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電子配置の問題集

電子配置(電子軌道)の(下の画像)の問題を集めてみました。
元素番号1~20番目に関してのみ扱っています。
前提知識などは教科書等または本記事の参考を見てね。
問題のあとにすぐに答えがあるのでご注意ください。

物によっては微妙に表記が違いますが本質は同じです。

問題集

問1 H(水素)の電子配置を↑↓で表してみよう


答え

Hは原子番号1番の原子です。エネルギーが低い軌道から入るので、
1s軌道に矢印が上向きに一つ入ります。


問2 He(ヘリウム)の電子配置を↑↓で表してみよう


答え

Heは原子番号2番の原子です。エネルギーが低い軌道から入るので、
1s軌道に矢印が ↑↓ で二つ入ります。矢印は同じ向きでは ×


問3 C(炭素)の電子配置を↑↓で表してみよう


答え

Cは原子番号6番の原子です。低い軌道順に入れていくと、1sに ↑↓ で矢印二つ、
2sに ↑↓ で矢印二つ、2pにも矢印が二つ入りますが、
軌道を分けて、↑ が一つずつ入ります。


問4 N(窒素)の電子配置を↑↓で表してみよう


答え

Nは原子番号7番の原子です。低い軌道順に入れていき、1sに ↑↓ で矢印二つ、
2sに ↑↓ で矢印二つ、2pには矢印が三つ、上向きで軌道を分けて入ります。


問5 O(酸素)の電子配置を↑↓で表してみよう


答え

Oは原子番号8番の原子です。低い軌道順から、1sに ↑↓ で矢印二つ、2sに ↑↓ で矢印二つ、
2pには矢印が四つ、一つの軌道は ↑↓ 、残りは ↑ で分散して入ります。


問6 Al(アルミニウム)の電子配置を↑↓で表してみよう


答え

Alは原子番号13番の原子です。低い軌道から入れて1sに ↑↓ で矢印二つ、2sに ↑↓ で矢印二つ、2pに ↑↓ で矢印が六つ、3sに ↑↓ で矢印二つ、
3pに ↑ が一つ入ります。


問7 Ar(アルゴン)の電子配置を↑↓で表してみよう


答え

Arは原子番号18番の原子です。
低い軌道から、1s→2s→2p→3s→3pの順で入れていきます。
アルゴンが安定な理由はここにあります。


問8 Ca(カルシウム)の電子配置を↑↓で表してみよう


答え

Caは原子番号20番の原子です。
低い軌道から、1s→2s→2p→3s→3p→4sの順に入れていきます。


まとめ この図を書く上で必要なこと

・原子番号がいくつか
・エネルギーの低い順(下から)矢印を入れる(パウリの排他原理)
・1s→2s→2p→3s・・・順に矢印を入れる(構成原理)
・矢印はなるべく分けて入れる(フントの法則)

まとめ
構成原理 矢印の順に入れていく


参考になるかも

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↑ もはや本記事よりも分かりやすいし、
原子番号20番以降についても記載あり

理系の学生が初めて制作しました。雑です。
一応気を付けてはいますが、間違いがあるかもしれません。
間違いがあったらごめんね。
でも、ゆうて、ネットのある一記事に過ぎないのでここに書いてある情報は全て正しいと鵜吞みにしないように、信じるか信じないかはあなた次第。
という責任逃れ的な言い訳をします。
質問はごめん答えられる自信ない、質問はお控えください。
なにか重大な問題があればこの記事は消します。

ありがとうございました。


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