
自主大会優勝2回、準優勝1回 CL福岡2025 10-5 ピッピオーガポン
みなさんこんにちは。
大阪でポケカをしている、きんそん(@kinson_poke_18)と申します。
久しく記事を書いておらず2年ぶりらしいです。
前回はCL愛知2023直前にイベルタルを採用した空の封印石型ロストバレットの記事を書き、参考にしていただいた方が3位入賞してWCSの権利を獲得されました。
https://note.com/kinson_poke_18/n/n0c800d7e4e83
今回は2/15.16に開催されたCL福岡にてピッピオーガポンを使用し10-5でCL宮城の優先権を獲得することができました。
10-2で決勝トナメが少しチラついたとこから、今大会準優勝のクラシマ選手に種切れ負けしてしまい最後は3連敗で終わりました。
かなり悔しいですが、宮城でリベンジします。
バトルパートナーズのカードリスト公開以降は今回のCL福岡へ向けてこのデッキ1つに絞って調整を続けてきました。
シティリーグ、自主大会に7回出場し5回決勝トーナメント進出、うち優勝2回、準優勝1回、累計勝率72.2%とかなりの好成績を残せたのではないかと思います。
CL福岡直前に環境に台頭し、Tord Reklev選手が使用したことでも話題になった水オーガポンを採用した宝石バレットが今大会の注目デッキ筆頭かと思います。
早速今週の平日シティリーグでも複数上位入賞しています。
今回使用したデッキは流行りの宝石バレットとは異なり、闘オーガポン、マシマシラなどを採用し、博士の研究やナンジャモで山を進めて行くリーリエのピッピを軸にした構築になります。
リーリエのしんじゅ、プライムキャッチャーを採用しているため宝石バレットに対しても比較的有利に立ち回れると考えています。
今後シティリーグを控えている方にとって少しでも参考になれば幸いです。
1.バトルパートナーズ環境大会成績
1/18じぞう杯
予選
1. ドラパルト○
2.マンムー○
3.サーフゴー○
4.ドラパルト○
5.サザンドラ○
6.ドラパルト×
5-1 2位通過
トナメ
1.リザードン○
2.メタビート(リキキリン無し)○
3.ドラパルト×
7-2準優勝
1/25スパイクカップ
予選
1.ドラパルト×
2.ライコポン○
3.ドラパルト×
4.メタビート○
5.イバラドラパルト○
6.リザードン○
4-2 12位通過
トナメ
1.ナンジャモライコ○
2.ドラパルト○
3.ライコポン○
4.メタビート○
8-2優勝
1/26シティS3
予選
1.ドラパルト×
2.ドラパルト○
3.リザードン○
4.ナンジャモライコ○
5.ソウブレイズ○
6.ライコポン○
5-1 6位通過
トナメ
1.ナンジャモライコ○
2.ドラパルト×
6-2ベスト4
2/1ハチ兄ぃ杯
予選
1.ドラパルト○
2.ダイオウドウ○
3.ケッキング×
4.ライコポン○
5.ドラパルト○
6.ルガルガン○
5-1 7位通過
トナメ
1.ゾロアーク○
2.ライコポン×
6-2 ベスト8
2/2バツローグ杯
予選
1.ドラパルトサーフゴー○
2.カニパゴス×
3.サーフゴー○
4.ゾロアーク×
5.パオジアン×
6.サーフゴー×
7.オーダイル○
3-4
2/9ワデフェス
予選
1.ハラバリー○
2.ライコポン×
3.ライコポン○
4.リザードン○
5.ライコポン○
4-1 11位通過
トナメ
1.ドラパルト○
2.ドラパルト○
3.リザードン○
4.ドラパルト○
8-1優勝
2/11謙虚杯
予選
1.宝石バレット○
2.ライコポン×
3.オーダイル○
4.マンムー○
5.サーナイト×
6.ライコポン○
4-2
2/15.16CL福岡
DAY1
1.ブリジュラスザシアン○
2.ライコポン○
3.サーフゴー○
4.ゾロアーク○
5.ドラパルトサーフゴー○
6.ゾロアーク×
7.ハピナスマシマシラ○
DAY2
1.ドラパルト×
2.ドラパルト○
3.ブースター○
4.ドラパルト○
5.サーフゴー○
6.ドラパルトサーフゴー×
7.ドラパルト×
8.宝石バレット×
10-5 193位
累計52-20
勝率72.2%
2.公式大会実績
大型大会
2019 CL京都 8-2 20位
2022WCS DAY1 5-3
2023 CL横浜10-4 99位
2025 CL福岡 10-5 193位
シティリーグ
優勝2回
準優勝2回
ベスト4 3回
ベスト8 5回
2020〜21 CSPランキング7位
3.環境考察
バトルパートナーズ環境はメタゲームの進行があまりにも早く、読み切れない部分がありました。
個人的にはCL福岡数日前から話題になっていた宝石バレット、対策が薄くなり始めていたミロカロス(メタビート)あたりは少し増加すると考えていました。
一方でオーダイル、ヤドキングは動きや対策がある程度浸透してきたので減少すると予想していました。
結果として概ね当たっていたものの、オーダイル、メタビートが想定していたより多かった印象でした。
tier1
ドラパルト
タケルライコ
tier2
サーフゴー
リザードン
宝石バレット
tier3
ゾロアーク
サーナイト
メタビート
tier4
ブリジュラスザシアン
オーダイル
ヤドキング
ソウブレイズ
4.構築の経緯
今シーズンのシティリーグS1では大空洞ライコポン、S2では大空洞エンテイオーガポンを使用していました。
大空洞+オーガポン+αのギミックが個人的にかなり気に入っており、1/18のじぞう杯(新弾プロキシ可)で大空洞+リーリエのピッピ+オーガポンを試してみました。

