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結婚前に、1カ月に1回は2人で壁を乗り越える

婚活のゴールは結婚だ。

しかし、付き合ったことで婚活が終了したかのように勘違いする人も少なくない。サッカーでいえばハーフタイムに突入した段階にも関わらず、試合終了しましたのようにXの婚活垢で報告する人を見かける。

マッチングアプリや結婚相談所、あるいは合コンなどをきっかけにつき合えたときは、これまでの努力が実って感激するだろう。そして、もう婚活する必要がないと安心感に浸るはず。実際、私もそう思ったから。

「恋愛は付き合う前が一番楽しい」と友人に言われた。たしかに、コミュニケーションツールを活用して毎日のように相手の心境を探ることは、あの時しかできない楽しさだったかもしれない。しかし、楽しさよりもスリルという表現の方が合うのではと思った。

だから告白して付き合うことが出来た瞬間は、湯舟に溜まったお湯が一気に流れ出すくらい感情が爆発しそうだった。叫びたくなるくらいうれしかったと言うべきだろうか。まるで、ドラマの最終回のような瞬間を今でも覚えている。

しかし、これは最終回ではなく第一章の終了で、ここから第二章に突入するんだという気持ちに切り替えた。もし、ここで付き合うことができたからもう幸せだ、結婚したも同然だと勘違いしているようなら大きな間違いだ。

先日「生活の相性は、付き合いはじめの頃に確かめておくべき」という内容でnoteを書いた。互いの相性や生活感について話し合ったり、観察することは結婚する前にしっかり行うべきである。

ただ、結婚生活をより楽しくするためには、相手のことを知ることも大事だが、2人で何かを乗り越える時間・出来事も必要だ。それを結婚する前にやっていたことが、結婚生活を楽しめている一つ理由と考える。


1カ月に1回は大きなデートを

YOUTUBEを眺めていたときに、たまたまメンタリストのDAIGOさんが配信している動画を目にした。視聴者からの質問に答えるような内容で、質問されたカップルが長続きする方法について語っていた。DAIGOさんは「1カ月に1度は壁を乗り越えるできごとがあるといい」と答えていた。

その話を聞いたのが、まだマッチングアプリをはじめて間もない頃だった。いざ付き合ったときに、この言葉が頭の中に強く残っていたため、早速実践してみようと行動にうつしたのが正解だった。

大きなデートというと、遠方に旅行とか豪華なディナーとか想像してしまうかもしれないが、それはカップルごとに価値観が違うので明確に表すことはできない。私は、2人とも未体験なことをするを大きいデートと位置付けた。

例えば、先日書いたプラネタリウムに行った話もこれに該当する。プラネタリウムは2人とも経験がなく、その経験を共有できたことが1つの大きな出来事になった。初めて体験したことや、今まで出来なかったことが達成した瞬間は良い思い出として残りやすい。

RPGのように何か大きな出来事をクリアした瞬間、互いの団結力が強化される。どこかに出かけなくても、一緒に料理を作ったり、何か趣味を作ることも乗り越えることに当たる。ただ、私は出来れば月に1回大きなデートを設けると思い出に残るし、楽しみができるからおすすめだと思っている。

私たちは、そのようなデートを設けるためにやりたいことリストを作成した。下はリストの一部だが、このリストをクリアするたびに話合う時間を設けて新しい「やりたい」ことを探す。

このような時間を設けることは、相手の価値観・行動力を確かめる時間にもなる。結婚する前に行うべき生活の相性も知ることができるので一石二鳥だ。

婚活のゴールは結婚。だが、本当に大事なのはゴールを設けず、これから互いに歩む時間を楽しむようにどうすればいいかすり合わせていくことだろう。

2人で1カ月に1回は大きなデートをして、
一緒に乗り越えることを体感してほしい。

それじゃぁ。

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