【ビルメン業界用語】1次側 2次側とは?
お疲れ様です。三冠王(仮)です。
「報告します。蒸気トラップの1次側の配管から蒸気漏れが発生しました。さっそく業者を〜」
これは引き継ぎ時にする会話の例です。
ビルメン業界ではこの中にある「1次側」や「2次側」という表現をよく使います。
どういう意味なのかをザックリと説明します。
1次側・2次側とは
1次側・2次側とは、
ビルメンテナンス業界というよりも建設業界全体で使われている言葉です。
何かの設備機器を基準にして
上流側を1次側
下流側を2次側
と呼びます。
もしくは、
「1次側=入口側」と「2次側=出口側」として考えてもOKです。
ちなみに読み方はそのままです。
・1次側(イチジガワ)
・2次側(ニジガワ)
わかりやすく解説
上流と下流
川の流れに注目してください。
山に溜まった雨水が川を流れていって最終的に海へ行きますよね。
なので、
山側が「川の上流」
海側が「川の下流」
ですよね。
旗を立てると
ここで、川のド真ん中にズボッと赤い旗を立てたとします笑。
こうすると、
旗よりも上流側を「旗の1次側」
旗よりも下流側を「旗の2次側」
と呼べるわけです。
この旗が何かの設備機器に変わるだけで、ビルメンが使っている言葉もこれと同じです。
実例
先ほどの川で説明した旗がブレーカーになっただけなのでお分かりいただけると思います。
ブレーカーの上側が1次側になります。
ザックリ言うと発電所側。
ブレーカーの下側が2次側になります。
この先にはコンセントや照明器具がつながっているってことです。
まとめ
ビルメン業界では、ある設備機器を基準にしたとき、上流側を1次側、下流側を2次側と表現することを説明しました。
ふと思ったんですが、
自分を基準にしてみると
1次側が両親
2次側が子供
とも言えますね笑。
現場からは以上です。
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