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ロット計算方法について
『ロットはいくつに設定すればいいの…?』
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許容損失額は証拠金の〇%、これは簡単に計算できると思いますが、エントリー時のロットを感覚で設定をしてしまうと、想定した損切りライン前に損失許容額に到達してしまったり、損失許容額以上の損失を出してしまいます。
そこで今回は、許容損失内で損切り設定が出来るロット計算式を解説。
皆さんもしっかり覚えて、徹底した資金管理のもとトレードをおこないましょう。
<ロット計算式>
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例えば、許容できる損失が10,000円で、損切り幅が10pips、通貨ペアがドル円の場合の計算式は以下の通りです。
②10,000円÷③10pips÷④1,000=1ロット
簡単ですよね。ドル円やクロス円(ポンド円、ユーロ円など右側が円のペア)
ただし、ちょっと複雑なのが、ドル円・クロス円以外の時です。
図の通り、決済通貨を円換算した価格で計算してあげないといけません。
ちなみに、決済通貨とは通貨ペア表記の右側のことを指します。
GBPUSDであればUSDが、EURJPYであればJPYが決済通貨です。
要するに、円以外の決済通貨の円価格を確認する必要があります。
例えば、GBPUSDでロット計算がしたい場合は、USDの円価格がいくらか確認します。現在のUSDJPYを調べて、147円だった場合、147円×10の値が④通貨変動値にあたります。
よって、以下の計算式となります。
②10,000円÷③10pips÷④1,470=0.68ロット
以下、計算例です。
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以上、最初は少し複雑に感じるかもしれませんが、慣れたら一瞬で計算出来るので、スキャルピングにも使えます。
また、ロット計算ツールもあるので、是非探してみるのもおすすめです。
重要なことは、どれだけ損切り幅が大きくてもトレードの損失を一定に保つことです。
是非この計算式を活用して、適正なロットでトレードしましょう。