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drugpapaアルバムセルフライナーノーツ第4弾"kimochieeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!"

きもちええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええけけええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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こんにちは、私陰性です。金星です。はい,洒落になってないですね。 今回はサブスク解禁記念4弾,bandcampにて2021年10月14日にリリースされた、バンド史上最大数の曲を誇る、"kimochieeeeeeeeeee!!!!"のセルフライナーノーツを、金星と原、そしてボーカルのシロメがお送り致します。
リンクを押すと無料で聴けます↓(今回はサブスク版の曲順となっております。)

総評
金:推薦に落ちて一般で頑張ろうとしている時に、ちょうど架空旅行23なる名曲が生まれてしまったもんだから、これはアルバムに入れて告知しないとな,と思い覚醒期以上に曲数の多いアルバムを制作してしまいました。
このアルバムに時間かけすぎて、志望校落ちたのは自業自得というか笑。まあ,いいアルバムができたので結果オーライですね。
アルバムタイトルはキラー仮面やステハゲが連呼してたキモチェーからですね。この時グループラインで言いすぎて、つい日常生活でも言っちゃうというちょっとしたハプニングがあったりなかったりしましたね。
友達から,「気持ち悪い」と言われた記憶は一生忘れませんね笑。

シロメ:このアルバムはとにかく歌入れを急がされました、心身共に鍛えられました、2021年秋冬、あの時期ずっと喉がやられてました。
ツイッターにスペースの機能が搭載され、受験生であるメンバーとも毎日のように打ち合わせができてしまい、結果なぜか一曲目をdrugpapaメンバーみんなが大好きなマッチャポテトサラダさんに担当していただくという謎のノリに笑
自分が歌う曲のトラックをほとんど担当してくれてる原君との話し合いも深夜になれば、drugpapa尖りすぎてるよね、ヒットしたいよね、当てなきゃならないよね、と使命感のようなものを帯びたりしました。そんなこんなで裏テーマに「キャッチー」であることを意識しつつ、金聖君をmeme的に昇華して世界に羽ばたかせようという意味合いも込めて、半ば強引にアルファベットで当時彼の口癖だった「キモチェー」をアルバムタイトルに表記してしまえ、歌詞にしてしまえ、曲にもしちゃえという安易かつ大きな野望のもと、真心を込めて制作されました。かつてないほどの労力でMVも撮影しました。楽しかったですしメンバーの編集で素晴らしい作品になりましたが、軽くトラウマです笑
結果的にみんなで歌えるような曲もありつつ、drugpapa的な攻めた曲がたくさん入った全部盛りみたいな作品になったと思います。
3人体制で最もシロメとして仕事が多くさせてもらえました。感謝。

1:kimochieeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!feat.マッチャポテトソラダ
作曲:マッチャポテトサラダ
アレンジ:金
金:オープニングトラックはマッチャさんがデモトラックを作ってくれて、それを金星がアレンジ。鈴みたいなメロディを生かそうと思って、最終的に和モノテクノみたいな感じになりましたね。和モノって単語嫌いなんすけど、この際表現に困るんで仕方のないことですね。
シロメ:スペースで盛り上がって、みんな大好きmpsさんに1発目を作ってもらってヤッター!ってなってました。MVは極寒の中頑張る3人。

2.Internet mutant I
作曲:原 アレンジ,歌:金
金:ノイズに傾倒していた頃の原君の楽曲。終盤に行くに従ってキモチェー声が怖くなるのが狂気を感じる笑
シロメ:原君がソフィーにハマりまくってた時期に作った攻めたトラックに、なんとかボーカルをのせてみた実験的な楽曲。金聖君が最終的にすごいことにしてくれた。ここで聴くのやめないで!笑

3.架空旅行23時
作曲:原 歌,歌詞:シロメ
金:これは名曲ですね。この曲をきっかけにdrugpapaを知った人も多いんじゃないかな。歌詞もシロメさんの皮肉じみた都市観か冴えててキモチエすね。
シロメ:この時期本当に毎日のように原君と打ち合わせしていて、曲の話や、drugpapaメンバーのリアルな生活、どんなことが好きか嫌いか、過去やら深い話や口癖や愚痴、あらゆる空気感をやっと共有できたタイミングで、このタイトルがついた生音のベースがかっこよく跳ねたトラックを提供してもらって、俯瞰で見た3人をどれだけ切り取って映えさせられるか、歌詞と歌い方でそれまでのやり方や自分を捨てて、drugpapaの音になり切って作りました。MVも本当に面白い。ライブでも盛り上がる。この曲は自分にとっての突破口でしたし救われました。

4.96-92
作曲:原 歌,歌詞:シロメ
金:覚醒期の反面、原シロメコンビの名曲率が半端無いですね。本当にごめんなさい笑
この曲もライブ映えしてましたね。またやりましょう。
シロメ:これも原君からロックなトラックが送られてきて、音に忠実に、ちょっとエモい雰囲気で、なおかつ歌詞にキモチェーを折り込むという作業、難しかったです。歌録り直したい。今聴くと、難儀な中古のカードコバーンって歌詞よく思いついたなと思います。

5.透明電波
作曲:原 歌,歌詞:シロメ アレンジ:金
金:アレンジを担当しました。この浮遊感が良いですね。ひろゆきのサンプリングも何故かしっくりくるのも、おそらくdrugpapaマジックなんでしょう。名曲ですね。
シロメ:やっぱりこれも原君から提供してもらったトラックに歌入れしたんですが、本格的にハモリを入れたサビと、不思議な歌詞を書いてみました。drugpapa的な世界観を損なわない歌もの、という挑戦は本当に刺激になりました。

