ヒーローおかっぱ洗脳
割引あり
ピンク色のスーツを纏ったヒーロー、サクラは、戦闘の中で怪人「キノコング」に捕らえられ、暗闇の中に囚われていた。
意識が戻ると、両手両足を拘束されていて、身動きが取れない。顔を上げると彼女の目の前には、ニヤリと笑うキノコングが立っていた。
「ふふふ…サクラ、ヒーローとしての君は今日終わる。これからは私の忠実な部下「キノコクイーン」となるのだ!」
サクラは必死に抵抗しようとするが、しっかりと縛られているせいで身動きが取れない。
「やめて…!」
ハサミを持ったキノコスが近づき、長く伸ばしていたサクラの美しい髪を、無慈悲にも眉上で一直線に切り揃えていく。
「お、お願い!髪だけは…っ!」
やがて彼女の視界がふわりと揺れ、意識が遠のいた。目が覚めると、サクラは首の後ろが冷たくいことに気付き、何かがおかしいと瞬時に悟った。
「ま、まさか…」
ここから先は
1,526字
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?