り起こして伏見ガクと同級生だったあの頃のわたしにならなくては。
ただ一つ、弊害がある。
わたし、夢属性が皆無。夢耐性も皆無。
伏見と同級生だった時の存在しない記憶が捏造できねぇんだ。どうしよう。一応すでにPCの中には同級生の伏見の声が保存されてるのにわたしのメンタルがついてってない。
ということで、いつも通り自分の納得するポジションを構築するほかないわけ。
伏見と同窓会で再会する〝キミ〟の友人ポジがいっちゃんオイシイか。キミと一緒に同窓会参加して、わたしが他の友達んとこ挨拶行ってる間にいつの間にか伏見と2人で喋ってるキミを見つけて「わーお!」って言う役やりてぇ〜〜〜〜〜〜〜!!
同窓会終わったあとにキミに「アンタ伏見と仲良かったっけ?」って言う役やりてぇ〜〜〜〜〜〜!!!!
よし、これでいきます。ってことで、ボイスを聴き始めました。
0:00〜
初手、あまりにも伏見ガク〜〜〜〜〜〜!!!!!!!(オタク大歓喜)
TLを薄目で見てはいたのでアクターのみんなが「公式紹介文の伏見ガク」って散々言ってるのは知ってた。
知ってたけどここまで忠実に「公式紹介文の伏見ガク」をお出しされるとは思ってなくてよろける。一言目で地面に膝をついてしもた。あまりにも強い。
今一度公式紹介文を確認しに行きましたよ。
普段はアルバイトやサークルのバンド活動に勤しむ大学生。 性格は犬っぽく純粋に楽しいことが大好き。いろんな人とお喋りしたくて配信を始めた。 チャラそうに見えるが周りの人を気遣ったりと優しい。 楽しんでなさそうな人がいると「楽しんでる?」と声をかけたりする。
これ完全に、キミはちょっと同窓会楽しめてなかったか…!
たぶんわたし(キミと一緒に同窓会に来た友人)が他の子のとこに行っちゃったから取り残されてんねや!!!!!
キミはたぶんそこまで同窓会に行きたいって気持ちは特になかったのに、わたし(キミと一緒に同窓会に来た友人)が「1人で行くの気まずいから一緒に行こうや〜〜〜〜!!誰も覚えてる人おらんかったら寂しいやぁぁん!!」って無理やり連れ出したんや!!!!
無理やり連れ出したくせに部活の友人(キミとは特に接点はない)を発見して「え!待ってクッソ久しぶりやん!?元気しとった!?」ってグラス持ってとっとと移動しやがったせいでわたし(キミと一緒に同窓会に来た友人)といっちゃん仲良かったから今この場において特筆すべき他の友人がおらんキミは居酒屋の隅っこで残ってるシーザーサラダをもそもそ食ってたんや!!!!!!
席に戻れわたし!!!!!!!!キミが可哀想やろがい!!!!!!!!!
という存在しない記憶が、伏見の第一声だけで駆け巡ったわ。
1:00〜
このままだと1秒ごとに全部感想喋りそうなのでせめて1分ごとにしたい。
流れるようにキミの隣に着席する伏見の手腕にこれで「モテない」は無理あるやろと一種の苛立ちのようなものを感じつつ、幹事への挨拶のくだりね。
助けてくれんか。番犬て。お前。ちょっとええ加減にしてもろて。
明るいノリで適度に心配してくれるのズルくねぇか??????そんなお前がイケおじにならんわけがねぇだろ、そうなる未来を見守りてぇ。
2:00〜
んでここから、同窓会に来てるみんなの印象が変わってる話ね。
ここで問題のシーンがあるの。2:07〜。さすがにわたしもここで「ゑ?」ってなった。
あまりにもナチュラルすぎて聞き間違いかと思ったし、たぶんこの状況で聞いてたキミもスルーしちゃったに違いないくらい自然と出てきてて、その恐ろしさに震えるわけ。なんべんでも言うけどこれで「モテない」は無理あるて。
本人のキャラクター的に褒め言葉に嫌味も下心も感じられへんのがすげぇよな……こんなにサラッと褒められたら「いやいや、そんなことないよ。私なんて…」みたいな、自分卑下する隙すらもらえんやろ。
いやズルすぎる。伏見ガクさすがにズルすぎる。
2:10〜
3秒前に爆弾発言しておいて、突然キミが伏見に対して敬語なことを指摘しだすのズルない〜〜〜〜〜〜〜????
たぶんキミは3秒前の発言に「ん?」ってなってる頃合いやし、それこそ「私なんて」を発動するならここやのに、やっぱりそんな隙を与えずに全然関係ない指摘してくんの、ズルない〜〜〜〜〜〜〜〜?????
ほんでこっからの「もしかしてオレのこと覚えてない…?」のくだりが最高に好きすぎる件について。
突然早口で捲し立ててくるのがあまりにも好きすぎる件について。
最後の「そう!伏見!!!」が最高に伏見ガクだったな……
伏見ガクって伏見ガクの解像度高いよな…伏見ガクが同窓会におったらほんまに言いそうやもんそれ、っていうアホみたいな感想を抱きました。本人です。
ちなみにその後のキミが覚えててくれて安心した伏見のボイスが最高に最高だからマジで聞いてほしい。最高に最高だから。心の底からの安堵が聞けるから。声の震え方が天才の所業。
3:00〜
こんな同級生がおったらそら目立つやろ(怒)
背が高くて顔が良くて笑い声悪魔で人のことよく見てて気配りの鬼で声が良い、こんな同級生おったらそら目立つやろ(激怒)
ほんでここからド級のキミ褒めが始まるわけよ。
あのさぁ、伏見くん。あなた通知表に「人の良いところ見つけるのが得意です」って先生に書かれてへんかったか?????
