挨拶をするからといっていいヤツとは限らない。
会社ですれ違う人には知り合いだろうがそうでなかろうが必ず何らかの挨拶をする。
「おはようございます。」
「お疲れ様です。」
そして、帰るときには
「お先に失礼します。」
職場の同僚に
「すごいよね。私、仲良い人にしか挨拶しないよ。しかも、◯◯ちゃんって(私の事)ちゃんと顔も見ながら挨拶するもんね。偉いと思うわ~。」
と、褒められたことがある。
その時、褒められたのは素直に嬉しかったけど
(違うんだよ。私は私のために挨拶してるんだよ。褒められるような事じゃないんだよ。)
と、思った。
というのも、私はいいヤツじゃない。
挨拶に対する考え方は
ひねくれてる方だという自覚がある。
挨拶をしても返してこない人がいる。
挨拶を無視する人。まぁまぁいる。
それでも、私は挨拶をする。
この時点で私という人間が
めんどくさいヤツだとわかるだろう。
なぜ、無視されても挨拶するのかというと
挨拶をする私は何も変わらない。
無視する側の品性の問題だと思うから。
というか、品性の問題だと思うようにしてるから。
が、正しいでしょうか。
最初は挨拶を無視されれば傷ついたし
無視する人には次からはしなくなったりしたけど、『挨拶を無視する人』に合わせて挨拶しなくなるのはどうなんだ。と思った。
それなら、私は変わらず挨拶をして
無視するかどうかは相手が判断すればいい。挨拶を無視する人の品性が問われるだけで、私は何も変わらない。
と思った。そう思うことで傷ついた自分をどうにか慰めているのかもしれない。
そんなことを考えてる時点で
挨拶を無視する人を見下してる気がするので、私って嫌なヤツだなぁと思うけど、その自覚があるうえで挨拶をし続けるのだ。
こんな私はだいぶヤバい人なんだろうな。