見出し画像

いつもと違う父親の横顔 (男旅 ~第2弾 沖縄編~)

2021年の春休み、2泊3日の沖縄旅行に行ってきました。と書くと、起業家にありがちなリゾート自慢か!と思われますが、ちゃんと節約旅行していますよ。

旅のメンバーは3人。僕、春から高校生になる長男、小2の四男の男旅です。小5の双子は来年に中学受験を控えているので塾の春期講習、妻は双子が家にいるので自動的に留守番です。

フライトはJALの「どこかにマイル(https://www.jal.co.jp/jp/ja/jmb/dokokani/)」を使いました。4つの候補地から行き先がランダムに決まる代わりに、お得に特典航空券を利用できる(通常往復15000→6000マイル)サービスです。今回は、那覇・石垣島・宮古島・広島の候補地から那覇が当選しました。宿泊代も沖縄の友達がお得なホテルを予約してくれました。ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城に3人宿泊、2泊3日朝食付で13000円!。持つべきものは友達です、ありがたやー。

家族だけで沖縄を観光しても面白くないなぁと思い、SNSに「沖縄行くから誰か遊んでー」と投稿してみました。すると平日の日程にもかかわらず、沖縄在住の起業家の友達が何人か「いーよー」と返事をくれました。

一緒に子連れで遊んでくれたり、美味しいお店でご飯を食べたり、家族だけではできない体験をプレゼントしてくれました。

それで、「沖縄で一番印象に残ったのは何?」って息子たちに聞いたら、「ホテルでパパの友達と朝食を食べたこと」って答えたんですね。

最終日の朝、何年振りに会う友達が3人ホテルの朝食会場に集まってくれたんです。わざわざ僕のために時間を合わせて来てくれたことがすごく嬉しくて。あと、彼らに紹介したい別の友人も同席したので、会話をつなげようとちょこっと気を使ったり。家ではあまり見せない僕の様子を、息子たちはひそかに見ていたのかもしれません。

父親っていろんな顔をしていると思います。仕事の顔、妻と話すときの顔、子供と話すときの顔、独りでいるときの顔。でも子供から見える父親の顔って、その中の限られた顔じゃないでしょうか。

この旅で僕が息子たちに伝えたかったのは、沖縄の歴史とか、沖縄の景色とか空気とか、ここでしか体験できないものでした。けれど、息子たちが受け取ったものって、いつもと違う父親の横顔だったのかもしれません。

ホテルの朝食を終えてロビーで友達と別れるとき、「次はいつ来るの?来月?」って時間軸のおかしい冗談を言ってくれる関係っていいですね。心から「いつでも遊びにおいで!」って誘ってくれる友達って、本当にありがたいです。

今回の旅で撮った、僕の「いい写真」

画像1

僕にとって「いい写真」とは、人生のかけがえない瞬間を残した写真です。

長男と四男が二人で同じ景色を眺める時間。これから二人はどんな道を歩むのかわかりません。時には行き違いがあって、違う方向を向くこともあるでしょう。そんなときは、二人で肩を並べたこの時間を思い出して、顔を合わせて笑ってくれれば僕は幸せです。

あなたにとって「いい写真」とは何ですか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?