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note3年目にして、再出発します
シュンです。
日曜日の朝にこのnoteを書いています。
好きな日曜日の朝ですが、
やっぱり寒さとの闘いになりますね。
温かい珈琲で身体を温めつつ書きたいと思います。
本日もnoteを学んでいきましょう。
※過去の日曜日投稿シリーズはこちらから↓↓
今日は、『これから自分のnoteをどのように作っていくか』について考えを書いていこうと思います。
一般社団法人クリエイターエコノミー協会によると、2023年の日本のクリエイターエコノミー市場規模は約1兆8,696億円と推定されており、前年から13.0%の増加となっています。クリエイターエコノミーとは、個人がインターネットを使って自分の作品やスキルを活かし、お金を稼ぐ仕組みのことです。
市場がここまで成長した背景は、メンバーシップや投げ銭によって、ファンから直接お金をもらうことができる仕組みが影響していると言われています。それまでは、広告収入が中心でしたがユーザーからの直接課金、クリエイターの収益拡大が市場を大きくしています。
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noteもクリエイターエコノミーを支えるプラットフォームの1つで、僕らはプラットフォームを活用して、ファンから支援を受けながら記事を発信しています。つまり、クリエイターとファンの距離が近いことが、大きなメリットです。
だからこそ、今応援してくれているファンの方々や、これから新しくファンになってくれる方々に向けて、自分が何を提供できるのかを考える必要があると感じています。
noteの方向性、何を目的に書きたいか迷っている方、noteに疲れを感じてきた方のヒントにもなればと思っています。
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1.提供できることを考える大切さ
何者かを理解しないと存在を失う
最近、Xの投稿で、noteのスペシャリストたちによる『noteは稼げる』という発信が増えています。一方で、気軽に稼げることに夢を見てnoteを始めたものの、ファンがつかない、フォロワーが増えないと悩んでいる発信も見かけます。
同じプラットフォームを活用しているにも関わらず、差が生まれることに焦りや苛立ちを感じて、続けることが辛くなりアカウントだけが残るnoteを、たくさん見てきました。つまり、存在がわからなくなったということです。利益や他人に気を取られるあまり、自分が与えようとしているものの意義が見失われてしまったことの結果です。
「何のために自分のnoteは存在しているか」を考える必要があります。存在し続けるには、支えてくれる人が必要で、それが読者でありファンです。ファンが求めているのは、提供者が与えてくれるサービスと価値です。
だからこそ、私たちは「自分がどのようなサービスと価値を提供できるか」を理解する必要があります。せっかく作り上げてきたものが、振り回されて閉じることがないように、存在意義を自ら作り続けることが大事です。
ただ、サービスと価値が混在すると、方向を見失う結果になることがあります。営業3年目の頃に感じたのは、自分が伝えていることに物足りなさを感じていたことでした。その原因こそ、サービスと価値が混在していたことにありました。
サービスと価値
私たちは日常生活の中で、当然のように対価としてサービスを受けています。例えば、妻はクロワッサンが好きで、帰省のたびに地元で有名なパン屋でクロワッサンを購入します。上司は車を持っていないので、テレビショッピングで大型家電を購入しています。母は美容院に行き、世間話をしながら髪を整えてもらっています。これらすべてに「お金」の支払いと、サービスを受ける流れが発生しています。
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私たちは、noteを通じてサービスを提供する側の人間です。つまり、読者がサービスを受ける価値があると思ってはじめて対価が発生します。美味しいクロワッサンが食べれるお店にお金を払う妻ということです。
「お客様に最高のサービスを!」「最高のサービスを提供します」とよく聞きますが、ここがサービスと価値の混在を生む落とし穴です。混在している人は、頭の中で「サービス=価値」と思い込んでしまい、価値が伝わらない状況に陥ってしまいます。
素晴らしいサービスを提案しているはずなのに、話がうまくないから買ってもらえないと勘違いする営業は、そもそもサービス=価値と思っている可能性が高いです。
キーエンス出身のコンサルタントでカクシン代表取締役の田尻 望さんは、
「僕は口下手だから売れないんだ」などと悲観している営業パーソンは、「価値」を伝えられていないだけなのです。
と、仰っています。
価値を伝えているつもりが、サービスだけ伝えている可能性があります。例えば、加湿器を販売するとして、最新のにおい除去システムを伝えて、他社との差を見せつけたことで満足する営業は売れません。サービスしか伝えていないからです。
田尻さんが仰っている、価値を伝えられていない営業とは、「何ができるか」しか伝えていない営業です。
2.価値とはなにか
価値がわかりにくいから伝わらない
では、商品の価値を伝えるために意識するべきことは何でしょうか。そもそも「価値」自体が、かなり抽象的でフワッとしているので、結局よくわからないままになっている人が多いです。僕もその一人でした。
結論、価値とは喜びです。
厳密には『「課題・ミッション」を解決した先にある喜びです。』
加湿器の例に戻ると、顧客が求めている課題が「フィルター掃除の手間を解消したい」だとして、最新のにおい除去機能は価値に値するでしょうか。「少ないお手入で空気を綺麗にできる」であれば、顧客が求める価値に値するので購入しそうですよね。
