50%以上の市民が規制緩和に反対/助け合いのギフトフェンスとは 2020.04.11
ハイライト:
・50%以上の市民が規制緩和に反対
・助け合いのギフトフェンスとは
4月11日(土)のは以下を記録します。
1. ドイツ国内の現状の数字
■ロベルトコッホインスティテュート(以降 RKI)の報告
RKIのデータ
感染者数 117,658名(+4,133)
死者数 2,544名(+171)
人口10万対 142名
4月11日午前に取得されたデータです。
■Coronavirus Monitor
感染者数 122,171名(+3,936)
死者数 2,736名(+129)
回復者数 56,046名(+2,680)
日毎の増加数が減少傾向にあり、今日までで倍加時間は17.5日となっている、とのことです。
4月11日 10時に取得されたデータです。
いまもっとも状況が悪化している米国では24時間以内2,108人亡くなられ、1日での死者数としては過去最多とのことです。
参照元:
https://www.worldometers.info/coronavirus/country/us/
https://www.morgenpost.de/vermischtes/article228837147/Coronavirus-USA-Donald-Trump-vor-groessten-Entscheidung-meines-Lebens-Corona-Tote.html
■他の数字も見てみよう (感染者の変化率)
こちらは増加率の前日比を日付ごとにチャート化しています。直近を見るとおおよそ前日比5%増以内に収まる形で推移しているので、取り切るとは言えないものの倍々ゲーム的増加からはかなり遠いところまでこれていると言えそうです。
2.ドイツとベルリンのできごと
■ドイツ
Die Welt社のオラフ・ゲルセマンさんが自身のTwitterで、イースター後の規制緩和についてどう思うかというアンケートを取られています。
すでに問題ないでしょうと答えたのが12%、緩やかにであればと答えたのが33%、いやまだダメですと答えたのが55%を超えており、まだ危機感を感じている層が半数以上となりました。
過去に紹介した動画でも、連邦健康省シュパーンさんの規制緩和の検討に対し
56%の市民が、緩和は時期尚早だといっていたこともあり、ドイツにおける危機感は少なくとも半分以上はいることが確認できます
なおイタリアは現在の接触制限を5/3まで延期する考えだそうです。
参照元:
https://twitter.com/olafgersemann/status/1248897705025441793?s=21
■ベルリン
ベルリンでは、「ギフトフェンス」という形で、おうちで過ごしたくともお家がないひとたちのために、食料品や衣類をプレゼントするスポットがいくつかできています。
このツイートのスポットでは、ホームレスの方にも敬意を持ち、助け合おうとプリントがされています。
わたしの家の近所にもスポットがあったので行ってきましたらば、お布団とジャケットが置いてありました。
来週月曜から急に気温が下がったり雨が予報されていることもあるので少しでも役にたてばいいですね…。わたしはこの街のこういうところが好きです。
参照元:
https://twitter.com/_Lautes_Denken/status/1248516385480859648?s=20
http://www.berliner-obdachlosenhilfe.de/wp-content/uploads/2020/04/Gabenzäune-Infozettel.pdf
3.補足情報
それ以外にも、家の近所をひさしぶりにパトロールに出て見ましたのですが、街のいくつかで見つけた光景を紹介したいと思います。
お料理のデリバリーチラシです。
参照元:
https://www.zuhauseisstsamschoensten.com
ブティックでは手作りマスクの販売をしています。
一つ8ユーロ、二つで15ユーロ、10個で70ユーロ。Whatsappで連絡くれたら渡しますと記載されています。
【毎日更新】新型コロナウイルスの記録
https://www.youtube.com/playlist?list=PLNwbHLGDvbkUfzjAEPcrbg4sM7Mw83bWN
ドイツ語学習・勉強方法リスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLNwbHLGDvbkXqDJuNJ43rDqDOtfKnJf8X
シリーズ「スナックきのこ」
https://www.youtube.com/playlist?list=PLNwbHLGDvbkUvGY9bMAkJnSXAmKIPp7Uh
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