アサヒペンの水性塗料
自作カヌー、木目にグラス+エポキシだったが1年も雨ざらしだと白化が激しいので、表面を軽く削ってから、アサヒペンの普通の水性塗料を塗ってみた。
いや驚いたね。
値段、伸び、発色、乾燥速度、塗膜強度、これで水性なんてタマラン。自作艇の先達が雑に「これしか使ってない」と豪語してたのも解る気がする。
とにかく伸びが良くて、不透明塗料ながら、木目が透けるまで薄塗りもできるし、グラス露出部に垂らせば、樹脂の代わりにもなる。むちゃくちゃ扱いやすくて自由自在。
うちの自作カヌーは保管場所が車の屋根上。紫外線劣化試験やってるようなものだから1年後に経過報告をします。
とりあえず、塗装時の扱いやすさが絶品である件を御報告しときます。
これほど容易に膜が得られるなら、接合部のみグラステープ+エポキシで、船体防水はコイツでヤッちゃっても良かったな。
追記
幕張の見本市、ホムセンDIYショーでアサヒペンのブースがあったので、称賛を伝えに行った。
そしたら、水性塗料は船底に使ってはいけないとのこと。
乾燥時に化学変化で架橋して硬化するものの、何時間も水に浸けておくと膨潤(要するにフヤケて)陸揚げすると乾燥して元に戻るが、これを繰り返すと劣化して剥がれるとの御説明。
非常に誠実な態度でいたみいった。