メキシコのコンビという乗り物

メキシコについて2ヶ月が経った。
あっという間という感じだけれど振り返ると、様々なことをやってきたなという気もする。

2ヶ月住んだ家から引っ越すことになって、これまで学校へ行くのに使っていた「コンビ」という乗り物を、今後使わなくなるのか、とふと思って恋しくなったので文章に残すことにした。

 コンビの見た目ははバンと呼ばれる車の形を想像してもらえば良いと思う。役割的にはバスの小さいバージョンで、乗りたい時は手を挙げてとめ、好きなタイミングで降りたいところを運転手に直接伝える形式だ。座席は口の字で並んでいて全員が内側を向いて座る。運転席のとなりにも2つ座席があって、客席としても使われるし、運転手の子供や彼女が乗っていることも多い。
初めの頃は、彼女とイチャつきながら、あるいは携帯をいじりながら、あるいはお金を数えながら、時にはスピード違反で警察にとめられる運転手に驚きを隠せなかったし、電気が青だったり、音楽を爆音でかけているような、クラブ感を朝っぱらから出しているコンビもあって毎日新鮮だった。

それでもだんだん慣れてくるとお金を他の人から運転手にパスしたり、終わってない課題をこなしたりできるようになってきたし、遠いところへ行くために学校じゃないところで降りて地下鉄に乗るようにもなった。

適応していくのはいいことだとも思うけれど、新鮮な気持ちも忘れないうちに形に残しておきたい。
(レポートとかを書いてないから文章を日本語で書く力が衰えるのも怖いし)

またメキシコにいる間に書きたい

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