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大事:子どもと関わる大人の影響力を過小評価しない
\むずかしい子育てにあたらしい風を/
発達障害、HSC、不登校、里子…生きにくさをもつお子さんとの日々に奮闘中のママや支援者が、自分の人生を心から肯定し、1歩1歩を大事に歩めますように。
マインドフルネスをベースにした講座を実施しています。小林ふみこ(臨床心理士・マインドフルネス)です。
【今日のお話の目的】
最近、私のやりたいことはなんだろう…。
そんな問いが浮かんでいました。
今私がやりたいことと
やりたい理由の文章化。
noteはアメブロよりも自由に使える感覚があり(わたしだけでしょか)書き始めました。
そんなの興味がないと思うんですが笑、
マインドフルネス、なんで子ども施設に必要なの?そんな問いのヒントになる記事でもあります。
もしよければお付き合いください。
子ども支援にマインドフルネスを広めたい
現状のお子さん支援と言えば…
・子どもを取り巻くサポートや環境を整える…社会資源
・大人の関わり方を分かりやすくする…ペアトレ
・子どもの分かることやできることを増やす…療育
その中のひとつとして、マインドフルネスも選択肢に事前に選べるようになってほしいと考えます。
マインドフルネスを選択肢に入れたい理由
上記の支援は、子どものために行うものです。
私たちは子どもを育てる義務がありますから、もっともです。
ただ、それを行う大人は生身の人間です。
保育学のフィールドワークを行ってきた鯨岡峻先生は、保育現場に入ると、研究者であっても、第三者ではいられないと言います。
第三者ではいられない。
自分の生い立ち、価値観、その日のコンディション…目には見えないさまざまなものが、子どもや先生に影響する。その影響力を忘れてはならないと言います。
研究者でなく、子どもと直接的に関わる大人はなおさらです。自分が背負う目には見えないものが子どもに影響を与えていると頭の片隅におか必要があります。
いやいや、ちゃんと影響しないようにしてるよ!という意見もあるかもしれません。
私が思いついたこんなとき影響しませんか?を例に挙げますね。
例えば、
夜眠れなかったら、次の日の保育(育児)にて、注意力がやや散漫だったり、昼ご飯後ぼーっとしたりするかもしれません。
そんな状況で激しい戦いごっこに誘われ、「ねむいなー休みたいなー」と思いつつも「いやいや、子どもと遊ぶのが大事って教科書に載ってた!」とそれを隠して、子どもと遊んでいる状況。義務感で遊んでいる時、子どもはどう感じるでしょうか。
また、例えば、
キツイ先輩(支援者)に「あなたの保育(育児)は甘い!!」と言われたら、その言葉が脳裏に焼き付きます。いつもは子どもを許す場面で、許せなくなって、きつく叱ってしまうかもしれません。
そのキツイ先輩も、実は、優しく子どもに接するあなたに嫉妬のような、もやもやを抱えていて、それを言語化できず、つい衝動的に「甘い!」と言ってしまったかもしれません。
このように、生身の人間である私たちは、日々、色々な考えや感情や身体感覚をもち、影響しあいながら、子どもと関わっています。
それらの影響は、数えられないから、無いものとして過ごしてよいのでしょうか。
もしかすると、その方がラクかもしれません。でも、無いものとして過ごす時間、どんどんそれらは自分の中に蓄積していきます。
そして
あるとき、腰痛として。
あるとき、心無い言葉として。
必ず、外に出てきます。
それらをまた見ないで、過ごしていくなかでバーンアウトやうつになる方もいらっしゃるかもしれません。
子ども達と楽しそうに遊ぶ新人の先生が、来月で辞める、なんてことも経験しました。
これまで子どもの支援で蓄積されてきた支援法は効果が一般的にあることかもしれません。
その効果を適切に継続的にお子さんに届けるためには、方法論を運用する大人の在り方が大切です。
子どもだけでなく自分をしっかりと見つめる力。
そのためには、グループスーパーヴィジョンとか、カウンセリングとか、コンサルテーションとか…さまざまな方法があるでしょう。
私はその中のひとつにマインドフルネスがあると考えます。
マインドフルネスを通して、ただ自分自身に気づく力は育むことは、子ども支援にとても大切だし役立ちます。
そもそも私自身めちゃくちゃ効果があったのがきっかけで、こうして濃密にお伝えしています。
まとめ
今私がやりたいことと
やりたい理由の文章化をしてきました。
すると、
・子どもの施設にマインドフルネスを!
・支援者が子どもを適切に支援するための工夫としてマインドフルネスを!
2点が見えてきました。
自己整理に最後までお付き合いいただきありがとうございます。
私は自分の見えないものを見てこなかったせいで、体調を崩しました。
育児や保育は、思いの外心身をすり減らしていることがあります。
正直に言えば、子どもは可愛いだけではない存在です。可愛くないところもあるけど、魅力的で、つい見惚れることもある、面白い存在。
そんな魅力的な子どもを真に支えるために、自分と向き合うことが大切です。
ちなみに、
マインドフルネス子育てワークショップ
次回は、9/29日 13;00ー14;30
詳細はこちらです。
https://mosh.jp/services/196230
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