つまり、私たちはnoteを通じて読者に喜びを伝えるべきということです。パン屋はたくさんありますが、慣れ親しんだ味と触感は地元のパンでなければ生み出せないのであれば、価値を求めて帰省したら必ずパンを購入します。では、提供できる喜びを知ってもらうために、フォロワー1人ひとりに「シュンは、あなたにこんな喜びを提供できるよ」と、伝えて歩きまわれば解決するかというと、無理ですよね。
仮に1万人フォロワーがいたとして、1万人にメッセージを送るのは現実的じゃありません。ただ、訪れてくれた人がに「こんな喜びを与えてくれそうだ」と思ってもらえれば、私が声をかけなくても読者が認知してくれます。
それが、ブランディングです。
ブランディングを行うことで、消費者にとって企業名を聞くだけで印象を持ってもらうことが可能です。
例えば、サントリー。サントリーは、ウイスキーやビール、ワイン、清涼飲料など水と自然の恵みを届ける企業としてのブランドイメージを与えています。「水と生きる SUNTORY」で多くの人に、美味しい水から飲み物を作っているという印象を与えていますよね。
水を飲みたいということであれば、水道水を飲んだ方が安く済みます。気軽に美味しい水を飲めるところに価値を感じるわけです。その印象を「水と共に生きる」で感じさせてくれます。
コーポレートスローガンの必要性ではなく、「自分が何者か・何を与えてくれるか」がわかりやすいブランディングが必要ということです。
これらを踏まえ、ブランディングを考えました。
3.コンセプトを考える
読者が本当に知りたかったこと
過去に書いてきた記事は「婚活」と「転職」を中心とした内容でした。これらは、私がテーマとして選んだジャンルであり、より抽象的に捉えると「人間関係」という大きなカテゴリーに分類できます。
私がnoteで提供しているのは、人間関係がよくなるヒントでした。日常生活の悩みを解決することで、読者がHAPPYになることが理想と思い、このコンセプトで記事を投稿していました。
しかし、有料noteで購入された記事を見てみると、人間関係に特化した内容よりも、『妻が考える結婚できない女性の特徴』のほうが評判が良いことに気づきました。
読者が求めていることは、「誰かと仲良くなりたい、人付き合いをよくしたい」よりも「自分はどうやったら現状を変えることができるか知りたい」でした。つまり、ある特定の状況で人が成し遂げようとする進歩=ジョブの解決を求めていたわけです。
例えば、「パワハラを上司から受けている状況を解決したい」ときに、人間関係をよくしたいのであれば「上司とのコミュニケーションの取り方」を知りたいはずです。しかし、パワハラを受けている人は「すぐにでも逃げて、新しい環境で働きたい。けど転職は難しそうだから悩む」が本音だと思います。
わざわざ検索してnoteを見るくらい、現状を変えたいと願っているわけです。「転職を成功させる方法」「強い自分のつくり方」「パワハラする人を追い出す方法」など、まずは『あなたの味方である姿勢』を取ってあげるのが大事だとわかりました。
私が目指すべき立場は、成長を一緒に分かち合い、コーチングすることでした。
コーチングは教えない
コーチングは指導するだけの立場と誤解されがちですが、ティーチングと違い一緒に自分の中にある問を解決する立場となります。
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例えば、転職面接の成功方法をそのまま紹介したところで、真に読者が知りたい情報になりません。環境や質問内容によって変わるからです。ところが、転職活動に関する記事を見ると「こう答えるといいよ」だけで終わっているものが多く見受けられます。
コーチングは教えません。あくまで、一緒に課題を解決するヒントを与えるだけです。転職であれば、「毎回緊張する自分を何とかしたい」と思っている人に向けて「緊張するのは当たり前で、人間が昔からもっている本能だから受け入れるのが一番いい」と記事にします。あとは読者が、緊張している自分を認知する練習をすれば成長できます。
記事を見て、ヒントを得て、自分しかわからない気持ちと向き合って答えを生み出してもらうのが、僕がコーチングで出来ることです。
4.大人になっても成長にワクワクを感じる
子供の頃よりも好奇心が減ったと答えた大人は、調査した働く大人のうち53%だったというデータが出ています。
好奇心は成長に欠かせない要素で、何かになりたい、いつまでも諦めたくない、幸せになりたいと前向きに歩むために必要な存在です。子どものころ、何かを達成したときに感じたワクワクを、最近どこかで感じましたか?
自分の幸せが叶った瞬間に、成長のワクワクを感じると思っています。私も10年彼女ができないままモヤモヤした20代を過ごしたり、ブラック企業に入社して残業100時間を経験したりと、辛い思いをしたときに「幸せになりたい」と心から願っていました。
今、結婚と転職を経て、自分の成長と達成感を実感していますし、やはり成長している過程のワクワクはいいものです。
もっと成長していきたいと思っています。しかし、1人で成長するのも寂しいので誰かとワクワクを分かち合いたい、そして何か成功したときのプレセスを共有して「成長に再現性をつくっていきたい」と思っているわけです。
成長に再現性が生まれれば、どんなことに挑戦しても諦めず、可能性を感じながら闘っていけますよね。以下、私のnoteのコンセプト(ブランディング)です。
『大人たちに、成長のワクワクを感じさせるnote』
◎一緒に成長を楽しめるコーチの立場になりたい
◎成長に再現性をつくっていきたい
今後ともよろしくお願いいたします。
それじゃぁ!
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