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私の挑戦。性格を変えるって大変だけど、その気になればできる。

どうしてこんなことやってるんだろう…

そう思うこともあります。

私の挑戦は、
終わりがあるのかどうかもわかりません。

少なくとも明日に終わることはないだろうし、
ゴールが近いということもまずないと思います。

でも、私は挑戦し続けています。

少しずつではありますが、
着実にゴールに近づいている気はしています。

家族を大切にするため、
人生をより良くするために、
取り組んでいること。

それは、怒りの感情のコントロールです。

なんだそんなことかと思う方もいるかも知れません。

でも、イライラしやすい性格の人が、怒りの感情と向き合うことはとてもとてもハードルが高いことなのです。

私が取り組み始めたきっかけはもう覚えていませんが、

家族を愛すると決めたこと、怒りの感情に任せて家族と接していては愛するとは言えないというモットーができたおかけで、今もなお努力をし続けることができているのだと思います。

まだまだ自分が納得いくほどの成果は得られていませんが、家族からは怒る回数がかなり減っていると言ってもらえる程にはなりました。

この記事では、すぐに怒る人から簡単には怒らない人に変わった心境の変化と、学んだことを書きたいと思います。

私が感じる怒りのストレス

身近な人、家族との喧嘩で得られたストレスは、
やり場が無く、かつ、瞬発力がとてもあります。

一瞬の感情の高波に、一気に自分が飲み込まれてしまいます。私は結果としてよくモノにあたっていました。

幸い、人に当たるほどの度胸は持っていなかったため直接的に周りへ迷惑をかけることはありませんでしたが、モノを蹴っ飛ばす、壊すという行為は、間接的にはかなりの悪い影響を与えていたと思います。

怒る時に感じるストレスが、自分にとってはとてつもなく大きな負荷でした。

自問自答地獄

では、感情の渦にのみこまれた状態から脱出する力を手に入れるために取り組んだことを紹介します。

行ったこととしてはシンプルで「自問自答をし続ける」です。

質問はただ一つ。

「今、あなたはどんな状態?」

これを自分に投げかけるだけです。

特に感情が大きく揺れている時に質問し、どんな感情なのかをひたすら答えます。

可視化したかったので、私はひたすらノートに書きました。

私は感情の中でも、怒りの感情をコントロールしたかったので、苛立った時は欠かさずペンを取りました。

やっていることは簡潔明瞭なのですが、継続することは地獄でした。

なぜこんなことをやっているのだろうか。

こんなことをやって効果は出るのだろうか。

と、自分を疑ってしまうこともあったし、
辞めてやろうかと思ったこともありました。

まるで、地獄で石を積み上げては閻魔様に崩されて、また積み上げては崩され…を繰り返している感覚でした。

ただ、上述したように、
家族との関係を良くしたいという想いだけは揺らがなかったので、なんとかここまで続けることができています。

なぜ、自問自答が良いのか。

それは自分を客観視できるからです。

人は他人が取っている行動に対して、冷静にコメントすることができますし、
自分の悩みより他人の悩みには的確にアドバイスができたりします。

この関係を利用しています。

また、EQ(心の知能指数)の本を読み漁ったところ、最初のステップであり、かつ一番重要な取り組みが、今の自分の状態を知り客観的に見ることでした。

こうして私はひたすら、
「あー、今自分は怒っている。」
「少し苛立っているな。」
「怒りの度合いとしては90%くらいか」
といったように、自分に回答することを心掛けました。

考え方の変化

それでも怒りの感情は次々にでてきますし、
感情の渦から抜け出せずに爆発することもあります。

感情のコントロールをしよう!と決めて、次の日からパタっとできるようになることは、まずありません。

でも、自問自答(客観視)を続けていると、心境に変化があらわれました。

以前は感情の渦にのみこまれたら、なりふり構わずブチ切れるという一択だったのが、

今ここで感情に任せた行動を取るべきか?そうでないべきか?という選択肢が出てきたのです。

怒鳴ったりモノに当たったところで相手が素直に自分の言うことを聞くはずもないという冷静さが生まれました。

圧力でその場では相手に言うことを聞いてもらっても、関係性は悪化しています。

仮にその場が自分にとっては良くても、家族との関係性に負債が生じ、後々取り返しのつかないこととなるでしょう。

それは絶対に避けなければならない。

目先の自分の利益より、後々の家族全体の幸せを考えられるようになりました。

取り組んでよかったこと

怒鳴られた側の気持ちを考えたことがあるか?

こんな当たり前の考えが、感情にのまれている時にはできませんでした。

今までの私の人生で、怒鳴られたりブチ切れられたりしたことはあります。もちろん良い気分ではありません。

にも関わらず、その時は怒られた側の気持ちが考えられないのです。

むしろ間違ったことをしたのだから、怒られて当然くらいに思っていました。

自分の正義を振りかざして、他人を攻撃するなんてとても危険な行動です。

ふと立ち止まって、自分を見直す習慣は人間関係においてとても大事なんじゃないかと思います。

少し話が逸れましたが、怒りの感情をマネジメントしようとして得た発想です。

この考えがより良い家族関係・人間関係を構築できることを願っています。

この記事を書くにあたり、家族に私が怒りのコントロールができているか聞いてみました。

・怒る回数は確実に減っている。
・ケンカをした後、普通に話せるまでの時間が短くなった。
・これを言ったら怒りそう…という気を遣わなくなった。
・信頼できる。関係性が良くなっていると感じる。ありがとう。

このようなフィードバックをもらいました。
ここまでやってきて本当に良かったです…。

今後の展望

今は怒りの感情にフォーカスして取り組んでいますが、他のことにも応用ができると思っています。

落ち込みからの回復スピード、先延ばし癖、集中力など、

コントロールできるはずのことが、自分自身の中にある何かしらの力によって妨げられていることは多いと考えます。

その邪魔を断ち切る力が身につけられると思います。

今後はもっと自分自身をコントロールして、本当にやりたいことができる人生にしたいです。そして、家族を愛し続けたいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

(おわり)

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