興奮冷めやまぬうちに

昨日のウィンドオーケストラの演奏がまだ忘れられず、興奮がおさまらない。この胸が沸き立つ感じ!私もあんな音楽を奏でてみたい!

私は26年の人生でほとんどの時間、何かしらの楽器をやってきた。楽器に触れていなかったのは、高校三年生の一年間くらいじゃないかな。でも、残念ながら私には才能がなくて、楽器で学を得ることはできなかった。私にとって音楽は、あくまで趣味。自分1人で楽しくできればいいと思っていた。

でも昨日の演奏を聴いてしまったら、私も聴いている誰かの心を震わす演奏をしてみたいと、傲慢ながら思ってしまった。音楽監督の言葉のせいもある。

「大人になると、子どもの頃よりも上達しない。現状維持で満足してしまう。でも、うちのオケはそれじゃダメなんだ!常に進歩しなければ!」

かっこいいって思った。
このオケだってプロじゃない、アマチュアだ。でもみんなが誰かの心を動かすことにみんな命をかけていたように見えた。演奏が終わったあとの先輩の姿も、とても疲れ切っていて、差し入れの麦茶を嬉々として受け取っていて、それだけの力を注いだのだと思った。普段の仕事は私と一緒で大忙しなのに、どこにそんな力があるのだろうか。それだけ夢中になれることが羨ましくて仕方がない。

とにかく、私も頑張らなきゃ!と掻き立てられる気持ちになったので、とりあえず来週のお琴のお稽古に向けて必死に練習する!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?