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誕生日は自分の生まれたことを感謝する日

「誕生日は自分の生まれたことを感謝する日」以前ネパールのある村の方がそう言って誕生日を迎えた話を聞きました。
ネパールも地域ごとに風習などが違うので、その村だけなのか、ネパールなのかはわかりませんが、朝からお寺に感謝に行き、皆からプレゼントをもらうのではなく、自分で料理して皆に振る舞うそうです。とても素敵な考え方だと思ったことを今も覚えています。

誕生日というのは生まれた日であって、毎年来る誕生日は厳密には誕生日ではないので、皆さんそれぞれに考え方はあると思いますが、
生まれてから、一年、一年、明確に年を重ねた日なのでお祝いすることはとても良いと思います。特に子供は喜びますし、親は子供の成長を改めて実感できると思います。

お母さんが身体を痛めて、生まれることが出来て、そのお母さんの両親、おじいちゃんおばあちゃんがいてそのお母さんは生まれ、ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんがいたから、おじいちゃんおばあちゃんが生まれています。もちろんお父さんがいないと生まれてこれないので、同じようにその両親、祖父母、曾祖父母と何代、何十代の先祖がいて命が繋がっているということを考えるにはとても良い機会だと思います。

命を繋げてくださった両親や先祖への感謝は、その日だけでなく、日々そういった心で過ごすことができるのが一番かと思いますが、誕生日という日にそのことに改めて意識を向けることも、とても素敵なきっかけになる気がします。

もちろん肉体的に命を繋いでくださった両親や先祖だけでなく、いろいろな縁や助け、恵みの元に私たちは生まれてこれました。
生まれる時にお世話になった、お医者さん、看護師さん、生まれた後にお世話になった多くの方々にも感謝の心を向ける良い機会にできたらと思います。

プレゼントもケーキも良いと思いますが、モノや行為だけではなく、命の繋がりに目を向けることと感謝の心がとても大事なんだと思います。
子供には、生まれる前、生まれた後、多くの繋がりの中で生まれて、今日という誕生日を迎えれているということを伝えて行けたらと思います。

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