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【双子の妊娠出産体験#2】双子妊娠がわかったらすべきこと

こんにちは、きのこです。

双子妊娠がわかった時、家族で子供たちが産まれてくるまでに何をしておくと良いかをまとめてみた。

〈きのこのプロフィール〉
MDツインの男の子(1歳)と女の子(3歳)のママ。アラフォーさいたま市在住です。


双子を出産する病院のお医者さまからお話のあったこと

双子妊娠がわかった2週間後にさいたま赤十字病院の初診に伺った。電話で招待状がある旨を伝えると、簡単に予約ができた。

初診でお医者さまより以下のお話があった。

  • 双胎間輸血症候群や早産等の双子妊娠(MD)のリスクについて。

  • ハイリスク妊娠にあたる双子妊娠の妊婦健診は始めから2週毎と頻回。36週以降は1週毎になる。(単胎妊娠の場合、23週まで1ヶ月毎。24〜35週は2週毎。それ以降は1週毎になる。)

  • 双子妊娠は、出産を40週まで待つと母子共にリスクが大きくなるので、37週に入ってすぐに帝王切開での出産になる。しかし早産傾向が強く、37週までお腹にいる赤ちゃんは少ない。(一応帝王切開での出産日は決めた。)

  • とにかく早産になる可能性が高いので、できるだけ動かないこと。子供の抱っこも極力しない。単胎妊娠の場合、出産直前になると運動を勧められるが、双子妊娠の場合はNG。というか、お腹が大きくて動けなくなる。

  • 単胎妊娠以上にいつ何があるかわからないので、今日家に帰ったら入院セットの準備をしておいて欲しい。

  • とはいえ、管理入院はできるだけさせない方針をとっている。(病院によっては、出産予定日の3ヶ月前から必ず管理入院と決めているところもある。)

とにかく単胎妊娠とは異なり、早産に気をつけなければいけないということを強調された。リスクが多くいつ何があるかわからないから、何が起きても大きく動じないよう準備し、覚悟を決めておいた方が良いと感じた。

双子妊娠がわかったら家族ですべきこと

①ママの話を聞こう/ママも不安を吐き出そう

双子妊娠がわかったその日から、"2人とも無事に産まれてきてくれるのか?"という大きな不安がママを襲っている。まずは家族が、そのことを少しでも理解しようと努めてあげて欲しい。特にママにとって、1番身近な大人であるパパに努めて欲しい。
具体的に何をすれば良いのかというと、ママの話を聞いてあげる、それだけで良い。

病院から、様々なリスクの話をされてしまう双子妊娠。パパやその他家族の方も不安はあると思うが、自分のお腹に2つの命が宿っているママの不安のレベルではないのではないか?

きのこの夫も、私が様々なリスクがあると医者に言われたという話をしている中で。"一卵性の双子は見分けがつくのか?"が心配だという話をしていた。産まれてくるまでの不安と戦っている私にとって、その発言はあまりに無神経に思えた。

ご家族の方は、ママの話を良くきいてあげて欲しい。(強調!!)

そして、ママは信頼している人には不安を口に出した方が良い。双子妊娠を経験している人は少ないのだから、どんなことが不安なのかを具体的に説明しなければ、わかってもらえない。自分や近い距離に双子を妊娠した人がいなければ、双子を妊娠した人の気持ちなど想像している人はいないと思っておいた方が良い。

②ママがいなくても家族の生活が回るよう手配しよう

家族でママの不安を共有した上で、ママの中で、"ママがいなくても家族の生活が何とかなる"という確信を持つことができると、ママの不安は大きく軽減するだろう。

トラブルが無ければ出産前後の1週間ほどで済むけれど、トラブルがあれば1ヶ月なのか?半年なのか?ママが管理入院してしまって、家にいないのが双子妊娠

もちろん管理入院は、単胎妊娠でもあり得ることだが、双子妊娠となると確率は上がる。

私はママっ子の当時2歳6ヶ月の娘が心配だった。

パパと初診を終えてすぐに時間を取って、もし私が管理入院になった場合どうするか?を話し合い、以下のような結論になった。

  • パパが仕事をしながら、保育園に通う娘と生活する。

  • 家から10分の所に私の実家があるので、パパの手がどうしても回らない時は私の両親にも助けてもらう。

  • ファミサポ*やシッターさん等のその他サービスは使わない。(娘が極度の人見知りであり、サービス利用を開始するにあたってかなりの負荷がかかることが理由。)

※ファミリーサポートとはさいたま市のサービス。以下リンクを参照。ボランティアの方が上の子の保育園の送迎等をしてくれる。

きのこ家が今すぐに"やること"は、娘とパパのコミュニケーションをできるだけ多く取り、2人でも生活できるようにすることということが洗い出された。幸いきのこの夫は、大学時代から結婚するまで1人暮らしをしており、家事はひと通りこなすことはできるレベル。

問題は娘のお世話。ママからパパへ、娘の食事をはじめとした生活全般についてや、細かい拘りの引き継ぎが必要だ。

娘は言葉が早い方だったので、段々と私のお腹に赤ちゃんがいることを伝え、パパと2人で生活する日が来るかもしれないことをお話していくことも必要。

また万が一管理入院が長くなってしまった場合や、夫の仕事が忙しい場合に備えて。時間を見て、私の両親の家に娘が泊まることにも慣れておいてもらう必要がある。

双子妊娠を周囲に伝えたタイミング

きのこ家は、私が"つわりが酷い体質"なので、すぐに「家族」と「私と夫の職場」「娘の通う保育園」に双子妊娠を伝えた。「友人たち」には会うタイミングがあれば、その時に伝えた。

皆「おめでとう」の言葉と共に、驚いていた。(驚くよね〜笑)

妊娠2ヶ月足らずで皆に妊娠を伝えるのは、今後死産やバニシングツインとなる可能性もある中で、怖いことではあった。もしそうなった時の、自分のメンタル的なこともあるし、皆に気を遣わせてしまうことになるかもしれないという怖さ。

しかし、お腹の赤ちゃんたちを守るため、家族や職場、保育園のサポートを受けることは必須。双子妊娠はとても早い段階で周りに伝えることとなった。

次に続きます。





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