30 day book challenge 第1日
ちょっと前にツイッターなどで流行っていた30日チャレンジ。音楽や映画についてのチャレンジはあちこちで見たけれど、自分はどうもそちらはできそうにありませんでした。
でも本なら! 本なら! できそう!!
これ、元はこちらのサイトで英語なのですが元ネタにたどり着けず。
そしてツイッターで拾った下の日本語バージョン(若山さんという方の作成らしい)も、元がどこにあるかわからず。でも、ありがたく使わせていただきます。もしどなたか元ページなどおわかりでしたらリンクしたいので教えてください。
というわけで、さっそく1日目です。第1日は「シリーズ本の中のお気に入り」
これはね、これですね。"Anne of an island"
読んだのはこの村岡花子訳のバージョン。表紙絵はわたしの持っているものとは異なります。
https://www.shinchosha.co.jp/book/211343/
そうそう、本棚にあるのはこっち。
「赤毛のアン」は、わたしの世代の女子ではけっこうたくさんの人が読んでいるんじゃないかな? まあ、昭和の時代の定番少女小説でしたし、アニメ化もされたし、確か実写映画にもなってたし。でも、第1巻に当たる「赤毛のアン」以降のシリーズを読むのは、読書が好きとか少女小説が好きとか、まあ一部の人だったんじゃないかと思います。
シリーズの中でなぜこれが好きかって、なんというか自分の好みにはまっていたんですよ。学園もの、バディ、恋、成長、挫折、そして真実の愛、みたいな。
アンのシリーズは、アンが成長し、仕事をしたり、家族を得て年を取っていくさまも読みごたえがあるし、アンの末娘リラが主人公になり世の中がすべて戦争に巻き込まれていく最終巻も切ないです。それからアンがほとんど出てこない番外編も人生いろいろでおもしろい。ただ、舞台が19世紀末~20世紀はじめ(日本で言うと明治〜大正時代くらい)なので全体を貫く価値観がちょいと古いところがあるんですね。男女の役割観とか。そこがダメという人もいます。わたしは読んだのが子ども時代だったので、何も考えずそういうものなんだと物語世界に入っていきました。
今の若い皆さんはアンなんて読むのかな?
村岡訳だけでなく、各出版社から訳者の異なるアンも出ているので、読み比べるのもおもしろいかもしれません。それから小説に出てくる料理やレシピ本も多いし、舞台となったプリンスエドワード島の観光案内やカナダの紹介、旅行記など関連書籍がたくさん出版されています。日本ではかなり人気があるみたいですよ。