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【日記】ぐっじょぶ自分! Day 15

過日、実家の親から突然電話があった。

「この間、あんたがセットしてくれたプリンタ、PCと繋がらなくなって印刷できん」

え?

親は90代にしてメールとワードだけは使えているが、機器の接続やらその他のいろいろはお手上げ。プリンターもたまにしか使わないのですぐインクが詰まってしまうのである。

前に使っていたのは10年前くらいの機種でガタが来ていた。それで先日帰省した時に一緒にヨドバシに行って新規購入した。
ホントウハ、ワタシダッテキカイハニガテナンダヨ!

でも遠距離介護という名の何でもお手伝いさんをやっている手前、できないとは言えない。親は困っている。暑い部屋で汗を掻きながら何とかセッティングし、テスト印刷もして使えるようにしてきたのだった。

それがうまくいかなくなったとは!

「説明書を読んでやってみたけど『ナントカの暗証番号を入れてください』って出て、それがわからん」

そんなこと言われても……
ううう

「来週行くからそれまで待って。それでも困ったらヨドバシに電話してみたら?」

と、伝えてとりあえずその場は電話を切った。
はああああ。

親は認知症はなく自分で動けるが、さすがに90代も後半になってくると生活に手助けが必要だ。衣食に関してはヘルパーさんや親戚の手を借りて何とかなっているが、IT関係はどうしようもない。そして親はITを曲がりなりにも使う90代なのである。

プリンターが使えないと電話してきたってことは困ってるんだろうなあ、でも急に言われてもわたしもすぐに動けないし(遠いから)、どうしたらいいんだろうと思っていたら、翌日、再び電話がかかってきた。

「プリンターな、あんたがPCのデスクトップに『プリンターの繋ぎ方』というファイルを作っていってくれてたから、それ見ていろいろやったら繋がった」

はい?

わたしそんなもん作ったっけ?

以前、この親が入院してしまった時に、「Wi-Fiがあるのに繋げない」というから、「病室からのWi-Fiの繋ぎ方」という写真入りのパワポを作った記憶はある。

こういうのを作ったの

とても大変だった。自分が行って設定できれば楽だったのだが、コロナ禍と遠距離のダブルパンチで病室に行くことがかなわず、とりあえずと作ってメールで送ったものだ。年寄りが見るのだからとわかりやすく大きな文字で作った。フォントは54だ。

なのに後で聞いたら
「面倒なのでやめた」
というので拍子抜けしたのを覚えている。あのなあ、アレはとても苦心して時間をかけて作ったのだよ忙しい時に。正直、勤務時間中にこっそりやったんだ。今だから言うけど。

で、今回。
うーん、実家のプリンタ接続のやつも作っていたのかな、わたし?
記憶にない。
でも解決したなら良いさ!

そしてそんな事をしていた自分、超グッジョブ!!

というわけで一件落着したのだった。
わたし本当に偉い。よくやった。
思いきり自分を褒めよう。
ちょっと甘いものも食べちゃおうかなっ


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