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HSPを知って腑に落ちた自分の特徴

こんにちは。きのです。
ご覧くださりありがとうございます。

繊細な自分と向き合い生きづらさを乗り越えてきた体験や学んだ知識について、主に発信しています。

この記事では、HSPを知って腑に落ちた自分の特徴を、体験談としてお伝えします。

自覚した細かい特徴はたくさんありますが、その中でも代表的なものをいくつかピックアップして記事にまとめます。

あなたがもしHSPさんだとしたら、HSPを知ったとき、どんなことを感じましたか?
自分と照らし合わせて、どんなところに納得しましたか?

疲れやすい、うまく話せないなど、ネガティブなものだと思っていた自分の特徴。
それらがもしかしたら、HSPに関係するのかも?と気づくと、悩んだり自分を責めることから、具体的な対策を考える方向へ行動を変えるきっかけになるかもしれません。

私の体験が少しでもヒントになりましたら嬉しいです。


▼疲れやすい

私は日常生活において、体力がなく疲れやすいことに長年悩んでいました。

仕事のような緊張することはもちろん、いつもと違う予定があったときもかなり疲れを感じてしまいます。
どこかへ出かけるなど、それが楽しいことでも、帰宅後はぐったりと疲れて体調不良に悩まされることが多いです。

眠気。頭痛。首が痛いなど。身体が疲れるというより、頭が疲れる、脳疲労の症状のような体調不良にさいなまれます。

HSPさんにとってこのような疲れやすさは、日々の生活で様々なたくさんの刺激を受けているため、当たり前の反応だということを知りました。

知らず知らずのうちに刺激を受け取って、その処理に脳を酷使しているような状態になるんですね。

それを知ってからかなり気持ちがラクになりました。

また、私はたくさん寝ないと疲れが取れません。すぐ眠くなってしまったり、朝なかなか起きられない自分は、怠け者なのかもしれないと悩んでいました。

その点についても、HSPさんは脳でより多くの刺激を処理する傾向があるため、ロングスリーパーの方が多いということを知って納得しました。

他の人と比べて自分は疲れやすいと感じるのは甘えなどではなく、ある程度仕方のない部分もあるとわかりほっとしました。

疲れやすい自分をいかにケアしていくかが大切なポイントになってきます。

▼些細なことを気にしやすい

例えば私は人と話すと、相手の方の受け答えや仕草など、ちょっとした些細なことが気になってぐるぐる考えてしまうことがよくありました。

HSPさんは、それだけたくさんのことを感じ取って考えることができるんですよね。

あのときのあの言い方で伝えたいことがちゃんと伝わったかな?大丈夫だったかな?
こちらの意図と違う伝わり方をしていたらどうしよう?
あの人のあの表情は、あの仕草はいったいどういう意味があったんだろう? など…

些細なことを思い出してぐるぐる考えることをずっと繰り返してしまう自分にとても悩みました。

些細なことが気になるというのは、HSPさんが共通して持つといわれる4つの特徴である「DOES」のひとつですね。

まさに、HSPに直結するような悩みだったのだと気づきました。

また、答えが出ないような些細なことを思い出しては、ずっと反芻してひとりで考えて込んでしまう。
こんな状態のことを「ひとり反省会」といって、HSPさんの悩みとしてよくあるものだと知り、とても納得しました。

▼会話が苦手

他の人が当たり前にできるようなスムーズな会話のキャッチボールが、私にはとても難しいです。
話しかけられても咄嗟に返せないことにずっと悩んでいました。

その理由も、HSPについて調べる中で納得することができました。

HSPさんは会話の中で相手の表情、仕草、声質、気持ちなどたくさんの情報を深く処理しているため、反応が遅くなってしまうことがあるんですよね。

私の場合は、1対1での会話はなんとか受け答えできても、自分を入れて3人以上になると処理する情報が増える影響なのか、会話に入ることがより難しくなります。

このことを言ったら相手はどう思うかな?
どんな返事が来るかな? など…
たくさんのことを考えているうちにどんどん話が進んでしまい、会話に入れないことが多いです。

また、人の気持ちに共感しやすいことも会話が難しい原因になっているのではと感じています。

自分は何が言いたいのか? 何を考えているのか? 話を聴いているうちに、自分の感情がわからなくなってしまうことがあります。
そのため、言いたいことがうまくまとめられずに、会話に入れなかったり疲れてしまうこともよくあります。

飲み会のようなたくさんの人が集まる場所も疲労を感じやすく、苦手意識があります。

そんな私は会話が本当に苦手だと長年感じていましたが、HSPを知ってその原因を少しずつ紐解くことができました。

▼自分の気持ちがわからない

本当の自分の気持ちってなんだっけ。
こんな感覚になることはありますか?

