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保護者を泣かせた中学校卒業式の祝辞(全文)
先日の苦労していた卒業式の祝辞。
無事終わらせることができた。
私の前に2人告辞の来賓の方がいたので、礼をする順番も落ち着いて確認することもできたし、何故か思っていたほど緊張しなかった。
私がやりたくなかったことは、ありがちな時候の挨拶から始めること。
「なんちゃらかんちゃら〜、今日の良き日に」みたいなやつ。
普段絶対言わないし、自分では思い浮かばないようなコトを読み上げるのはなんかイヤだった(笑)
言ってて体がムズムズしそうで。
冒頭にサクッと教職員と来賓の皆様にお礼を述べ、あとは最後まで卒業生へのメッセージとさせていただいた。
卒業生には自分の娘もいる。
娘は学校が嫌いだった。
嫌われてもいないし、いじめられているわけでもない。
興味、関心のあることが周囲と違うだけ。
ただ人数が少なすぎるゆえに「気の合う友達」が一人もいなかった。
(男子6人、女子6人のみ。)
もうこれはしょうがないとしか言えない。。
学校生活が楽しかった人にとっても、つまらなかった人にとっても、祝辞を聞いて微妙な気持ちにならないように配慮して考えた。
PTA会長という第三者としての言葉じゃなく、どちらかと言うと保護者の気持ちに近いような内容になったかもしれない。
そして彼らに届けたいメッセージは、今苦境にある私自身にも言ってあげたい内容と重なった。
卒業式が終わると一人の保護者が駆け寄ってきた。
「ミサさん、祝辞すっごい良かった!
一番良かった!私聞きよって泣いてしもうたよ...。」
そんな風に一人でも思ってくれたことが嬉しかった。その保護者にとってもどこか刺さる言葉があったのかもしれない。
他も保護者からも「カッコ良かった!」とお褒めの言葉をいただいた。
娘からも一言。
「いいこと言いよるーと思った。お母さんはいろいろやってるから説得力があった。あと声がよそ行きやなと思った。」
(そりゃ~、少しは声張らないとね!^^;)
公開するのがちょっと恥ずかしいのと、読んでくれた人に少しでも価値が届けられるのなら、と思ったので、この祝辞全文を初の有料記事にします。
(さあ、そろそろ入学式のも作らなきゃ…。)
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祝辞
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