じぞう杯では同じ方のドラパルトに2回負けました。ピッピの攻撃1回でドラパルトを倒せるため有利だろうと考えていましたが、全くそんなことはありませんでした。
ファントムダイブ200+60とヨノワールのカースドボム130で綺麗にピッピが2体倒されてしまうことがかなり厳しいです。
バトル場のピッピにリーリエのしんじゅをつけたとしてもカウンターキャッチャーで避けられてしまい効果を発揮できませんでした。
シティリーグを2日後に控えた新弾発売日にミロカロス、リキキリン、闘オーガポンのデッキ(メタビート)が3/3会場で優勝していました。
現状のリストではリキキリンで完全に詰むため対策が急務となりました。
全カードリストとにらめっこした結果、無理なく採用でき、一番有効と考えられる闘オーガポンを採用することにしました。
サーフゴー、ブリジュラスなど特性持ちのアタッカーも一定数存在している環境のため、様々な対面で腐りにくい1枚であると判断しました。
また対ドラパルトを意識して勇気のお守りを採用し、リーリエのしんじゅの枚数を2枚にしました。

結果的にスパイクカップ、シティリーグ共にドラパルトに2敗しました。
優勝、ベスト4なので結果自体は悪くなかったもののドラパルト戦を中心に根本的な部分から見直す必要があると感じました。
またこのタイミングでオーダイルという爆弾が投下されてしまい、そちらの対策も必要になってしまいました…。
ちなみに余談ですがこのタイミングで水オーガポンを採用した宝石バレットみたいな構築も検討していました。
こちらは1人回ししかしてませんが、今見返すと草案の叩き台としては悪くなかった気もするので、こちらへ舵を切っていた世界線も面白かったかもしれません。

構築とプレイングを見直した結果、2/1のハチ兄ぃ杯以降、対面練習も含めてドラパルトへの勝率がかなり上がりました。
vsドラパルト戦績(自主大会、シティ)
1/26シティリーグ以前 4-6 勝率40%
2/1ハチ兄ぃ杯以降 7-2 勝率77.8%
ここまで読んでいただきありがとうございました。ここから先は有料とさせていただきますが購入いただけますと幸いです。
ハチ兄ぃ杯ではこちらのリストを使用しました。
変更点を少し説明します。
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