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お裁縫超初心者がぬいぐるみの頭飾りを作ってみる(手縫い)

こんにちは。はじめまして。
お裁縫が大の苦手なきのけやきです。
どのぐらいお裁縫が苦手かというと…

家庭科で学ぶミシンの使い方が理解できなかった
玉止めができない
苦手意識が強く長年やってこなかったら縫い方忘れた!

裾上げ?いえいえ全くできませんよ。お店に持ち込んじゃいましょう。
なんて自らお裁縫から逃げて逃げて10年ほど経ちました。

さて私はディズニーが大好きで、この前ディズニーシーのファンタジースプリングスがオープンしました。私も遠い果ての地からわざわざオープン日にディズニーシーに行って血眼になりながら朝7時から並んで、午後にはヘットヘトになっておりました。
ヘットヘトになるとウィンドショッピングをしたくなるのですが…
「ディズニーシーならでは」といえばやっぱりダッフィーだと思うんですよね。
みんなダッフィーやその仲間を抱えて園内うろついてるので、やっぱり憧れがありました。
でも自分が持つのはなんだか躊躇いがありました。

だって自分はお裁縫ができないから…

なんだかダッフィーって手芸が得意な子がオリジナルの服を着せてるようなイメージがありませんか?(あくまで個人的なイメージですよ!)
私はお裁縫が大の苦手、10年の間に実家から出たのでミシンはもちろん、針も糸もな〜んにも持っていません。
そりゃあ躊躇いも出て当然です。

でも出会ってしまったのです…

ディズニーシーで撮った写真…
アイコンにもしています。

ステラ・ルーちゃん

えぇっ…カワ…(爆死)
ステラ・ルーと一括りに言っても少し顔が違う(気がする)のですが、この子は一目惚れでした。
いやでも、私はお裁縫が…!
お裁縫ができません…!!
と悩んでるうちに連れがレジにGO。
これが自分とステラ・ルーとの出会い…すなわち自分とお裁縫の再会でした。

ちなみに一部のディズニーファンはいやなのかも知れませんが、個人的にルーちゃんにはうみちゃんと名前を付けています。うみちゃんとは食事をする時も、寝る時も一緒です。自分の住んでる場所が遠い果ての地なのでさすがにスーパーなんかには連れていきませんが…

というわけでお裁縫をやってみましょう。

〈注意〉マジでお裁縫初心者なので、やり方が合っているか分かりません。ここから下はナントナクでやっています。大きな心で見守ってくれると助かります。


まずは本屋さんに行きます。お裁縫初心者は採寸の仕方はもちろん、デザインも完全に分かりません。
手に入れた本はこちら↓

ディズニーユニベアシティ 着せかえソーイングBOOK (レディブティックシリーズno.8482) https://amzn.asia/d/fp074QN

型紙が付いています。
今回はうみちゃんの特徴であるお耳の根っこに付いているお飾りの別バージョンを作りたいなと思います。
綿の入った大きなリボンを作ります。

こんな感じなイメージ

お裁縫の材料が揃うお店ってみなさんすぐピンときますか?
10年もお裁縫してなかったらなかなか思いつかないものですが、昔母が足繁く通っていた手芸店があったことを思い出しました。

が、そこはもう存在しません。

実家に帰るついでに寄って行こうと思っていたのに…

そしてたどり着いたのは全国チェーンでありますユザワヤでした。
実は数年関東に住んでいたこともあって存在は知っていたのですが、こんな遠い果ての地にまでお店を構えていることを私は知りませんでした。

本に書いてあったものたち、よく分かりませんがとりあえず探して探して購入します。
今回使う道具はこちら↓

左から手縫い糸、ぬい針、まち針、ソフトゴム、小学校から使っているチャコペン、下には今回使う青い布

チャコペン以外購入しました。(そのほかにも購入していますが、また機会があれば紹介します)

ペッチャンコチャコペン…

久しぶりに小学校の時に使っていたお裁縫道具を実家から持ち出してきたはいいけど、チャコペンの芯が出てなさすぎて笑いました。小学生の自分、準備が悪いですね。
これじゃあできません。カッターで削ります。

チャコペン!