いやもうさ、ちょっとさ、あのさ。わたしはキミじゃないけど、キミやったとしたら「誰かが見ててくれてた」っていう事実ってすんっっっっっごい嬉しいやん。
誰に感謝されるわけでもない、特に名前のない優しさとか親切とか。それこそ整理整頓とか、別にやらんくてもええけど、やっといたほうがもちろんよくて、でもそれは誰の仕事でもないやつね。
誰の仕事でもないからこなしたところでどうにもならんし、誰にも気づかれんかったらそれで終わりのところをちゃんと見てて、なおかつ「マジでえらくね?」って褒められるの、相当に嬉しいやろ。
しかもシンプル褒めよ。あれやこれや言わずに「マジでえらくね?」っていうザ・シンプルな褒めよ。こんなんいっちゃん効くんやから。
ただでさえボディーにストレートキマってんのにまだ攻撃の手を緩めない伏見選手にボコボコにされていくキミ……
可哀想に……太陽って近づけば近づくほど暑いんだぜ……
4:00〜
やめて!キミのライフはもうゼロよ!!!!!って感じやねんけど、まだ畳み掛けるんだこいつは。
だってキミは伏見の前でちょっぴり自分を下げるようなマイナス発言をしているから!!!!!伏見は!!!!!キミを!!!!!!!元気づけようとしてくれている!!!!!!!!!やめてあげてよ!!!!!!!!キミが死にそうだよ!!!!!!!!!!まあ死にそうなのはわたしなんですが。
4:22〜
あのね、ここ伏見の対店員ボイスが聞けます。
これ聞いてわたしは伏見に追加ドリンク届けた店員になろうって決めました。
全接客業経験者へ、一番好きなタイプの客だぜこいつは。それを頼んだのは自分だとしっかりアピールをして、テーブルに置くと眩しい笑顔で「ありがとうございます」って言ってくれるタイプの客だぜ。どんだけ話し込んでても店員が来たら気づいてくれるタイプの客だぜ。またのお越しをいつまでもお待ちしておりますの気持ち。
4:38〜
ここから2度目の乾杯。チャラくてウケる。
ほんで自分のチャラさにウケてる伏見の笑い方が可愛すぎて泣く。大笑いしてる時は確かに悪魔の側近みたいな笑い声やけどちっちゃく笑う時異様に可愛いのなに????? ええ加減にしてもろて。
5:02〜
二次会行くかどうかの聞き方とその後の連絡先の聞き方がさぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!クソデカため息が出るわね
ズルいんだよな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!
そんなこと言われてさぁ!!!!!!!!!!連絡先教えるの断れるやついる!?!?!?!?いねぇよなあああ!!!!!!!!わたしの心の中のマイキーが拳上げてんぞ伏見ィィィ!!!!!!!!!!
たぶんこのあと伏見は他の人に混じって二次会行くんやろな。
ほんでわたし(キミと一緒に同窓会に来た友人)はわりとベロベロでふらふらしながら「なんか伏見と喋ってへんかった〜?」ってアホヅラでキミに絡むんやろな。
仲良かったっけぇ?ってふにゃふにゃ聞くわたしにちょっと照れくさそうに笑って「これから仲良くなる、かも…」ってキミが言うんやろ!!!!!!!!なんやその顔!!!!!!!可愛いな!!!!!!!!おい伏見やめてわたしにせんか!?!?!?!?!?無理か!!!!!!わたしじゃ伏見には敵わんて!!!!!!!!!!
でも初めて2人で遊びに行く時に着る服選ぶのはわたしやからな!!!!!!!キミに一番最初に今日の格好可愛いね言うたんわたしやからな!!!!!!!
あかん自分が確立させたキミがちょっと可愛すぎて推しと取り合うことになりそう。どんな弊害やねんこれ。
結論:とんでもねぇな
結論です。
とんでもねぇなです。
毎度毎度ボイスが出るたびに結局この結論に辿り着くのまさに宇宙の真理って感じなんですけど、例に漏れず今回もこの結論に至るしかなかった。
まだ伏見ガクを知って1年半くらいなんですけどね、自分のあまりの夢耐性のなさにボイスを買う勇気がなくてだいぶ尻込みしてまして。
ですが、逆に有り余る妄想力でキミを具体的に抽出して自分を第三者に置くという力技が使えることに気づいてからは、ボイス聞くの楽しくて仕方ないです。
ただ、シンプルに良い声が耳元ですると仰反ってしまうので……
でもまぁそのあたりも普段の配信のうますぎるテキスト読み上げでどうにか鍛えられてきましたんでね。
だいぶ落ち着いて聞けるようになってきたからこその、この長文感想ってわけ。
もともと話の長いオタクではあったけど6分弱のボイスで4000字以上喋るのは流石にどうかと思うわね。
でもどうか、今後とも思い立った時に突然ボイス出してオタクを震え上がらせてほしいです。
本当にこの沼って深ぇんだな……たのし……