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【電脳せどり】の自動化に成功し月150万の不労所得を手に入れた物語

1 せどりとの出会い

「はい、今月のお小遣い3万円」

毎月1日に妻から渡されるお小遣いを見ながら、3万は少ないなー。
と考えながらも、会社が副業禁止のため、「もう少し稼いで、生活を楽にしたいし、お小遣いももっと欲しい。」と考えながらも、1歩を踏み出せずにいました。

家族のためにお金を稼いで、「少しでも楽な生活、やりたいことをやらせてあげられる環境を作りたい。」そう思いながらも、現実は厳しく、35歳で家族は妻と子供2人で、本業の収入は手取り25万のため、家賃、生活費を考えると、自由に使えるお金はありません。

「お小遣いを増やしてほしい」とは、口が裂けても言えませんでした。

正直、お金は欲しいけど、今の生活に不満はそこまでない。自分の時間を使ってまで、お金を稼ぐのもな。と考えていたので、すぐには動き出せずに、副業ってできるのかなと漠然と考えて生活を送っていました。

給料は35歳の今となってもほぼ横ばいで、将来の給与のアップの期待はできません。就職前はのんきに

「結婚は30歳までにして、毎年海外旅行へ行って、40代で年収1000万行けるかな」

と期待を抱いて就職しましたが、全然そんなことなく、5年早く入社した会社の先輩の給料を聞いて愕然としました。。。

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私と3000円しか変わりませんでした。。。1年って600円の価値?

この先輩は、明るく、後輩の面倒見もいい、会社でも評判の先輩でしたが、

5年後の私の給料はこれなんだ

と思ったと同時に、このまま会社に依存していても、思っていた未来は訪れないと考え、どうしたらいいのかとにかく悩みました。

いろいろ調べてみると、せどりが初期費用もそこまでかからずに、初心者でも簡単にできて稼げるということを知ったこと、たまたま見ていたYoutubeで、ホリエモンが、「せどり」を勧めていたため、せどりに興味を持ち、インターネットで情報を漁りながら、いろいろと調べていました。

また、ある友人が、「本業での収入は3000円上げるのにかなり時間がかかるけど、副業ならすぐに3000円稼げる」と言っていたことで、

やはり、家族を幸せにして、自分自身も幸せになるためには、副業を始めるしかないと思い立ち、副業禁止ながらも、副業をやっている人がいるということを知り、せどりを行う決意をしました。

2 うまくいかない日々

初めに、本せどりという方法があるというのを聞き、本せどりのコンサルティングがあるというので、独身時代にためていたお金を使って入会しました。

仕事終わりと土日祝日を使って、各地のブックオフ等を回りましたが、全く成果が出ません。


このままだとだめだと思い、店舗せどりをメインとするグループコンサルティングにさらに入会しました。

「副業でもドンキホーテは朝方の3時4時までやっているからできる。」
「副業でドン・キホーテせどりで成功している人はたくさんいる。」

このように言われ、文字通り身を粉にして、必死に店舗せどりを行いましたが、仕事の合間を縫って、仕事で疲れた身体で店舗に行き、仕入をして、重い荷物を梱包し、発送、納品後に赤字で売ったときの喪失感を味わい、

「これって本当に稼げるんですか?」
とコンサルタントに聞くと、

「人より頑張れば稼げる。人よりやっていないから稼げないんだ。」
とゴリゴリの体育会系のノリで言われ、


「これをあと何年も続けられない。副業でやっていくには心も身体もきつい」
と思い、店舗せどりを断念しました。

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ここまででコンサルティングに使った金額は約80万円。
せどりって難しいんだなと考えていました。

そんな時、私の人生を変えてくれるメンターに出会い、メンターから副業と相性がいいのは電脳せどりであるということを教えてもらいました。

3 独学で電脳を始める

電脳せどりがいいと教えてもらったはいいが、過去に失敗している経験からコンサルティングには入らず、独学で電脳せどりを始めました。

しかし、PCの知識がほとんどなく、

「電脳のリサーチってどうやるの?」
「SPUってなに」

と、初めの設定の段階から大きく躓き、何から進めればいいか分かっておらず、利益が出そうな商品を買っては、なぜ赤字になっているのかの原因も分からず、販売していました。

商品を必死にリサーチして仕入れたはいいものの、ライバルが増えて赤字になることは当たり前。

マラソンを頑張って完走するのはいいけど、マラソン終了後に、自宅に大量の商品が届き、家の中は段ボールまみれで、納品地獄となり、家族とはギスギス。

挙句の果てには、データ上では黒字だったのに、
カードの支払い請求50万。
銀行残高30万

こんな請求が来ました。
在庫で眠っていた商品25万円分は、お金にはなってくれなかったのです。
今思えば完全に黒字倒産です。

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本当に疲れ切っていた中、妻から
「邪魔だし儲からないせどりなんてしてないで、ちゃんと働いてよ。」

