ここ半年、1番見たかった海外バンド、Khruangbinの初来日公演@渋谷Club Quattro
ライブで受けた熱を忘れないうちに感想書きたくて、クアトロ近くのカフェに飛び込んだ。家まで待てない。なるべく記憶が鮮明なうちにiPhoneにメモを残す。※しかしながらnoteにUPするのを忘れていた
客層は20代後半から40手前までといったところ。騒ぐお子ちゃまもくたびれたオジサンもいない、オトナだけに許されたファビュラスでFUNKな夜。ステージしっかり見たいのに、つい目を閉じてしまう。あれ…ココどこなんだろう…どこかわからないけれど異国のバー(バンコクあたり?)のテラス席で飲むお酒3杯目あたりの気持ちよさ。き、気持ちいい!転調かけたりリズムを変えながら次、その次の曲への誘われ、ふと現実に戻る賢者タイムを挟むことなく最後まで没入させてもらった感じ。それがとっても嬉しかった。
坂本九さんの「上を向いて歩こう」をやってくれたりと、日本のファンへのサービス心も垣間見える。そして代表曲「Maria También」の盛り上がりは尋常じゃなく、後方のドアまでぎっしりのお客さんがそれぞれ思い思いに体を揺らしていて私も思わず心地よい汗をかいた。
アルバムやMVでのイメージと良い意味で違ったのは、想像以上に「魅せる」バンドであったと言うこと。演奏しながらメンバーは踊るし、その振りもまた計算されていて目でも楽しめるライブだったのだ。
アイドルではないアーティストのルックスについて褒め称えるのは些か野暮ではあるが、嗚呼、ローラ・リーがカワイイ!(”カワイイ”ってcuteとsexyとbeautifulとcool全部混ぜ込んでいい便利な単語なんですね)気づくと目で追ってしまう白いふわふわフリルのミニドレスに媚びない微笑。 漆黒のパッツンヘアーも首を降るたび弧を描いてゆれ、アクセサリーのよう。 そして骨太なベース音にギャップ萌え。甘さ控えめなのにめちゃくちゃバニラのいい香りするケーキみたいだ。全然伝わらないとは思うけど。
そうか、わたしローラ・リーになりたかったんだな。来世に期待。