![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/93997042/rectangle_large_type_2_36643214e3a7ecec9fbfda302a5f5e40.jpeg?width=1200)
「有馬記念 2022」タイトルホルダーの外枠は逆に期待値あり。
朝日杯フューチュリティステークスのちょっと振り返り
皆さん、朝日杯フューチュリティステークスはいかがでしたか。
私は「ドルチェモア」のスタートを見て、ほぼほぼ勝ったと思いました。
やはり「馬場には勝てない」。
これは現代競馬において間違いないです。
⑫のダノンタッチダウンも気付いたらインに入れている川田Jのミラクル騎乗。⑭のレイベリングは先行して距離ロスを最低限に抑えた競馬。
とはいえ、この上位3頭は強いですね。特にレイベリングは早い流れを外目追走してなので、これは今後楽しみな逸材です。
ダノンタッチダウンも緩い緩いといわれながらもあそこまでくるのだから、NHKマイルあたりで逆転しそうな予感。
一方で上位3頭以外は厳しそうです。4着キョウエイブリッサ、5着バグラダス、6着オールパルフェはイン有利を最大限に生かしており、これは上位3頭と着差以上に力差はあります。
もちろん成長力という点でまだまだわからないですが、少なくとも現段階では厳しいと判断します。
有馬記念について
揃いました。2022年の締めくくりに相応しいすぎる素晴らしいメンツ。
期待値を度返ししてでも当てにいきたいところですが、そこは自分のスタイル通り戦う。
それでは渾身の期待値表をどうぞ!
【期待値表】
![](https://assets.st-note.com/img/1671871625189-ydZFIbXubH.png?width=1200)
【展開】
⑫ ⑭
⑪ ⑥ ⑨ ⑦ ⑩ ⑯ ⑮
① ③ ② ⑤ ⑧ ④ ⑬
→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→
ポイントは枠の並び。⑬タイトルホルダーは外枠を引いて一見厳しそうに見えるが、比較的先行したい馬がその外に固まったので楽にハナへ。
④アリストテレスはブリンカー着用で前にいくことが想定されるが、豊さんなのでハナを主張してタイトルホルダーを潰しにいくことをせず、ペースを守りながら追走する。
前半は「59.5」秒ぐらい。気持ち早いぐらいで進行。
おそらく④アリストテレスが早めに早めに⑬タイトルホルダーを潰しにいくことはせず、向こう正面を過ぎたあたりから、⑯のディープボンドが押して押して潰しにいこうとする。残り800mのロンスパ戦へ。
タイトルホルダーは終始展開に恵まれそうで、粘りこみそう。早めに潰しにいった馬はつぶれて、その後ろをロスなく回って直線外に出せた馬が突っ込んでくると予想。
【馬場】
フラットな馬場。本日24日に行われた有馬記念と同じ舞台で行われたメインレースを見ると、直線は外の方が伸びそうだが、コーナーを大外ぶん回しして届くほど甘くない。
基本は距離ロスなく回って、直線外に出したい。
【重要ポイント① タイトルホルダーの外枠】
「タイトルホルダー」の13番枠。これが今回の一番のポイント。
騎手が口を揃えて内枠が欲しいという話をしてるだけあって、やはり距離ロスをできるだけ抑えたいコース形態。
そのイメージが強く「タイトルホルダー」は一見枠に恵まれていないように見える。
しかし期待値という観点では「否」!
