☆絶対にわかる、使えるγ計算☆

・この記事は主に初期臨床研修医~後期研修医向けに書いています。

・所要時間としては20分程度と思われます。(理論まで含めたら30分程度)

・この記事を読めば、救急外来で敗血症性ショックの患者さんをみた時に上級医から0.05γからNadの組成組んどいてーと無茶振りされたり、上級医に電話で「○○さんのNadって何γなの?」と聞かれた場合でも10秒くらいで回答できるようになります。

・この記事ではγ計算の理論は最後にしか追求しません。「理論を知る」より、「使える」ようになっていただきたいので、まずは使えるようになった後にγ計算の理論をわかりやすく解説します。

・この記事内では記載がない限り体重50kgで固定とします。最後に、体重を変えた計算方法もわかりやすく解説しますので最初は悪しからず!

それではスタート!!

γ計算を使えるようになるためには1つだけ公式を覚えれば大丈夫です。(某参考書には0.06が何ちゃら~と書いてありますね笑)

ぶっちゃけ、0.06ってなんだよ!救急外来とか急いでいる時に使えんわ!ってなってません?(最初の頃の私だけでしょうか)

大丈夫です。γ計算のコツは3の倍数を作ることです。

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