このように言われ、
家族のために始めたせどりなのに、逆に家族に迷惑をかけている」と思い。
限界まで必死にやってみようと思い、長いときは深夜3時までリサーチ、納品して、朝6時に起きて会社に行っていました。

ここまで深夜まで頑張っても、自己流のため、なかなか結果が出ず、もやもやした日々を過ごしていました。

このころは、せどりでは結果は出ないし、妻からはもうせどりなんてやめてと言われるし、会社では睡眠不足により判断力の低下で、上司からとっちめられる、3重苦に陥っていました。。。

やればやるほど深みにはまり、ストレスを抱える生活で、せどりのこと、在庫のこと、今後のこと、子供の将来のこと、会社やめようかな、といったことを常に考えていて、ストレスで10円ハゲが2か所できました。

これじゃあダメだと本気で思いました

このことを電脳せどりの存在を教えてくれたメンターに相談すると、

「やり方と方向性が間違っている。基本がなっていない。独学で勝てるほどこの世界は甘くない。しかし、大部分はこのことを理解していない。私についてくれば必ず結果はでる」

今までのコンサルティングで言われたことが無い言葉を、
強い口調で言われ、絶対に成功して家族を幸せにするために、この人についていこうと決めました。

4 本気との出会い

こうして、電脳せどりを本格的なマンツーマン指導の下、行うこととなりました。

コンサルティングでは

徹底的な無駄の排除
リサーチ能力の向上
時間の使い方
せどりのマインド
販売方法の考え方
資金の管理方法

など、様々な側面から電脳せどりを学びました。

電脳せどりのリサーチを毎日30分でいいので実践することで、なんでこの商品が仕入れられるのかといった判断力や、リピートリストの構築をしていくなど、せどりに使う労力を減らすための工夫をすることを覚え、

もしもの時に困らないように、たくさんの販売アカウントや仕入アカウントを運用して、リスクヘッジして堅実にお金を残せるようになってきました。

それに比例して、作業時間もどんどん増えていきましたので、次のステップとして、外注化をして自由な時間を作ろうと考え、様々な業務を委託し、徐々に自分の時間をとれるようになってきました。

また、売上を上げるために、複数アカウントを確保するための独自ノウハウも確立できました。

このころには、せどり仲間と呼べるような仲間もできて、せどりの事や今後のビジネスとしての展開、融資の相談などをすることができる、かけがえのない、友人ができました

また、せどりは確かに稼げるということを実感し、このやり方をみんなに教えられたら楽しいだろうなと思ってきたのも、丁度このころになります。

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5 急に現れた最大の危機

そんな順風満帆なせどりライフを送っていましたが、

ある日、突然アマゾンから電話連絡が来ました。
私は仕事中で会社にいて、何だろうと思い、とても胸騒ぎがしたのでトイレに行くふりをして、電話に出ると、

真贋調査を行うのでアカウントを停止し、売り上げ金を保留しました。」

と言われました。

この電話の後、何をしたのかはよく覚えていません。
真夏の暑い日であったにもかかわらず、鳥肌が立ち、冷や汗をかいて、1日中てんぱっていて、青ざめていたと思います。
この電話があったことは、よく覚えています。

家に帰るなりすぐに、セラーセントラルを見て見ると、赤い画面が表示されていました。

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保留された売上金はおよそ400万円
「本業の年収かよ」と思いつつ、

メールを確認すると、電話と同じ内容が記載されたメールが来ており、とにかくどうしようという、動揺しかしていませんでした。

「もし真贋が通らなかったらどうしよう。」
「次の支払日までにいくら必要なんだ?」
「FBA倉庫にはまだ、在庫が入っているし、これ全部自宅に返送されるのか?」

とにかく不安とプレッシャーで勝手に押しつぶされそうになっていました。

このことをメンターに話すと、

「支払期日までは時間があること。」
「手元にある資金を再度計算すること」
「納品前の在庫品を別のアカウントで捌くこと。」
「真贋は1発目の書類提出で決めること。」

このようにアドバイスをいただけたため、アドバイス通りに行動し、カードの引き落とし金額を支払えるだけの資金は確保できているのを確認できたため、安心して真贋調査に臨むことができました。