先ほどの会話が苦手の部分でも少し触れた内容になりますが、私は子どもの頃から自分の気持ちがよくわからない状態でした。

自分が何をしたいのか? どう生きていったらよいのか? 長い間「自分探し」をしているようでした。

「大人になっても自分の気持ちがよくわからない私はおかしいのでは?」とよく不安に感じていました。

しかし情報を集める中で、HSPの共感性の高さが影響しているのかもしれないと気がつきました。

人の気持ちが自分の中に入り込むような感覚になったり、自分と他者の気持ちが混ざり合うような状態になりやすいんですよね。
そのため、本来の自分の気持ちがわからなくなってしまうのかもしれません。

よく言われるような、境界線の問題ですね。HSPさんは自他の境界線が薄い方が多いようです。

このことに気づいて私はとても安心して、自分の気持ちによく耳を澄ませていこうと心掛けるようになりました。

また、HSPさんは周囲の情報をたくさんキャッチして汲み取り、その場に馴染もうとする傾向があるようです。

まわりの環境と調和しようと振る舞うのは大切なことですが、必要以上に行ってしまうと自分らしさを失ってしまい、適応しすぎる「過剰適応」の状態になりやすい一面もあります。

そのような適応しすぎる傾向も、自分の気持ちがわからなくなることに関係するのではと感じました。

▼本音を言おうとすると泣いてしまう

本当は伝えたいこと、言いたいことがあるのに、いざ言おうとすると涙が出てしまいうまく言えない。

これは、同様のタイトルで本が出版されるくらい、HSPさんの特徴としてよくみられる状態のようです。

私も例えば、パートナーと喧嘩をしたときなど、本当は相手に言いたいことがあるのに、うまく言えずに涙が出てきてしまうことがよくあります。

本音や自分の気持ちを話そうとすることによって、神経がたかぶりすぎてしまうため、涙が出てしまうという一説があります。

感情の処理が難しい状態になっているのかもしれません。

HSPさんは神経がたかぶりやすいといわれていますね。

それに関係するのか、私の場合はつらい場面以外でも、とても涙脆いです。
感動したり面白いことで笑ってもすぐに涙が出てしまいます。

また、本音を言おうとして涙が出るということは、それだけ長い間本音を心の奥底に抑え込んでしまっていた可能性も考えられます。

少しずつ、自分が自分の本音に気づいていくように、心の声に耳を傾けられるようになると、涙が出てしまう状態は改善していくのかもしれませんね。

▼共感性羞恥

共感性羞恥とは、他人が恥をかいたり失敗したり叱られている姿を見て、自分が体験しているかのように恥ずかしくなったりショックを受けたりする感情のことをいいます。

例えば、私はテレビドラマなどフィクションだとわかっていても、登場人物がピンチになったりつらい思いをする場面は気持ちがざわざわして観ていられません。

これは、HSPの共感性の高さに関係する反応だと私は考えています。

共感性羞恥については、以前note記事にまとめたことがありますので、リンクを貼らせていただきます。よろしければご覧ください。

このざわざわする感情に、共感性羞恥って名前があったんだ〜!と、知ったときはとても驚くとともに安心しました。

▼まとめ

以上、私がHSPを知って腑に落ちた自分の特徴について代表的なものをご紹介しました。

・疲れやすい
・些細なことを気にしやすい
・会話が苦手
・自分の気持ちがわからない
・本音を言おうとすると泣いてしまう
・共感性羞恥

私はHSPを知って、一見ネガティブに感じる自分の特徴は性格の問題ではなく、脳反応のタイプとして自分にはそういう傾向があるんだとわかり、とても安心しました。
前向きに対策を考えられるようにもなりました。

HSPを自己理解のきっかけとしてぜひ活かしてくださいね。

ここまでご覧くださり、ありがとうございました。
最後に、プロフィールや活動内容をご紹介する記事リンクを掲載いたします。

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