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子供たちが目を輝かせて憧れる石見神楽を守りたい。 “疫病退散” 盃で伝統芸能と飲食店支援を
健康祈願を込めて、大切な方への贈り物にいかがでしょうか。
熱を帯び、子供達が憧れる。ここにはにはまだ古来からの風習が色濃く残っているのです。
島根は石見神楽団へ、売上の10%が寄付される助け合いプロジェクト。
ご協力賜りたく候。以下より予約購入いただけます。
私は、この発案から製造まで一貫して行われている亀谷窯業さんのインタビューを担当。
というわけで、少しこの“疫病退散”の盃について解説を…
アマビエ…?ではなく、「鍾馗」とは何か。
アマビエが昨今では疫病退散の妖怪として有名ですが、鍾馗(しょうき)という存在をご存知でしょうか。
中国から伝来し日本では古く平安時代に鍾馗図が確認されている、こちらも疫鬼(病を流行らせる鬼)を懲らしめる神。この鍾馗の演目は、島根県は石見神楽にて昔から人気を博しているのです。
そして今回、写真にもあるようにこの鍾馗をモチーフとし、疫病退散の想いを込めた盃(さかずき)として、石州瓦を造る亀谷窯業さんが製造販売を行われています。
なぜ私が感銘を受けたのか
今回の企画はもちろん、新型コロナウイルスの感染拡大により営業状況が芳しくない飲食店と石見神楽の支援の想いを込めて。
その由来は古く、平安時代から今に続く石見神楽。
現代も地域の子供達が憧れる舞手。私が演目を見た時も、地元の子供達がワイワイしながら、そのキラキラとした瞳で舞台と向かい合っていました。
今、どの地域も伝統産品や芸能の後継者難などに悩まされています。でもこの石見神楽は少し違う。
未だこもる熱、子供達の憧れ、ここにはまだ古来からの風土の風習が残っているのです。
これを守らずして何ができようか、この亀谷社長の心意気に惹かれてしまったわけです。
どこも誰もが厳しい世の中であることは承知の上。もしも少し余力のある方がいらっしゃいましたらば力をお貸しくださいというわけです。
シーラカンス食堂 代表、小林新也の思い
当企画を全面サポートをしているのは、地域創生、ものづくり事業関連では名高いシーラカンス食堂の小林新也さん。
彼と社長の亀谷窯業の亀谷典生さんとは10年ほどの付き合いがあり、今回このようなタッグで本企画を実行する運びとなったそうです。
亀谷さんは私も何度か飲みをご一緒させてもらっていますが、彼のいう通り「ほんまにアツイ方」で、この鍾馗盃で石見神楽と器を今まで買ってくださった飲食店さんを少しでも応援できたらという想いで企画されました。
小林新也さんのコメント
「鍾馗(しょうき)とは石見神楽の演目でも人気の病退治の神様で、茅の輪くぐりでよく知られている茅の輪という輪っか状の道具を持っているのが特徴です。コロナに負けずに頑張りましょう!」
↑こちらがその「茅の輪」
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