藤沢に行ったよ
こないだロケで藤沢に行ったよ。これはホームにあった売店。2006年に湘南電車と言われる車両が引退した時にオープンしたキオスクで、今はコンビニ型のニューデイズになってるよ。
藤沢は昔から交通の要衝にあって、東海道や大山道、江ノ島道など、様々な人が行き交う場所だった。鉄道の時代になってもそれは同じで明治20年に東海道本線が開業して、その後江ノ電、昭和4年には小田急江ノ島線も開業した。鉄道の開業とともに街の中心部も移り、周辺は別荘地、住宅地として開発された。今も趣のある家がたくさんあるよ。ロケは鵠沼周辺だったんだけど面白かった。「鵠沼」(くげぬま)って難読地名だよね。そこを探る旅になってそれも興味深かったよ。オンエアは9月かな? お楽しみに。
それにしてもこのホームの売店は面白いな。車体番号の表記も国鉄時代の80系のこだわりが感じられるよ。でも全体像を写すと一台の車両になって、後ろに行ってみるとこの記事のタイトルのとこの写真のように車両の横のドアになってるのでちょっとキュビズム的な感じもあって面白かったな。
藤沢は東海道の宿場町、駅周辺、鵠沼、江ノ島といろんな顔を持つ街で、奥が深くて散歩が楽しい街。小田急の藤沢駅は埼玉の飯能駅と同じで平地なのにスイッチバックというのも珍しいしね。またゆっくりいって色々調べてみたい。