枠順発表前の予想オッズではタイトルホルダーとイクイノックスが人気を分け合う形で3倍を切るオッズ。これが仮にタイトルホルダーが内枠をひいていれば、2.5倍ぐらいまでオッズが落ちていたことが想定される。
ただ引いた枠は外目の「13番」。もちろん勝率という観点では内がいいに決まっているが、期待値という観点では旨味が発生。
土曜日の18時時点で単「3.5倍」
これは十分に買える。ただ単に外枠というだけでオッズが上がっているだけで、枠の並びを考えるとロスは最低限に抑えてハナにいけそう。
ゴリゴリに競りかけにいくもあまりいなそうなので、ここは楽に回ってこれると思う。
【重要ポイント② 3歳馬の取捨について】
極めて難しい難題。
成長力という点と斤量という点でかなり魅力がある。
しかも⑨イクイノックス等を物差しに考えると今年の3歳はレベルが高そう。
ただ「③ボルドグフーシュ」や「⑩ジャスティンパレス」は想定より人気をかなり背負っているイメージ。
穴党にかなり支持されており、オッズ妙味がかなりなくなっている。
冷静に考えてみる。
3歳は
イクイノックス=ドゥデュース>ダノンベルーガ>>アスクビクターモア>>ボルドグフーシュ、ジャスティンパレスなど
アスクビクターモア以下は現段階で一線級というにはまだ早い感が否めない。
10番人気ぐらいであれば未知の魅力にかけるだけの期待値はあるが、現段階のオッズでは買いづらい。
⑨イクイノックスは3歳世代では抜けて強いが有馬の舞台が合うかは半信半疑。特にタイトルホルダーが作るハイペース持続ラップに適応できるかは不明。ぶち抜けて圧勝してしまうことも念頭に入れながら、ここは買わないという選択肢を取りたい。
【重要ポイント③ その他の人気馬の取捨】
⑤ジェラルディーナ
積極的に買いたい馬の筆頭。
オールカマー→「イン有利に恵まれた」
エリザベス女王杯→「外有利に恵まれた」
これが全員のイメージ。そのため、人気はやや控えめ。単7倍あれば十分狙える。
以前福永さんが「牝馬は体重が増えて強くなっていくことが多い」といっていた。まさにジェラルディーナは典型的なこのパターン。
ジェラルディーナ
2歳 阪神JF「428kg」
3歳 チャレンジC「448kg」
4歳 エリザベス「470kg」
※参考※ クロノジェネシス
2歳 阪神JF「436kg」
3歳 秋華賞「452kg」
4歳 有馬記念「474kg」
素晴らしい成長曲線。また、直近2走は連勝しているが、例えば今年の鳴尾記念を見ても、インを立ち回った馬が上位に来ているが、この馬は外を回って2着。1着ヴェルトライゼンデはJCでも3着に好走しており、相手が弱かったわけではない。
小倉記念も前が止まらない展開を後ろからいき、直線もうまくさばけず3着。悪くない内容。
また有馬記念の舞台「中山2500m」と親和性の高い宝塚記念の舞台「阪神2200m」で好走していることも推せる材料。
Cデムーロの続投ももちろんプラス。
展開的にも前を見ながら自由自在にできそうなので連軸という点では非常に良さそう。
⑥ヴェラアズール
積極的に消したい馬。JCを勝利しているが「天皇賞秋」や「宝塚記念」と比較するとメンバーがかなり落ちている。更にムーアJのスーパー神騎乗があっての1着。もちろんダートから転向後崩れず走ってはいるが、どちらかというと瞬発力勝負に秀でており、持続力向きではないことも消したい要素。
且つ人気も4番人気と背負っているのでここは軽視したい。
⑦エフフォーリア
春2戦を見ると正直上位とは逆転が難しい。
昨年の強いイメージがあり、また復活を希望するファン(私もその一人ではある)も多く単は「10倍」を切る人気。
もちろん絶対能力を考えると十分勝つチャンスはあるが、それに見合うオッズではないと判断し今回は軽視したい。
⑯ディープボンド
正直、内枠に入れば積極的に買いたかった筆頭候補。
ただしこの枠は厳しい以外の何者でもない。
⑬タイトルホルダーの外枠が差し馬であればまだ戦えるだが、それなりに先行したい⑭ボッケリーニ、⑮ブレークアップ。
ディープボンドは出足が早いわけではないので、かなり外を回されることが想定される。
オッズはそれに反映されてかなり落ちてはいるが、それを差し引いても厳しい。
ここは軽視したい。
【結論】
以上!
実は展開に恵まれそうな
⑬タイトルホルダー
成長著しく欠点が少なく期待値もありそうな
⑤ジェラルディーナ
から馬券を組み立てたいと思います。
それでは良い有馬記念を!!!
メリークリスマス!!