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ママ友は必要か問題


ママ友は必要か不必要かとたずねられたら、わたしの答えは「期間限定で必要」です。


コドモが乳幼児~小学校低学年くらいまでは、やはり一人でコドモのケアというのは難しいと思うんです。人間の子育てというのはひとりでやるようにはできていない。自分が乳幼児を抱えているときも薄々感じてはいたことが、数年前にこの番組を見てそれが確信に変わりました。



そもそも人間社会がどう作られてきたのか、ということなんですよね。人間がひとりで子育てをするようプログラムをされているなら、ひとりでコドモをケアしていても楽しくて仕方がない人の方が圧倒的に多いはず。そうではないなら、本来のあり方とは何かが違っているということです。


よって、コドモが小さいうちは、自分以外にもコドモのケアをしてくれる人の存在が不可欠です。ほんの30分でもいいから、コドモに危険がないよう見ていてくれる人は、いればいるだけいい。家族や配偶者、行政にそれが期待できないなら、それを助けてくれるママ友という存在は必要です。


小学校の低学年くらいまではそんなママ友がいたほうがいい。とは思うのですが、小学校に入ってしまえばもう必要はないかなと。小学校入学や学校生活の情報網として必要?と思ったこともありますが、ママ友が皆無でも学校や行政からの連絡は来たので全然大丈夫でした。ママ友がいないから情報が入ってこないなんて事態にはおちいりません。もしそのせいで情報が入ってこないなら、それは学校や行政の問題かも。


息子1が小学校2年になるときに引っ越しをしたので、コドモが小さいときにお世話になっていたママ友とは一切の付き合いがなくなりました。新しい土地では、顔を見るとあいさつをするくらいのママ友(ママ友というより単なる顔見知り)は2~3人いましたが、参観日や役員会で見かけても特に話すわけではありませんでした。


そうなると保護者の集まりではいつもボッチです。でも、ボッチがイヤだからと話しかけるのもなんか違う。その人と友だちになりたいわけでもない。となれば、その場のしんどさは自分がやり過ごすしかありません。役員会は決まった時間その場にいなければなりませんでしたが、参観はコドモに「来たよ」アピールだけして5分ぐらいで帰っていました。授業を見ても退屈だし、早く帰ってネットサーフィンをしていたほうが楽しいからです。


そんなわけで「ママ友は期間限定で必要」だと考えていますが、前述したように、コドモを危険がないよう見ていてくれるなら別にママ友じゃなくてもいいんです。セーフティネットとしてママ友しか頼れないならコドモが小さいうちはママ友は必要だよね、というのがわたしの考えです。


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