転職業者による教育
中年で新聞社を介護離職し、他に、手に職もあったので、複数の転職斡旋業者に登録や面談してみた。
そしたら、面白いことに気付いた。
転職斡旋の成約率を下げてでも、特殊技能を無視して「お前は市場価値の無い人間だと自覚しろ」という教育に熱中するんだな。
求人を出している企業も、応募する求職者も、馬鹿を見ている。
ある程度は知名度のある企業は、延々と見せ玉として使われてた。
また、条件を満たしている応募であっても、斡旋業者は求人元に取り次がずに握りつぶす。
器用貧乏なタチで意外にハイスペック、珍しい求人でも応募可能なんで、何軒か、直接連絡してみたら即座に面接になった。
一方で斡旋業者からは、グレーな営業職とか、工場派遣の大量採用の案内が「おめでとうございます!」と届くw
話のタネに、人材開発の講習や面談も受けてみたんだが、IT企業をリストラされたという小父さんが「あなたには価値がない」と新興宗教信者のように繰り返す。
求めに従って技能や職務経歴を書いたが、受け取らない、読んでも技能を理解できない。
「私はITなのにリストラされた」
「自分でさえリストラされた」
「でもあなたより優秀だから今の会社に拾われた」………ブツブツ。
知らんがなw
介護や育児の過程で、福祉や教育の従事者にイヤっちゅうほど見る羽目になったんだが、たまたま就いた職業を根拠に、相手に対する優越感や支配力を確かめるマインド。転職斡旋業者も酷く持っている。
転職活動の皆さんに言っておきます。
転職斡旋業者の連中は、あなたより遥かに能力が劣る。自分は転職斡旋業者の信者だからお前より上だ、程度のコンプレックスを振りかざしているに過ぎません。言うことを真に受けてはいけない。
求人を見たら、直取引で人事に連絡しちゃいましょうwww