見出し画像

大阪のおばちゃんってこんな人多い

大阪のおばちゃんはトラ柄を着ているだけが特徴ではありません。

まず大阪のおあばちゃんはおせっかいだけど親切。


以前、私が仕事で大阪のある町で訪問先へ向かっていた時のこと。

道に迷ってしまったみたいだったので、

家の前で掃き掃除をしていたおばちゃんに

「すみません〇〇町に行きたいんですけど」と聞くと

「あーそれならこう行って、こう行ってね」と親切に教えてくれました。


しかし、教えてくれた道ではたどり着けず…

「あかん、戻ろう」

ともう一度その家の前まで戻ってくると

おばちゃんは家の前で待っててくれました(^▽^;)

「ごめんね、ウソ教えてしまったみたいやわ」

とすまなそうに待っていてくれたのです。

しかも、息子さんに地図を書いてもらって。

普通、ここまでおせっかいしませんよね。

疲れ切っていた私の体は、このおばちゃんの姿で一気に元気が蘇ってきたのは言うまでもありません。


■言いたいことはカーブを付けて言う


大阪にはアーケード街と言われる商店街がよくあります。

そして、自転車禁止のところもいっぱいあります。

そんなことお構いなしに自転車のってる女子高生をみると

「ちょっとお姉ちゃん!」

「べっぴんさんはな、自転車おりて押さはるよ~」

と、直球ではなくカーブをつけてダメ押しします。

直接いわれると腹が立つことも、褒めてるのか怒られてるのかわからないようなカーブで来られると、言うこと聞きたくなりますよね。


■大阪のおばちゃんは褒め上手、叱り上手


「兄ちゃん、イケメンやな」とお店の人を笑顔にしておいて

「3つ買うから、ひとつタダにしてな!」と小さくおねだり。

その代わり、次に来るときは友だちを連れてくるという合わせ技。


また、子どもが乱暴な言葉使いをすると…

「悪いこというのは、どの口や?この口か?」

と子ども自身を追い詰めず、「口」のせいにして子どもに考えさせます。

この「どの口が言うたん?」は大阪人なら子どものころから一度は言われてることでしょう。


■自分も相手も笑顔になれば快く過ごせる


大阪のおばちゃんは愛嬌があります。

それは、いつも楽しく過ごしたいからです。

人の役に立つことは楽しみながら進んでやります。

たくさんの人を巻き込みながら少しでも日々の暮らしが楽しくなるように。

お得な情報は独り占めにはせず、周りにも教える。

みんなで喜ぶ。

「喜びは2倍にした方がいいよね」という考え方。

    参考文献:前垣和義著「大阪のおばちゃんに学ぶ愛嬌の極意」


大阪のおばちゃんって「ウザいよね?」


なんて言わないで温かく見守ってくださいね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?