勝てるトレーダーになるための5ステップ
今回は勝てるトレーダーになるためにはどうすればよいかを5ステップに分けてご紹介していきたいと思います。
この記事は初心者トレーダーが成功トレーダーになるために大切な要素になります。
あなたはトレーダーとしての目標は何ですか?
億トレーダー、専業トレーダー、1000万円増やしたい
など色々あると思いますが、これらの目標を達成するためにはしっかりとステップがあることを理解しなければいけません。
今から紹介するステップをしっかりと踏めば、
今自分はどのぐらいのレベルなのか、今時分は何をするべきなのかが見えてくると思いますので最後までじっくりと読み込んで見てください!
下の図を見てください。
目標を達成させる為には左から気づく、知る、わかる、やる、できるのステップを踏んで目標を達成できるようになります。
1つずつ解説していきましょう。
ステップ1:気づく
ステップ1は気づくか、気づかないかです。
わかった!という体験が、心境の変化が行動のきっかけを作ります。
24時間気づき続けるにはどうすればよいか?
それは、
軸足+体験=気づき
です。
軸足というのは、固定された基準という事です。
なので軸足が決まらないと物事の比較が決まりません。
比較できるから差分に気づけるようになります。
イメージしにくいと思うので、
家を建てる時を例にすると以下のようになります。
まずGL(グラドライン)要するに地面を決めます。この地面を0とした時に、0より上を地上、0より下を地中というように定義します。
その定義をした上で基礎工事をします。
グランドラインは固定された基準ですので基準がしっかりとしていないと全て欠陥住宅になってしまいます。
相場で言うと、レジサポラインはトレードプランを考える基準になります。
毎日頑張ってただひたすらチャートを眺めていてもチャートを読めるようにはなりません。
軸足を決めるからこそ、法則性に気付けるのです。ひらめきというのは、降ってくるものではなく、軸を決めてきちっと比較をしているから降ってくるってだけなのです。
ほとんどの上手くいかないトレーダーの一番の原因は、トレード手法以前に軸足が決められていないからです。
注意点として、情報過多になると今度は深く渡れなくなってしまいますので注意が必要になってきます。
ステップ2:知る
ステップ2は知るか、知らないかです。
無知の知。というソクラテスの有名な言葉がありますが、まずは自分がいかに分かっていないかを自覚する段階が重要です。
知らないという事よりも、知らない事を知らない方がたちが悪いです。
これに気づけている人は、自分の見えている範囲が世界の全てとは考えず、自分の見えていない所があると気づいている人です。
見えていないところを発見しようということに努めます。そこで自分の頭を使い、考えるようになります。
逆に無知の知に気づけていない人は、自分の見ている領域が世界の全てと考えるため、知っている事だけで上手くいくという風に思ってしまうので。上手くいかないと他人や環境のせいにしてしまいます。
これこそが思考停止のサインです。
トレードは売り手と買い手がお金を奪い合うゲームであり、相手がいます。
ですので戦況に合わせて頭を使わないと勝てないわけです。囲碁や将棋のプロにならなくても稼げますが、Tシャツを一瞬でたたむような裏技なような事には行きません。
なので誰でも知ればできるというものではないのです。
トレーダーには大きく分けて2つのタイプがいます。
・値動きの原理原則が分かっていて優位性を担保できるプレイヤー
・値動きの原理原則などが分かっていないプレイヤー
です。この両者ともお金さえあれば参加できてしまうのがFXというものです。
本来トレードというのは、分かっているプレイヤー同士の心理ゲームになります。
値動きの原理原則を知らない、どこの売りと買いが競り合っているのかもわからないような未熟なプレイヤーの状態では、そういったゲームの駆け引きに参加する事すらできません。
結果分かっているプレイヤーさんたちの養分にされるだけになるのです。
ステップ3:分かる
ステップ3は分かるか、分からないかです。
例えばダウ理論の意味を分かっているのかです。
他にはマルチタイムフレーム分析、グランビルの法則など様々ありますが、
知ると分かるの違いは人に説明できるかどうかです。
ダウ理論であればクイズに答えられるだけではなくて、クイズが作れるレベルになってやっと分かったと言えます。
このように自分の頭で考えるという体験から得られた知識というのは、ただ知ったという知識よりも1段上に上になります。
知識→知見
のレベルになります。
その知見、ダウ理論を更に極めれば大きなミスをしなくなり、余裕ができるようになります。更にエントリーポイントも見えてくるようになります。
ステップ4:やる
ステップ4はやるか、やらないかです。
ここまでくればゴール目前であり、
理論×実践=運動化
していく作業になります。
何も考えなくてもできるようになるレベルまで運動化します。
その際に相場の全てを知ろうとしない事です。沢山の理論を知っていても頭でっかちになるだけです。
だからこそ1つの理論を重点的に実践していけるようにしていきましょう。
よくインジゲーターを沢山表示させてゴールデンクロスしてこうなったらエントリーするというように、視覚的で分かりやすい方法を考えてしまっています。
先程も言ったように、物事にはマクロとミクロという2つの見方があり、
マクロは全体、ミクロは部分です。マクロが基礎、ミクロが応用です。
トレーダーにはマクロ的なチャートの見方が求められます。
要するに相場観です。
ミクロはエントリー手法になります。
重要なのはエントリー手法は相場環境の影響下にある。という事です。
基礎のないエントリー手法は上手くいきません。
逆にFXは基礎がしっかりと出来ていればどんなエントリー手法ですも勝ててしまうわけです。
トレードの成功率は、エントリー手法ではなく、相場の環境が重要です。
今何をやってよいか分からない人は、一旦マクロとミクロの視点に仕分けしてみるのも良いでしょう。
相場環境に関するもの→マクロ
エントリー手法に関するもの→ミクロ
基礎の上にエントリー手法。これは頭に入れておきましょう!
ステップ5:できる
ステップ5はできるか、できないかです。
人はセルフイメージのような一直線で成長しません。どちらかというと螺旋階段のように同じようなところをぐるぐると回りながら登っていく感じです。
1つやっかいなのが、いい感じになってきたところでキャズムがおこります。
今まで正しいと思って取り組んできた事に対して、なかなか成果出せなくて混乱してしまうという時期が出てきます。
「正しい事をこれだけやってきたのに、全然結果がでない。むしろ悪い結果になっている」
と思う事もあるかと思いますが、そんな時は無理に方向転換せずに今まで続けてきた事を淡々と続けていきましょう。
『思考は現実化する』というナポレオン・ヒルの有名な本の中で、金脈の91センチ手前で諦めて大富豪に成り損ねた話があります。
このようにキャズムに引っかかり諦めてしまうのは非常にもったいない事です。
同じ人間で、そして同じ日本人でFXで億トレーダーになった人は沢山います。専業トレーダーになった人の数もそれ以上に多いです。
ですので諦めず正しいステップを積み重ねていけば目標に到達できると思いますので引き続きトレード頑張っていきましょう!
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