真贋にしっかりと対処したため、2週間ほどでアカウントが再開されて、
保留されていた資金も戻り、カードの支払いに間に合うことができました。

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このときの経験から、

「リスクヘッジをきちんとすること」
「最悪の事態を想定しながら、事業を進めていくこと」
「今の資金状況を適切に把握すること」
「一人で悩まずに、経験者から話を聞くこと」

を学びました。

ネットの情報では、
「真贋はやばい」
「アカウントの復活は簡単にはできない」
等の情報も流れていて、一人でやろうと思うと、とても心配でしたが、相談し、きちんと対応することで、アカウントの審査も通り、出品も元通りにできるということが分かり、真贋が来ても大丈夫と思えるようになりました。

この危機を脱したことで、せどらーとしてもう一歩上のキノコになれたと思っています。

6 リスクヘッジのための融資

真贋調査事件以来、今後また、同じことが起きたら嫌だなという思いと、起きても耐えられるだけの資金を確保したいという思いから、融資を受けて、手元の資金を確保するために、銀行に融資のお願いをしに行きました。

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もちろん資金使途は運転資金です。

企業概要書、事業計画をきっちりと作成し、銀行と政策金融公庫へ融資の打診をしました。

1年間で合計4回の融資審査を出し、4回通りました。


1回目ー銀行(保証協会付き)500万
2回目ー公庫(無担保)1000万
3回目ー銀行(保証協会付き)1000万追加
4回目ー公庫(無担保)1000万追加

合計3500万の融資を受けることに成功。
融資も通るノウハウがあり、計画を立てて実行することで、通る確率は上がるというのを確信しました。

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7 自由への外注化

ここまで紆余曲折を経て、利益も出るようになってきたところで、

副業だからこそ、

仕事はどんどん外部に振って時間を作っていく必要がある

ということを教えていただき、様々な業務を外注化しようと考えました。

孤独にPCとにらめっこをする電脳せどりで一人でやるのさみしいなと思っていたところでもあり、既に納品業務はお願いしていたので、それ以外の、

仕入れ業務
管理業務等

を外部委託していくことに決めました。

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電脳せどりは副業でやるの環境にとてもマッチしていて、完全在宅で、肉体労働もなく、仕入れから販売まで完結するビジネスのため、外注化する際も委託しやすく、コツさえつかんでしまえば、何でも委託できました。

「いかに自分の時間を割かずに、お金を生み出していくか」

ということを考えて、徹底した結果が功を奏し、

今では

納品業務
仕入れ業務
アカウント管理業務
人材育成業務
人事業務 等

あらゆる業務に私以外のスタッフがかかわっており、内部だけでもたくさんのやり取りが生まれて、活気があります。

当然うちにかかわってくれるスタッフはとても優秀で、もともとの実力もすごいですが、努力して学んでいく姿勢もすごいです。素晴らしいスタッフと出会えることができたのも、外注化のたまものであると思っています。

外注化、組織化を構築した結果、私の電脳せどりにかかわる時間は月に約5時間程度となっています。

8 外注化の先に

外注化を推進することで、自由な時間が増え、仕事の後は、様々な経営者とお話をしたり、新規事業に取り組んだりと、アクティブに過ごしています。また、土日祝日は子供と一緒にどこかへ行ったりして、遊ぶ時間もできました。

金銭的には、何より、会社からの給与明細を見なくなりました
子供に好きな習い事をさせて、妻とは週に1回は外食していいものを食べたり、好きな服を買ってあげることもできました。

お金の余裕は心の余裕とはよく言ったものだと思います。

せどりをやめなくてよかったと心から思っています。

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現在、月商1500万、年商1.8億の物販会社を経営していますが、せどり自体の活動時間は月に5時間です。

そして、私はまだ「副業で物販会社を経営」しています。

様々な人と出会い、私が経験してきたことや、私が学んだノウハウを、せどりで悩んでいる人に直接伝えたいと思い、塾やグループ活動などの、たくさんの人を相手にする低質なコンサルティングではなく、マンツーマンで、その人の状況や経験、進捗状況に合わせた指導を行っています。

せどりは数字さえ読めれば、小学生でもできるビジネスです。
仕入、リサーチは重要ですが、資金管理、マインドセットをしっかりと身に着けて、外注化を推進して、時間的にも資金的にも、精神的にも自由な人生を過ごせる人生のツールの一つです。

たくさん回り道をしてきてわかったことは、自分で目標を決めて、1つのことを突き詰めて頑張っていけば、必ず結果はついてくるということです。

私の好きな言葉は

「毎日1%の努力を続ければ、1年後には37倍になっている」

です。
これからも1%の努力を続けて、もっと大きくなってたくさんの人の幸せを支えられるように頑張っていきます!!

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