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枕崎の鰹節

近所のお寿司屋さんの大将が、最近の鰹節は削るとスーっと削れないで粉になると嘆いてたので、こないだ枕崎に行った時に森画伯のお父さんに聞いてみたら、最近はこういう本格的なものを作るところは少なくなったそう。普通の市販の鰹節が20日くらいでできるのに対して、こういう本枯れ節というのは様々な工程を経て6ヶ月もかかるんだって。深いんだね。そして先日、枕崎のお父さんに送ってもらいました。カンナじゃなくて家庭で使うくるくる回すやつでやったんだけど、スーって削れてすごくいい匂いで、それだけでご飯がすごく美味しかった。削り口も輝いていて美しかった。枕崎は街を歩くと鰹節の匂いがして旅人としてはすごくいいところなんだけど、後継もいなくて大変なんだね。ちょっと色々勉強してみようかな。

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