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色合わせのやり方

需要があるか分かりませんが、
普段自分が何気なくやっていることを
言語化するのも大切かと思って、
作品を作るときの色合わせについて書こうと思います。


とはいえ、厳密にやっているわけでもなく、
大雑把に、なんとなく、それらしく。
が、基本です(笑)


そもそも作品を作る時に、
テーマがあったりなかったりなので、
手持ちのビーズを適当に眺めるところから
スタートすることも多いです。


大体、ビーズは好みの色ばかり買っているので、
似たような色が多いです。
ピンク・紫・赤・白・クリア・青…などなど。


色合いを決めていく時に、一応頭にいれているのがこれ。


ざっくりとですが、大きなカテゴリーとして、
「寒色」「暖色」をまず決めて
(図に載せてないけど「濃いめ」「パステル」とかも)
そこからメインカラー(一番目立たせたい色)をひとつ決めて、
あとはメインを引き立てる色を合わせる感じです。


色の関係性のこの考え方は、
撮影の時にも一応頭にいれています。
えぇ…ざっくりと。


あとは色の割合

メインになる色、多め(ざっくり)
補助になるメインに近い色(もしくは万能の白・クリア)、ちょっと多め。
アクセントになる色、ほんのちょっと。


感覚で判断してやっていますが、
よくインテリアで言われるのは、
ベース・アソート・アクセントカラーの3種類で
【7:2.5:0.5】が黄金比と言われてますね。
そんな感じです(ざっくり)


それから、アクセサリーなので、
必ずといっていいほど金属の色が見えます。
この色もアクセントとして使うこともあれば、
比率とは全く別枠のカラーとして扱うこともあります。
(その場合は、絵画でいうなら額縁的な役割として考えます)

色の数は、全体で3〜4つくらい。
それ以上になると、収集がつかなくなるので。。


たとえば、このコスモスピアスでいくと。



メインは真ん中のピンクパールの色。
これを中心にピンクの濃淡でベースを構成し、
補助的にピンクに近い赤、
万能パールホワイト、クリアカラー、
アクセントとして、(ほぼ見えない)ブラウン。
そして金色です。

これはほとんど、暖色系赤グループと白・クリアでまとめたものですね。



アクセントとして補色を使う場合もあります。
補色とは、さきほどの図で言うと、
それぞれのカラーの対面の位置にある色のこと。

このカラーの関係は、
はっきりする・引き締める効果があります。
しかし使いすぎると、どぎつくなるので、
ほんとにアクセントカラーというやつです。


たとえば、木の実のピアス。

これは、メインが金色(黄色・オレンジ系)で、
補助のホワイト、ブラウン、ブラウンに近い薄いピンク
そしてアクセントカラーに紫。

金色をはじめとする同系色と白でまとめてもいいですが、それだとなんか地味。
この紫が少し入るだけで、引き締まって見えます。


もうひとつ、これも。
図の関係性とは、少しずれてますが、
補色の関係に近い色合いです。

ホワイトが多めですが、
一番目立たせたいのは真ん中の黄色。
補助カラーの薄めのオレンジ、ホワイトとクリアカラー、
そしてアクセントとして、水色です。


大体いつもこんな感じで
色彩理論の枠組みに大雑把に当てはめて考えてます。
あくまでそれっぽく。のレベルですが。


細かい色合いの相性に関しては、
こればかりは実際に見て判断するしかないなーと思ってます。
なので、実店舗に材料を買いに行くときは、
かなり長い時間、色合わせに使ってます。


めちゃくちゃ頭が疲れます(笑)
糖分補給用のお菓子と水分、必須。


あとは、ピンタレストとかInstagramとか。
なんでもいいんですけど、SNSを使って
気になる色合いのものは保存して情報収集。


私が参考にするのは、
インテリア、イラスト、ブランドの商品広告、
カラースキーム、結婚式の装飾・ブーケ、風景などなど。

日々情報収集して、
自分の好みと色彩の感覚を養い、
ひたすらインプット・アウトプットの繰り返しです(笑)

地道な作業ですが、
こういうのも楽しいものです😊


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