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11/14(土)枕崎についてのオンライン旅講演。

枕崎は鹿児島県の薩摩半島の南にある街です。JR最北端の終着駅が稚内で、最南端が枕崎です。旅行作家、宮脇俊三の「片道最長切符の旅」という北海道を出発して、34日間かけた鉄道の旅でも、終着駅は枕崎です。つまりはそういう場所で、僕は子供の頃から枕崎と稚内には強い憧れがありました。

その後、縁あって枕崎の人と結婚して、僕はこの街を知るようになりました。最南端の終着駅という印象から始まり、街を色々見て、今では他のいろんな魅力を知るようになりました。中でも今年の4月、5月と2ヶ月枕崎に滞在したことはとても大きなことでした。嫁の祖父の法事で枕崎に行き、1週間で帰るつもりでしたが、緊急非常事態宣言がでて、仕事がすべて止まり、帰るに帰れなくなったのです。詳しいことは吉祥寺キチムのZineに書きましたが、自主隔離期間が過ぎ、僕は街を散歩したり、調べるようになり、できるかどうかわからないけど、いつか枕崎について語るイベントをしたいなと思っていました。

6月に東京に帰り、コロナと共に生きる生活、仕事が始まりました。不安は消えないけれど、色々再開していく中で、「オンライン」という新しいイベントが始まりました。この形式のイベントも、まだ試行錯誤の段階だと思うけど、色んなところから頼んでいただくようになりました。そんな中で、NHK文化センターさんから、どこか街のことを話す講座をして欲しいと声をかけていただき、僕は思わず「枕崎なら今、話したいです」と言いました。僕はちゃんサネさんや、野口たくおさん(いずれも鹿児島で活躍している人)のように鹿児島のメディアで仕事をしている人ではないので、人を集める自信はないし、僕のイベントとかにきてくれている人も、枕崎に興味ない人も多いでしょうから、イベントとして成立するかはいまだに謎なんですけど、担当の小野さんが決断してくれ、実現することになりました。これは僕がよくする「街について語るライブ」の中でも、特別なものです。みんなよく知らないんだから。すぐには行けないんだから。なので、とりあえずは家にいながら「南の終着駅、枕崎」を旅したような気になる感じにしたいと思います。写真はたくさんあります。でも、ライブ用に撮った写真じゃないけど、色々工夫して、案内します。また、枕崎や南薩摩地方に住んでいる人にも、旅人が枕崎の街をどう見ているのかも新鮮に映るのじゃないかと思っているんで、ぜひ、参加して欲しいと思います。みんな、色々宜しくね。いつか、枕崎に集合してリアルライブもしよう。

イベントは1ヶ月後の11/14(土)14時からで、90分を予定してます。申し込みも始まりました。こちらからです。これからたまに枕崎情報をここやTwitterとかでもアップするね。


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