6.tense feat.カルキンくん
作詞作曲:金 歌金聖、シロメ
金:当時group_inouの持つ無機質なポップさに惹かれ制作。金星が歌ってますけど、本当はオルフェウスに頼もうとしたら、卑猥な単語を使ってたのでアカウント停止を食らわされました。オルフェウスは自動音声ボーカロイドなので、今後ももっと使おうと思ってたのですが,ここで歯止めが来てはもう致し方ないというか、そんなことがありました。
シロメ:3人で歌える曲をやろうと送られてきたトラックはめちゃくちゃ高速でややこしいリズム、びっくりするほど攻めで、使ったことない頭を使いました。正解が全然わからなくてヤバかったです。ライブでやってみたら楽しかった!

7.Chinaは私の故郷でした
作曲:金
金:大晦日の日に完成。確か八神純子の何かの曲だった気がするけど,こういうの結構忘れるんですよね。なんとなく夜明けをイメージさせる曲です。

8.DRUM悟空
作曲:金
金:ドラゴンボールのシーンを乱雑にカットしてます。Internet clubが当の先にやっていましたね。

9:seas electronic 
作曲:金
金:電気グルーヴも"A"にて大々的にサンプリングしていた、Listening to Music/A Child's Garden of Grassから会話パートをサンプリング。ムーディーでいい雰囲気出してますね。


10:kimochieeeeeeee!!!!!!!!!!!!!!
作詞作曲:金
金:キモチェーシリーズ第二弾、このシリーズは当時自分がキモチェーと思っていたサウンドを曲に入れるようにしました。これはパソコン音楽クラブとさよひめぼうの影響が大きいですね。ガバ特有のサイドチェインをどうにかガレバンで再現できないかと思ったらあっさりできました。多分ガレージバンドでやった人いないんじゃないかな笑
このやり方を活用して,フューチャーファンクでも同じ手法を取ったりしてます。


11:Internet mutant II
作曲:原、金
金:ミュータントシリーズ2弾。vaporwaveからノイズまでもうやりたい放題でしたね。このアルバムを好んで聴く人がいたら熱い握手を交わしたい。
12:捻挫beats feat.sango nenza
作曲:サンゴネンザ、原祥太
金:珍しくサンゴネンザさんからの提供曲。リズムトラックへの拘りが垣間見える良曲。

13:kimochieee!
作詞作曲:金
金:キモチェーシリーズ3弾、hiphop色の強い曲がやってきました。一つの曲から二つも派生曲ができることが証明したので,今後はその派生だけでアルバムを永遠に作る企画でもしたいですね。

14:King kazma/virtual lounge/You'll Easily /世界は笑う
作曲:金
金:サブスクでのトラック最大収録曲数が21曲だったので,やむを得なく最小限に留めました。カズマは本当にサマーウォーズのサントラからサンプリングしてます。バーチャル感がたまらないですね。続いてyou'll easyはポルノハブのCMからとっています。急にエロをぶち込むという、drugpapaにありそうでなかった展開。そのまま次の曲、 世界は笑うはなんかの受験に合格しました的なニュース映像がYouTubeのおすすめ欄にあり、虫唾が走ったので低速にして曲にしてみせました。なんやねんこいつ。

15:冬のpoolside
作曲:原 アレンジ:金
金:原くんがデモを作ってくれたので、タイトルを喚起させるようなイメージでアレンジ。このやり方が一番しっくりきますね。原くんが演奏者で、シロメさんがボーカル。そして金星がプロデューサーっていう笑 もうバンドの形式は古いですからね。この曲も絶妙なうねり加減が好きですね。

16:崩壊都市collapse city
作曲:金
金:確かakb48のアカペラ動画みたいのがあって、それを使おうと思って制作した曲。ニューエイジ感が出せて満足です。

17:diverdown
作曲:金
金:聖闘士星矢のボイスサンプリングしようと内容も見ずに適当にYouTubeからダウンロードしたら、綺麗なピアノトラックが流れてるトラックがたまたまあったので,そのまま活用しました。YouTubeでダウンロードしてサンプリングすることを,自分はyoutublingと呼んでるんですけど、浸透しないですかね。ダウナーな気持ちで終盤へと向かう感じがアルバムっぽさを取り戻した感ありますね。

18:fibromyalgia airline
作曲:金
金:空港で流れている曲をイメージして制作。これを聴いた父親は、"take off and landingか?"と一蹴。まさにその通り、中2の時あのアルバムがどれだけ響いたか、その影響は計り知れないですね。midi音源で,70年代のヒット曲を使ってます。原くんは,この曲調でアルバムが聴きたいと言ってました。仰る通りであります。

19:attention pls?
作曲:金
金:前曲の続き。ガレバンに便利なリバーブ機能ってのがあるんですけど、それを使って全曲をアンビエントに変形。きもちえすね。

20:replies復興都市
作曲:金
金:16局目の続き、こっちのバージョンの方が気に入ってます。

21:maybe
作曲:原
金:これも原君の中では屈指の名曲ですね、畳み掛けるようなメロディが堪らないすね、やっぱり音楽の基礎を学びたくなりましたチェスなね。


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