挑戦#4 夜間中学イベント@金大
こんにちは⛄。きのこです。前回の投稿からかなり時間がたってしまいましたが、夜間中学についての記事です。ほんとは昨年中に投稿のつもりがいつの間にか2月になってました。時の流れって早いです(´;ω;`)
さて、本題について、2021年12月8日(水)、12月15日(水)に金沢大学人間社会第一講義棟内の講義室にて大学内学生・教職員向けの夜間中学のイベントを開催しました。イベントは参加しやすいように、と予約不要・途中入退室可という形で行いました。映画上映を行うため、著作権の関係で対面のみの開催となりましたが、予想以上の参加者の数でびっくりしました。
正直、直前がテスト期間だったり、単純に日々忙しかったりで十分な工法ができていないものと考えていたので「人集まらないかも...」と心配でしたが、学内メールとポスター掲示だけでも効果は大きかったですね。コロナ対策の制限付きでも全部で100人ほどは入れる教室だったので見た目は少なく見えましたが、数えたところ40名ほどのご参加でした。
イベントの概要
さてイベント概要をさらっと説明すると、まず主旨としてはボランティアスタッフの募集(もちろん参加してもらえたらありがたいが)ではなく、「夜間中学とはなんぞや」ということを知ってもらうというものなので夜間中学の定義から現状、そして自身が学生として参加しての考えや経験談を話す、というのが学生パート、発起人から設立経緯等のお話、イベントメインには夜間中学のドキュメンタリー「こんばんはⅡ」(時間の都合で一部省略したshort ver.)の上映を行いました。
イベントをやっているときに、メインは映画上映ということでしたが、僕と一緒に活動している友人としては「学生として、学生に伝える」ということを主にしようと考えていました。自分たちで大学生活を送っていて、そこで縁あって夜中に出会って。。。という経緯を考えたら僕らの言葉は学生に響くだろうと考えたからです。
実際話してみた感じは...
僕から話したことでポイントだったのは、
「今の学生が『ぬくぬく』過ごしていると思う。自分たちの知らない世界があることを知ってほしい」
ということでした。イベント後アンケートでもここが印象的だったという声をいただいて、言った本人としては「偉そうなこといいやがって」と思われるんじゃないかと内心恐々としていましたがなんとか当初の目的は果たせたようです。ただこの言葉を言えたのは12/8のみで12/15はそれを伝えなかったからかその後の効果が薄かったので言葉のメッセージ性というのがいかに大事かというのを思い知らされました。
また、反省点にはなりますがまだまだ自分のこうした場に対する「不慣れ感」が否めないということも感じました。学校の発表の時もそうですが、いつも自分はメモを用意してそれを見ながら話すことはせず、簡単に言えば「自分のしゃべりたいことを話す」ようにしているのですが、それ故にアガってしまったら一気にいろいろ考えててもそれが飛んでしまうんですよね。またこのことは機会があったら「発表スタイル」についての記事を書きたいと思いますが、とりあえずイベントを通して感じたのはこんなところです。 自分としては反省もいっぱいありますがとりあえず第一歩としては成功かなーって感じです。
イベント成功!その後は...
結果としては学生ボランティアの数を今まで二人だったところから9人にまで(2022.02.11時点)増やすことができました。みなさんやる気にあふれていて、心なしか夜中にも今まで以上に活気があふれたように思います。
とはいえ「じゃあ増えたから成功よかったね~」で終わらせるつもりは全くありません。僕と、メインで一緒に活動している友人は来年度には就職をしておそらく石川県からいなくなるし、参加してくれた方々も3年生で忙しくなってしまうのが目に見えている。それに今回きりのイベントでは夜間中学とそれに関しての情報の周知にはほど遠い。まだまだやることはたくさんあります。
もう二月になってしまって僕自身進路に向けて忙しいですがこれからも頑張っていくつもりです。といったところで若干新年のあいさつ的含みを入れつつ(今更)終わります。ここまで読んでいただいてありがとうございました。
これからも何気ない大学生の一言や、夜間中学その他の情報発信をしていこうと思いますので気になった方、何気なく通りかかった方、とりあえずフォローしていただけたら幸いです。ではまた。