見出し画像

出歩けるようになったら #自粛明けにやりたいこと

あきらとさんの企画にまた乗りました。楽しい企画をいっぱい考えてくれてありがとう! 初速がのろいけど最後になっても必ずついて行きますから。 

自粛明けにやりたいこと……ありすぎて書けない。カラオケでガンガン昭和の歌を叫びたいし、お気に入りも初めてもまとめていろんなカフェに行きたい(カフェ好き)。ぶらぶらウィンドウショッピングもしたい。もちろん本物のショッピングもしたい。遊びだけじゃなくていろんな人に会いに行きたい。あれもやりたい、これもやりたい、きっと時間がいくらあっても足りなくて困ってしまうんじゃないかな。

それでも、その中で一番やりたいことと言ったらやっぱり旅。今までに行った場所も行ったことのない場所も全部回りたいです。どこに行きたいかリストアップしてみよう。

1.温泉

お気に入りの温泉があるんです~♪
少し前に行ってあまりにも気に入ってしまったふる川さん(注:関係者ではありません)。小樽のほか、定山渓(札幌市南区)と虎杖浜(登別の近く)にもあって、どこもみなホスピタリティに満ちています。

泊って観光して温泉に入って、というのも、もちろんいいのだけれど、ここは宿の中に様々な趣向が凝らしてあって、「いて飽きない」というところがキモかと思います。

一番好きなのは居心地の良いラウンジ。小樽は宿全体がレトロな感じで、ほわんとともるランプの元でたくさん用意された雑誌や本を自由に読めるようになっていました。珈琲などのフリードリンクもあり、夜遅くなるとお酒っぽいものも確か出てきたはず。

お風呂上がりには牛乳とか冷凍パインとかちょっとつまめるのもポイント高くて、ひきこもってずっと滞在していたいです。ボードゲームや子どもが遊べるおもちゃ、血圧計も借りられたですよ。まあお値段も安宿というわけにはいきませんが、お食事も大変満足だったのでぜひまた行きたいです。写真は以前泊まった時の充実朝ごはん。クォリティ高し! 和洋取り混ぜていただきました。

画像1

2.東京

東京に行きたい。東京はね、おもしろいところがたくさんあるよ。友だちもいるんだよ。コンサートも演劇も美術展もあふれるほど開催されていて、おいしい食べ物屋さんもいっぱいあるんだよ~~~!

忘れもしない3年前、めっちゃくちゃ忙しかったのを何とか乗り越え、ほんの半日の自由時間を無理矢理作って東京に行きました。夜に友人とご飯の約束をし、平日だったので友人の仕事が終わるまで待つことになったのです。

昼過ぎにホテルにチェックインした時点で自分がものすごく疲れているのがわかっていました。なんか不穏な感じがする。あんまり絶好調じゃない。でもせっかく、せっかく作った休みですもん、満喫したい。そう思ってバッグを置くとその足で六本木に出かけました。新美術館でおもしろそうなやつをやっていたのでね。

そのとき来ていたのはミュシャでした。今回を逃すと全部まとめて見られることはないだろうという「スラブ叙事詩」全20点。めちゃめちゃでかい絵が20枚です。さすが東京、チケット売り場から長蛇の列。3年前ですから密と言われることもなく、みんなぎっしぎしに並んでいました。しかたないので最後尾に付きます。

おや、なんか気分が悪いぞ。何だか横になりたい。でも横になる場所なんてないわ……

根性でチケットを買い、買っちゃったから力を振り絞って第1室に入り、あまりのでっかい絵と人の波に圧倒されながら見て……見ていたのですが……いやもうホントに気分悪い……だめだこれ、もうだめぽ……

展示室を抜けてトイレに入りましたが良くなりません。空気が苦しいので外に出てベンチに座りましたが全然良くならない。やばい、すごくやばい。

ふりしぼる根性がまだ少しだけ残っていたので、受付に行って「気分が悪いので救護室で休ませて下さい」と言いました。受付の方は親切で、心配そうに簡易ベッドのある救護室に連れて行ってくれました。

ああ横になれる……少し横になっていたら……きっと……きっと回復して再びあの絵を見に………だめだよ! よくならないよ。どんどん苦しくなるよ!!

とうとう職員の方に「お医者にかかりたいから近所の医者を教えてください。タクシーも呼んでください」とお願いしました。そうしたら、

「タクシーで行くとすぐ診てもらえませんよ?」

と、なんと、救急車が! うわああああ都民の税金で救急車呼びました。すみませんすみませんすみません!!

でも、起き上がって歩いて移動するのがつらいくらい「もうだめぽ」だったので結果的には良かったのでしょう。実はそのちょっと前に心臓をやったばかりだったので(なのに遊びに行ったという!)、余計焦ってしまって。

幸い、命に関わるようなことはありませんでした。仰天した友人も飛んできて、病院からホテルまでついてきてくれました。その節は本当にありがとう(ここ見てないと思うけど)。でもわたし、懲りてないよ。また行きたい。

これのリベンジをしていないんですよね。新美術館待ってろ。また行くからな。おしゃれレストランも伊勢丹バーゲンも紀伊國屋本店も待ってろよ。自粛が開けたら絶対行くからな~~!

