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登校渋りに手を焼いてる渦中。自分をちょっとだけ大事にしたい方へ
\子育てにあたらしい選択肢を/
不登校・発達障害・里子…むずかしい育児中のお母さん。
また自分が支援職のお母さん。
学んだ育児法がしっくりこず、育児がつらいとき。マインドフルネスという新しい選択肢をご紹介しています。
臨床心理士・公認心理師小林ふみこです。
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恩師の古希を祝う会がありました。
私は引っ越ししたばかりで生活が落ち着かなかったので、
残念でしたが欠席しました。
でも、
全身に染みわたる素敵なメールをいただいたので、シェアします。
メールをそのまま貼ることは控え、
私というフィルターを通して受け取ったことを
2学期の登園渋りに悩むお母さんに向けてかきます。
*ちなみに、具体的な対応方法はこれっぽっちも書いてません。
渦中にいても自分をちょっとだけ大事にしたい方に向けて書いています。
学校に付き添ったり、
登校・遅刻・欠席の判断をしたり、
先生と電話をしたり。
毎日、気の休まるときなんてないかもしれません。
どうして学校にいけないんだろう。
これまでの育て方を振り返り後悔し、
ときに、自己否定や自己嫌悪もあるかもしれません。
最近では不登校を積極的に選択する人もいるのに。
心から選択できない自分にもやもやするかもしれません。
いづれにしても
親はできる限りのサポートをしてあげたいと思うものです。
そのときに、
・仕事をやめる
・ひとりの時間をもつことをやめる
・いつもなら買い物に出ていたけど、家にいるなど
自分のための時間や
当たり前に行っていたことをやめ
子どものためにできることを増やす場合があります。
お子さんの状況によって
今はそうする必要があるかもしれません。
また、本当にこころとからだが、今必要なことであれば
自分のための時間を手放してもよいと思います。
でも
お母さんの、こころとからだに「うずき」があるのなら
・その「うずき」を無いものにしないで抱えておくこともできます。
・今は行動しなくても、その「うずき」に気づいておくこともできます。
母として・人間として矛盾もあるかもしれませんが
「うずき」に罪悪感を必要以上にもたなくてもよいかもしれません。
人間には矛盾がつきものです。
「うずき」は自分の「自由」につながっていく場合もあります。
私たちは親の役割があります。
一方で、私たちは一人の人間です。
「うずき」を抱えることは
私自身の「輪郭」を保つことでもあるかもしれません。
子どもをサポートする立場にあるとき、
・自分があたかも我が子になったかのように物事を感じること
・我が子は自分とは全く別の人間だと境界をもつこと
どちらも大切です。
立派な母親になる必要はありません。
正直に自分をありのままに感じとれる母親になりたいと思うとき、
子どもをありのままに感じとれるヒントがあるかもしれません。
正解があるようで、なくて。
しばらく経ってから正解だったんだと気づくような
綱渡りのような子育てに感じられるかもしれません。
日々、本当に疲れますよね。
よく頑張っていらっしゃいます。
どうぞ、お体にお気をつけて。
心が落ち着かない嵐のときでも、その奥には
落ち着き静まり返った場所があります。
自分のなかに、静かで穏やかな場所がみつかりますように。
一旦そこで少し休んだら、
次に選択すべきことがきっと自然に見えてくるはずです。
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