見出し画像

「ヴィンチェンツォ」を少し語る

Netflixドラマ「ヴィンチェンツォ」、実は4話めまでは「うー、これ、見続けてて大丈夫・・・?いつ止めよう・・・」とおそるおそる見ていました。が!!!5話め以降から「こ、これはっ」と引き込まれて行き、配信が楽しみで仕方がない状態にまでなりました。好きなドラマは何回でも見る派です。1周目はストーリーを追うことに必死ですが、2周目は伏線に気づけ、3周目以降は余裕をもって見ることができます。現在3周めの6話めです。「梨泰院クラス」「サバイバー」ときて、「ヴィンチェンツォ」はわたしにとって3つめの韓国ドラマ。なのでまだ「韓国ドラマあるある」みたいなのはわたしにはわかりません。恋愛要素が好きじゃないのでそういうドラマを避けて見ているせいかもですね。この時点で「ヴィンチェンツォ」を見ていて思ったことを以下にとりあえず2つ。これからも気づいたことを追記していきます。ネタバレを含むので今から見る方は読まないほうがいいと思います。


・元検事のチェ弁護士は、最後「女ではなく怪物だ」とヴィンチェンツォに言われてしまいますが、わたしの見方では、最初の方のガツガツ感は「検察庁という男社会にうんざりした、仕事ができる女の復讐」。なにかと隠蔽させたり横のつながりを重んじる上司や社会に舌打ちするシーンが時折出てくるんですよね。物語の半ばあたりから「のし上がりたい」という気持ちから、「何が何でも自分のチカラで屈服させたい」というものに変わってきたような気がします。


・前半の提携先は眞露のマッコリ(たぶん)とチャミスル、後半はkopiko。


・ギルバート(ギルボッ)を初めて見たはずのトトさん(イタリアンレストランのシェフ)が、「どこかで見たような・・・」と言うんですが、映画かドラマで共演してるとか?「ヴィンチェンツォ」は映画やドラマのパロディもたくさん含まれているらしいのでそのひとつ?「偽パク・セロイ」と言われたあの役者さんが初登場した瞬間「そのヘアスタイル、“梨泰院クラス”のパク・セロイやん」と思いました。「北の兵士」と言われたあの役者さんは「愛の不時着」(見てないけど)に出ていたらしいですね。やたらと「パラサイト」のモノマネをさせられるシーンもよかったなあ。ついにはヴィンチェンツォにもさせられて笑いました。


・ヴィンチェンツォを「兄貴」と呼びだしてから、ハンソのスーツが高級そうなものではなくフツーっぽいのに変わっていきます。ヘアスタイルもビシッとキメたオールバックではなく、ラフな感じになっていったような。そういうところでもハンソの気持ちを表現しているんでしょうね。


・現ヌートリアは、元白衣の看護師やったんかーい。


・ソン・ジュンギがネトフリの特別映像で、ヴィンチェンツォ以外の役なら何の役をやりたいか?という質問に「チェ弁護士」と答えていました。確かにあの役は、感情をあらわにする憎たらしい悪役で役者としてはやりがいがありそうです。



いいなと思ったら応援しよう!