温泉ってしょっぱい??
意外と知られていない塩泉。温泉には色々な種類がありますが、しょっぱい温泉というものを体験した事はあるだろうか?
今回はそんなしょっぱい塩泉についての記事をまとめてみました。
1.温泉には色々な種類がある
温泉の泉質には、昔から様々な種類がありました。例えば、炭酸泉や重曹泉、食塩泉、正苦味泉、芒硝泉、石膏泉、緑礬泉などです。これらは一般に「旧泉質名」と呼ばれていました。
しかし、昭和53年になって、環境省が新たな取り組みを始めました。それは、温泉の主な化学成分を表す「新泉質名」の導入です。これにより、より具体的かつ明確な泉質の表現が可能となりました。
この改訂によって、温泉の泉質を理解しやすくなりました。新泉質名は、温泉の成分に基づいて名前がつけられ、その特性をより正確に表現することができます。例えば、泉質名に含まれる成分名から、温泉が保有する特定の効能や効果を予測することも可能です。
環境省の改訂により、私たちはより具体的な情報を得ることができるようになりました。新しい泉質名を見ると、温泉の効能や効果をイメージしやすくなります。これによって、温泉選びや温泉旅行の計画立てがより楽しくなったのです。
新泉質名の導入によって、温泉愛好家や観光客はより詳細な情報を手に入れることができるようになりました。これにより、温泉地の魅力がより広まり、多くの人々が温泉を楽しむことができるようになりました。
2.塩泉(塩化物泉)の存在
塩泉とは、その名の通り、温泉の一種で塩化物を主成分とする泉質です。この泉質は、独特な効能と美肌効果で知られています。
泉質の主成分である塩化物は、肌をやわらかくし、保湿効果を高めます。お肌の水分を保ちながら、余分な油分を取り除くため、ニキビや吹き出物の改善に効果が期待できます。
また、塩泉に浸かることで、血行が促進されます。これにより、新陳代謝が活発化し、身体の疲労回復や冷え性改善に役立ちます。さらに、塩分の吸収により、筋肉の緊張も緩和されるため、リラックス効果も期待できます。
塩泉は、温泉地で多く見かけることができます。温かいお湯に身を委ねながら、塩の香りに包まれる贅沢な時間を過ごすことができますよ。
また、塩泉は美肌効果があるため、女性にも特に人気があります。お肌の悩みを解消しながら、リラックスできる時間を過ごすことができます。
3.塩泉に入れる温泉の場所
熱海温泉(静岡)
→熱海って京都市より北よ(今日年寄り来たよ)
片山津温泉、和倉温泉(石川)
→石川県では塩泉が多いみたいですね!
城崎温泉(兵庫)
→日本のマチュピチュ、天空城とも言われる名所
秋保温泉(宮城)
→ 日本三御湯で森と山に囲まれた絶景。あきうと読みます。
指宿温泉(鹿児島)
→いぶすきって知らないと読めないですよね!世にも珍しい砂むし温泉が有る名所
▼参考記事はこちら!