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カフェが好きだ! Day 30
「カフェでまったり」が大好きだ。
趣味に「カフェめぐり」と書くくらいには。
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カフェにはだいたいひとりで入る。
ひとり行動が圧倒的に多い人生なので必然的にそうなっちゃうのだけれど、人と一緒が苦手なわけではない。
初めての場所だと連れがいた方が入りやすい。けれどそうすると珈琲や紅茶の合間におしゃべりもしなくてはならず(それはそれで楽しい)、
「ポッカリと開いたひとりの時間と空間」
ではなくなる。
ひとりカフェと、連れカフェでは目的が違うのだ。
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いろんなカフェがある。
木のぬくもりに満ちた隠れ家的カフェ。
たくさんの本が静かに受け入れてくれるブックカフェ。
陽気なざわめきに満ちた雑貨カフェ。
あるいは無機質な、未来都市のようなカフェ。
はたまた昭和なレトロ喫茶店。
この中でひとりカフェとして好ましいのは隠れ家カフェであり(木のぬくもりはなくても良い)、次にブックカフェなど皆が静かに本を読んだりしている場所かな。雑貨系カフェや可愛らしい感じのカフェは友だち同士でおしゃべりするのに向いている気がする。客もそういう人が多い。ひとりだと未来都市系(勝手に名前付けただけですけど)も良いかもしれない。
昭和レトロ喫茶は店による。
スタッフと常連客が仲良しになっておしゃべりに花が咲くタイプだと、ひとりカフェより連れカフェ向けだ。椅子の背もたれが高めで隣の席との間に心理的なスペースが広い感じだとひとりカフェとして使いやすい。
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BGMも大事だ。
ざわめき、低く流れるJAZZやクラシックが好み。あるいは、音楽ジャンルに限らずそれとわかるかわからないか程度に流れる音もいい。
音楽そのものを聞かせる店だと、瞑想には向いても、ひとり仕事には向かないこともある。ジャンルが自分の好みと合わないときなど特に。
音楽が大音量な店で思い出した。高校時代にロック喫茶なんて行ったな。デヴィッド・ボウイなんかがかかっていて、マスターに頼むとクイーンやエアロスミスもかけてくれた。ああいうのまだあるのかな。懐かしいな。そういえばロック喫茶も一人で行っていたのだった。10代の頃からひとり行動が得意だった自分を改めて思い出したわ。
光と仄暗さ、喧騒と静寂。
どちらも大事。喧噪も、ホワイトノイズみたいに自分の外側でガヤガヤしているとひとりカフェに向いている。あまりにも周りがうるさいとちょっとしんどいけどね。
明るさは、暗すぎるとそもそも入りづらい。慣れ親しんでしまえば別だけど。仄暗いのは落ち着くけど場所によって活字が読みにくい明度の時もある。自分は適度に仄暗いのもしっかり明るいところも好き。さんさんと陽が入るガラス張りのカフェで、雨降りの日にぼうっとしているのもいいな。
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困るのは、胃が弱いのでコーヒーや紅茶、特にコーヒーを飲むとみぞおちがチャプチャプ音を立てるようになりいつまでも液体が消化されていかないことだ。珈琲の香りも味も好きなのに。ブラックで飲むときの、産地や製法による味の違いをじっくり味わいたいのに。
ブラックコーヒーはどの種類でもその後、数時間から数日、胃の調子をおかしくする。それでも飲むけどさ。
大量にミルクが入ると多少は胃への刺激が緩和されるので、注文はカフェオレかカフェラテが多い。どっちがより胃に悪いかはよくわからない。わたしの理解では、カフェオレはフレンチローストにミルク。カフェラテはエスプレッソにスチームミルクなので、うーん、エスプレッソの方が濃い分、胃に良くないのかなあ。逆か。どうなんだろう。
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カフェが好きなのは、そこが仕事ともプライベートとも違う別の空間だからだと思う。サードプレイスというか。
以前、とてもしんどい仕事をしていて残業した時、すぐに家に帰りたくなくてカフェに寄ってから帰ったことがある。その時に思った。ああ自分にとってカフェとは、オジサンの赤ちょうちんなんだ、って。
神経を高ぶらせて仕事に集中していた場から、家にシフトする際にワンクッション置ける場所。
家が安らげないのではない。安らぐ家に帰るために、いったん跳ね上がった交感神経のゲージをゼロにするために漂う場所。それがカフェなんだと。
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これからもカフェに通いたい。胃が許す限り。
そしてひとりカフェのことを延々と書いたけど、実は誰かとカフェに入っておしゃべりするのも好きなので、誘える人は誘って欲しいな。
よろしくお願いします。
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