カフェインのチカラ
毎朝
一番初めにすることはコーヒーを飲むことです
4年ほど前までは多分
カフェイン中毒の症状が出てたと思います
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20代~30代前半
水分はほぼコーヒーから得ていた
多分ムダに覚醒していたのでしょう、夜中の2時、3時まで何をするでもなくのらりくらりと自分の時間として過ごしていたりするから
朝は何となくぼんやりとしていて、日中は車の運転が危ないくらいうとうとしてしまう。
そういう時は本当に身体が休みたがってるためかどんなにコーヒーを飲んでも覚醒しないのです。悪循環。
ブラックコーヒーを飲み始めたのが
カッコつけたがる小6の頃。頭のいいまこちゃんが「缶コーヒーには角砂糖が6個分」とか「コーラは12個も入ってて骨まで溶かす」(まこちゃん調べ)とか言うので、もとよりの砂糖の甘さ恐怖症に輪をかけて、甘い飲み物から手を引いたのです。
ちょうどその頃、烏龍茶が私の中でヒットを飛ばし、ブラックコーヒーもそれに近い感覚だったので抵抗なく飲むことが出来ました。
それから約30年
積み上げられたカフェインが私に牙をむき始めました。
30代後半に入る頃
朝の一杯を飲まずに過ごすと、激しい頭痛がするようになりました。
もともと頭痛持ちで、特に寒暖差に弱く、夏はクーラーの部屋に入るのが怖かったんです。
暑さ寒さもない穏やかな日でも、クラクラと視界が悪くなり、孫悟空が金管に締め付けらるような痛みに悩まされる。頭痛からの吐き気、寒気、光も辛い、匂いもイヤ、笑えない。
仕事にならずにとうとう早退したことも。
これがコーヒーが原因だと徐々に気が付き
4年前「断つしかない」と決めました。
「好きなコーヒーに殺される」
福山雅治にならまだしもコーヒーに命をくれてやるわけにはいかない。
しかし
コーヒーを「断つ」と決めたものの、すぐさまゼロには出来ませんでした。
なんせ
朝一杯飲まなかったことで散々な目にあってるのだから、これをやめる勇気はありません。
「朝の一杯は、飲もう」
健康のために、社会のために
あとの水分は
文字通り「水」からいただくことにしました。
その頃は水の味に抵抗がなくなっていたので置き換えていくことも案外と楽に出来たんです。
それ以来
あの嫌な頭痛から開放されたのです
夜はぐっすり寝られるようになったし
朝の目覚めの一杯で驚くほど身体が覚醒するのを感じられるようになりました
上手に付き合えば心身の健康状態を良好にしてくれる
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今思えば
「頭痛持ち」というのも
若い頃から摂取していたカフェインがそうさせていたのかもしれません。
まだまだ完全には抜けきっていないので油断はなりませんが、これが、一番私が見直せて良かったことです。