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設問2:kintone認定アプリデザインスペシャリスト練習問題①

本講座は、kintone認定アプリデザインスペシャリスト試験の練習問題に対して解説を行っています。(練習問題はkintone SIGNPOSTに依拠した内容になるよう独自に作成しております。)
kintoneの画面キャプチャやヘルプページのキャプチャなどを用いて解説をしているので、不明点を調べる手間を削減でき、学習時間の短縮を目指せる講座となっております。


問題

共通大問

家具の製造販売を行っている株式会社Xは倉庫業務をkintoneに移管していく予定です。
株式会社Xのシステム管理者は、アプリの企画設計から開始して倉庫業務担当者への運用定着までのプロジェクトを部門長から任されました。
各小問では、その過程での状況が順に記述されています。設問1~5に答えなさい。

設問2

システム管理者は倉庫業務全体の流れを把握できたので、次は現場メンバーへのアクセス権などのガバナンス設計を検討しています。
ガバナンス設計では「現場主体の業務改善」を考慮する予定です。システム管理者が気を付けるべきポイントはどれですか? 答えをすべて選択してください。

□ 現場メンバーへはアクセス権限を強く細かく制限しておきます。
□ 現場メンバーのアイデアを活かすために、現場メンバーに自由にアプリを作成してもらいます。
□ 最初はガバナンスにゆとりをもたせ、運用の中で理想的なガバナンス設計をしていきます。
□ アプリ作成ルールに従ったうえで、現場メンバーにkintoneアプリを作成してもらいます。

正解

□ 現場メンバーへはアクセス権限を強く細かく制限しておきます。
□ 現場メンバーのアイデアを活かすために、現場メンバーに自由にアプリを作成してもらいます。
✔ 最初はガバナンスにゆとりをもたせ、運用の中で理想的なガバナンス設計をしていきます。
✔ アプリ作成ルールに従ったうえで、現場メンバーにkintoneアプリを作成してもらいます。

解説

現場主体の業務改善」とは、システム構築を他人任せにするのではなく、現場メンバーが業務課題に向き合い主体となって進める業務改善の事です。

「現場主体の業務改善」

「現場主体の業務改善」を進めるためには、現場メンバーにkintoneを積極的に活用してもらい、改善アイデアをフィードバックしてもらう必要があります。

最初からアクセス権の制限を強く細かく設定しまっては、フィードバックが上がってきませんので、最初はガバナンスにゆとりをもたせ、運用の中で理想的なガバナンス設計をしていく必要があります。

また、業務課題を解消するために、現場メンバー自身がアプリを作成する事も「現場主体の業務改善」に該当します。
そのような際は、アプリ作成ルールを作成しておき、ルールに沿って現場メンバーにアプリ作成をしてもらいましょう。

アプリ作成ルールに沿って現場メンバーにアプリ作成をしてもらいましょう。

正解は下記となります。

□ 現場メンバーへはアクセス権限を強く細かく制限しておきます。
□ 現場メンバーのアイデアを活かすために、現場メンバーに自由にアプリを作成してもらいます。
✔ 最初はガバナンスにゆとりをもたせ、運用の中で理想的なガバナンス設計をしていきます。
✔ アプリ作成ルールに従ったうえで、現場メンバーにkintoneアプリを作成してもらいます。

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