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65歳看護師の母が、脳のために意識している習慣
脳は大人になっても
レベルアップできるのか
最近、朝6時30分に起きています。
趣味の作曲や動画編集、英語の勉強、noteの更新など盛り沢山なので、時間を作るには朝が最適だったからです。
早起きの習慣が身につきだしています。
習慣化のルールは、先日noteにまとめました。
ルールに従っているおかげで、1時間以上早く起きれるようになっています。
他にも家計簿の更新、noteの更新、トイレ掃除も定着しました。
つまり、脳が学習しているということです。
また、英単語を覚えるのも、脳が学習しているということ。
そこで、気になったのは・・
30年後(65歳のとき)は、今よりも記憶、習慣化が難しいのか
「人間の脳細胞の数は、生まれた時がピークだから、そこから成長はしない」と爺ちゃんから聞いたことがあるからです。
歳を取ると、新しいことが覚えられない。
今日は、人の記憶と習慣について深掘りしていきます。
☑記憶力がいい人の特徴
☑60歳以上でも新しいことを覚え続けられるか
☑習慣化を身につけたいのに難しい理由
※脳科学については素人なので、あくまで調べたもので考察していることをご理解ください。
最後まで是非ご覧ください。
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何故、脳は学習できる
『大人になると脳は成長しないんでしょうか』
65歳になった僕の母を例に挙げます。
母はLINEで動画を送ってきたり、ZOOMを使ってミーティングを行ったりとパソコン、スマホを使いこなしています。
割と新しいことにチャレンジするのが好きです。
「65歳はまだ若い!馬鹿にするな!」と言われそうですが待ってください。
『脳が成長しないなら、新しいことを覚えられるのは何故でしょうか』
調べていきます。
①脳は成長しないのか
②忘れる理由とは
③記憶を鍛える方法、習慣化させる方法について
脳が学習する仕組みについて、東洋大学 生命科学部 生命科学科教授の児島先生が非常にわかりやすく解説しています。
難しい言葉もあるので、嚙み砕いて書きます。
結論、大人になっても脳は成長します。
脳が新しいことを学ぶ時、神経と神経の接続によってネットワークがつくられます。
つなぎ部分のことをシナプスと呼びます。
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このシナプスの大きさは、経験や学習によって変化し、記憶力に関係してきます。
シナプスが大きい → 記憶に残る
シナプスが小さい → 記憶から消えやすい
新しい経験や学習は脳が活性化させます。
活性化で、シナプスの接点量や情報伝達量が増えることで、情報をたくさん伝える・受け取るができます。
このネットワークがどんどん張り巡らすことで、脳は成長します。
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子どもの脳と大人の脳は違う
一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方 の著者で、1万人の脳を検査した脳内科医の加藤俊徳先生は、
40代後半から50代は、脳の最盛期です
と仰っています。
ここで、我が祖父の言葉「人間の脳細胞の数は、生まれた時がピークだから、そこから成長はしない」は否定されたことになります。
脳には「脳番地」という異なる8つの部位があります。
脳番地は、発達のタイミングがそれぞれ違います。
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つまり、それぞれの能力が完成した最高の脳は、むしろ45~55歳前後。
加藤先生は「脳の黄金世代」と呼んでいます。
つまり、年代ごとに発達段階が変わるので仕組みを理解すれば、活性化を促すことができるわけです。
例えば、子どもの頃にテスト勉強をして覚えるのが苦じゃなかったのに、大人になったら覚えられないのは、記憶の定着方法が違うからです。
30代以降は関連付け、理解しないと記憶が定着しません。
さらに、一番大事なことは、
脳は新しい刺激を受けることで成長を続けます。
母がLINEやZOOMなど、年齢の割に新しいことを覚え続けるのが苦ではないのは、新しいことに触れて脳に刺激を与えているからです。
つまり、50代以降も脳を成長させるうえで大事なのは、
①新しいことに触れて脳に刺激を与える
②関連付けて覚えて、記憶を引き出しやすくする
ということです。
では、習慣化はどうでしょうか。
脳のGPSが導く習慣化
習慣は3週間だけ続けなさい の著者である名郷根 修さんは、
脳には「ラス機能」と言って、いわば脳の「GPS機能」のようなものが存在します。車や地図アプリの「GPS機能」と同じで、この「ラス機能=GPS機能」を働かせると、あなたはその行動に突き動かされ、習慣化ができるようになります。
と仰っています。
ラス(RAS)はフィルターのような存在です。
僕らが無意識に五感で感じている情報を、フィルターを通して必要な情報だけインプットします。
例えば
・最近買ったコートと同じコートを着た人を見かける
・カフェの雑音の中でも、友達と話すことができる
・父親の車と、同じく車を見かける
RASのフィルター(脳のGPS)が動作することで、必要な情報を抽出して脳に指示を出せるようになります。
要は、なりたい目標を掲げれば、無意識にRASが情報を分別してインプットしてくれるわけです。
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RASのスイッチは、報酬を与えてあげることで稼働します。
報酬は、成長や達成感、やりがいや興味など「内発的動機」に関連したことです。
例えば、僕がやっているトイレ掃除は、綺麗にしたことでの達成感や、妻に褒められるといった報酬を得られます。
そして、自分を褒めることもRASを働かせるうえで大事です。
具体的な目標を掲げ、少しでもいいので3週間続けると一生の習慣化にすることができます。
3週間というのは、シナプスが強固に繋がるまでの時間です。
まずは3週間やってみることが大事ですね!
学びは一生
80歳で学びなおしに挑戦し、学芸員の国家資格を取得した 画家の川田きし江さんは、「学びに年齢は関係ない」と仰っています。
いつまでも、元気な脳でいられるよう、自分も日々考えながらネットワークを強くしていきたいと感じました。
今日もありがとうございました。
それじゃぁ。
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