JIMTOF2024 ブースレポート①
過去最多の1262社が出展したJIMTOF2024
2024年11月5日~10日までの6日間、製造業の巨大な祭典といっても過言ではない世界最大級の工作機械見本市『JIMTOF2024』が、例年通り盛況のうちに幕を閉じました。
コロナ禍からの回復を背景に、出展社数、来場者数ともに増加し、活気あふれる展示会となった今回のJIMTOF、金曜日来場者数は速報版で4万3,819人。これはコロナ前の2018年に迫る勢いで、総数も今回は16万2,670人と対2018年比で86%にまで回復しています。(2022年は対2018年比で約75%)つまり、コロナ前の2018年と比べて今年は9割近く回復しているってことです。
JIMTOF2024ブースレポート!
では!開催期間中にキンタンのX(旧Twitter)で投稿したブースレポートをご紹介していきます!
Xの投稿でライブ感も味わいつつ気になるメーカーさんの展示をぜひチェックして下さい!
▶ キャステムさんのワクワクするブランディングには惚れぼれします!
精密鋳造技術で高い実績を誇るキャステムさんの、3Dプリンタを使った方法で鋳物のコスト削減提案ができる『デジタルキャスト』
これだけでもグッとくるのにブースではさまざまなブランディングがハートを鷲づかみしてきます
”MIM(金属粉末射出成形)で何ができるのか” その見せ方がうますぎますって
▶ FANUCさんの『世界初の国際規格防爆協働ロボット』は必見!!
世界初の防爆協働ロボットの横で、ギガキャスト時代を想定した巨大なロボットがガンガンに動いている様は、さすがFANUCさん!
▶ マンヨーツールさんの新製品『六角ブローチホルダ』は旋盤用の他にマシニング用もご用意!
六角ブローチホルダの仕組みって誰が発明したんだろう? 天才ってすごいなぁってこの道具を見てると思います
▶ HORNさんの新製品『焼結チップブレーカー付きスーパーミニシステム105』
チップブレーカーで切りくずをコントロールし形状を整え分断することで、安定した加工が可能になりました!
▶ ギガ・セレクションさんのSUSクーラントホースと生爪は工場生産の強い味方!
オイルスキマや疲労軽減マットなど、工場で役立つアレコレを「高品質で低価格」で提供しているギガさん。工場の課題解決に、かゆいところに手が届くラインナップをチェックしてみては!
余談ですが、ギガさんでいただいた『ギガタいせんべい』が疲れた体にしみました。アメニティも展示会の醍醐味ですよね
南4階ホールでは、昨年のモビリティショーで発表されたTHKさんがつくったEV車の開発中、走行テストをした際に使用されたプロトタイプが飾られていました。
THKのEV向け先進技術をアピールするのに、大胆かつすばらしいPRになっています。
THKさんは免震装置やロボットなど他のガイドメーカーと比べて独自路線を走るので、ワクワクする仕掛けが多くて好きです。
ブースレポートの第一弾はいかがでしたか。
行った方は振り返りに、残念ながら行けなかった方々への情報として見ていただければ嬉しいです。
ブースレポートは第三弾までありますのでお楽しみに!
展示会情報をチェックするならキンタンが便利
キンタン -切削加工の技術広場- では、これから行われる展示会情報がチェックできます。あなたの課題を解決する出会いがあるかも知れません。
《参考資料》
JIMTOF2024ホームページ
JIMTOF2018ホームページ
第32回 日本工作機械見本市 ガイドブック【ニュースダイジェスト社】
生産財マーケティング10月号、11月号【ニュースダイジェスト社】