3.森

森や山が好きなんです。山ガール(山オバ?)というほど本格的に登ったりするわけではないですが、緑の間を歩いているとからだも気持ちも浄化される気がします。

白神山地は行ってみたい場所のひとつ。鬱蒼と茂るブナの森ってすごく神秘的じゃありませんか。許可がいるような本格的なところに入るのは身体的に少々自信がありませんが、誰でも行けるポイントを回ってみたいな。体調整えて。

熊野古道も歩いてみたいところです。こちらは(イメージだけですが)白神山地よりもっと身体を鍛えていかないと歩けない感じ。ここを目標にして今はおうち筋トレに励むというのもいいかもしれません。

歩きたいと言っている割に、このあたりの歴史だとか経緯だとか全然知らないので、そういう予習をするのもありかな。 

とにかく森が好き。吉野の桜もいいですね。こちらは「森を歩く」のではないかもしれないけれど。今住んでいる場所はソメイヨシノがあまりないので、百花繚乱の薄紅色の山というのを一度見てみたいです。

森続きでフィンランドにも行ってみたいなあ。ムーミンやマリメッコなどで有名ですが、グッズは置いといて森に行きたい。でもあちらに友人がいないと、初老の日本人夫婦が(もしくはひとりで)行って森歩きってのは少しハードルが高いですね。森を歩いてキノコ採りしてサウナに入りたいんですけど。どうやったらフィンランドの友だちができるかな。

4.英国

英国はね、英国は昔からあこがれの地です。

シェイクスピア(ちょっとだけ)、シャーロック・ホームズ、ビートルズ、それからハリー・ポッター。もちろんトールキンだとかルイス・キャロルのアリスだとか、その他諸々の英国がすべてあこがれ。音楽はブリティッシュ・ロック、好きなタイプはブロンド~ライトブラウン系の英国男です。ダンナは典型的日本人だけど。

そんな英国に行ったことはありません。あこがれるだけ。でも死ぬ前に一度行きたいなあ。ハリー・ポッターの撮影所巡りをしたいですよ。原作が好きで映画も好きで英国も好き。ただの「推し」です。

もちろん9と4分の3番線でカートを押しながら写真を撮りたいし、オクスフォードに行ってクライストチャーチの階段に立ってみたい(ついでに前髪を後ろになでつけて「ぼくはマルフォイ」とか言ってみたい)。知人が出張でオクスフォードの大学寮に泊まり(ホテルみたいになってるらしい)、「ハリー・ポッターの映画に出てきた大広間みたいな所で朝ごはん食べましたよ」と言った時にはうらやましさで歯ぎしりしました。

定番ですが大英博物館にも行きたい。それから湖水地方でピーター・ラビットの世界にも浸りたい。ストーンヘンジもみたい。スコットランドにも行きたい。これって「日本に行きたいわ。トーキョーとキョウトとキュウシュウとホッカイドーに行ってみたい」というのと同じですね。一度では無理だな。ならば二度、三度。お金貯めなくちゃ。

5.各国美術館めぐり

どういうわけか美術館が好きです。あの静謐な雰囲気が何とも好き。美術そのものに詳しくはないので中身は聞かないでね~

そして、これまたどういうわけか、現代アートが好きです。理由は……わかりません。なんか「好み」なんですよ。わけのわからない抽象画や、理解不能なオブジェを見るのが好きなんです。なんででしょうね。

というわけで行きたい美術館はパリならルーブルでもオルセーでもなくてポンピドゥ・センター。一日中うろうろして、へんてこなもの(失礼)にびっくりしながら過ごしたい。このリンク先にあるプロモ・ビデオ、超フランス語なまりの英語でしゃべってて中身もすごくおかしい(日本語字幕付き)。素敵!

先に英国に行きたいと書きましたが、英国ならやっぱりここ、テート・モダン。古い作品もあるけど、わけわかんない現代アートもたくさんあるようです。そういうのが好きなんだなあ。

ポンピドゥ、テートモダンときたら、やっぱりMOMAは外せません。大西洋を越えてアメリカへ、行けたら行きたいですね。ちゅうか、行くんだきっと。行くぞそのうち。ああお金がない。行きたいよ~~!

そうは言うものの、外国は遠い。旅行代金も高い。せめて日本の中で、と言ったら、金沢20世紀美術館か、青森県立美術館かな。金沢には「プール」があり、青森には「あおもりけん」がいるのです。どちらも未見。国内だから、なんとか自粛が開けたら行ってみたいです。そしてわけわかんない現代アートを見て、あー!とか、おー!とか、びっくりしたいです。

あ、4000字近くになっちゃった。全然簡単ではないですが、現場からは以上で〜す。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?