このぐらい出ていたら作業できるでしょうか。

では10年ぶりのお裁縫を始めようと思います。

まずは本の型紙をA4用紙に写します。手書きです。
今回はリボン×2、真ん中の留め布×1で、A4用紙1枚で足りました。
手書きA4型紙に沿って布を切っていきます。
ちなみにこれはやり方合っているのか分かりません。
本当は手芸用クリップがあればよかったんでしょうが、完璧に買い忘れてしまいました。代わりにまち針を使います。

写真に写っていませんが、留め布も別に切っています。

ここまでできたはいいのですが…
ぬいしろ(点線)をどうやって布に描く?しるしをつける?のか分かりません。
必死に調べたところ…
自分で布の端から○cm測ってしるしをつける
今回のものは布の端から0.5cmでした。
ミシンの場合は省いていい工程らしく(ミシンに0.5とか書いてある?とか)
初心者、手縫いなら確実にやりたいので面倒ではありますが頑張って0.5cm測ってぬいしろを布に写していきます。

ネイル取ったばかりで爪が汚い…

いちいち測るのもめんどくさいので爪に0.5cmのしるしつけてやっていきます。

ぬいしろができた!

チャコペン青と赤がありましたが、布が青いので今回は赤を使いました。意外と一定の幅でできているような気がします。

では次はいよいよ縫っていくのですが、ここでまた初心者ならではの悩みが出てきます。

縫い方は?!そもそも糸は二重にすべき?どのぐらいの長さ必要なのかしら?!

はい、全く分かりません。
調べても縫い方の種類は書いてあるんですが、用途がわかりません。
並縫いだと強度が不安だな…ぐらいは分かりますが。

初めての作品、初めてのnote、絶対に壊したくない!でもミシンない!
そんな状況で選んだ縫い方は本返し縫いです。ミシン並の強度を誇るそうです。
そして糸を二重にすべきか、これは要するに「1本取り」なのか「2本取り」なのかワカンナイ!ってことですが、強度考えれば2本取りでしょうか。長さは適当でやっていきます。
10年もお裁縫してなければ本返し縫いももちろん忘れているので、調べながらやってみます。

短い針と長い針…なにか違いがあるのかな?

そんなに大きくない縫い物ですから短い針に糸を通します。

う〜んこんな感じかな?
これでやってみます。不安…

うわ!3つ目でズレた!
だだだだ大丈夫かなぁ…??

ミスった

半分弱終わったところで…やってしまいました。2枚通すべきところを1枚スルーして後ろの1枚にだけ糸を通してしまいました。
小学生の頃の自分なら無理やり針を通したところから戻すのですが…それも出来そうにありません。

ちょきん…

さぁここからどうするかと考えました。なぜなら自分は玉止めできないからです。
しかも切れた状態でとなると…2本を針に通すのは至難の業。
1本ずつ処理します。
で調べた結果これが一番丸いなと思ったのでやってみました。

根元に針を通して…
くるっとなったところに針を通す
片結び…?

これを1本ずつそれぞれやりました。たぶん大丈夫…
しかも糸の長さ的にどこかで玉止めをやらなければいけませんでした。ふたたび本返し縫いをやっていきます。

現状なんとかなってます。

約1時間半後…

本返し縫いおわり!

なんとかできましたよ!

自分が苦手な玉結びも!

アクシデントはありましたが、なんとか縫うことができました。
さてこれから、下の縫ってない部分から裏返します。
参考書には「返し口として5縫い残す」と書いてありました。人差し指は入りますが指2本は入りません。

ぐしゃくしゃ…

本当にこれで合ってる?

ぱっ!

合ってる!でも思ったより小さい!!
ぬいしろの0.5cmって…大きく見えるんですね。
次に綿を詰めます。
今回使う綿はこちら↓

私はダニアレルギーなので防ダニ効果のあるものを選んできました。

指で押し込んでいきます

このぐらいかな?と取った量よりもはるかに多く使いました。

真上から
ちょっと横から

立体感が生まれましたね。すごい!

さて「5縫い残す」この綿の入り口、参考書では簡単に「返し口をまつる」とあります。

ん?なに縫いで??

初心者は疑問が続々出てきますね。

矢印の左側がなんとなく並縫いっぽいので、並縫いで左から右に縫っていきます。右側の凹みあたりで玉止めしたら止め布で隠れるはずです。

玉結びが目立たないように内側から針を入れます
完成!

なんかもうちょっといい縫い方がありそうな気がしますが、10年ぶりにやったにしては上出来だと思います。

次にやるのは止め布です。
止め布も同じ容量で縫っていきます。

完成しました。さてリボンにぐるりして合体させますよ!

ぺろ〜ん

ん…???
力一杯ぐるっとさせようとしてます。参考書にはそう書いてありますから。

あれれ?
一周しないんだけど???

チーン…

はい。綿を詰めすぎました。

メジャーで採寸しましょう。

1周13cmの模様

全然足りない!
10cmで足りると思います。作り直し!

1時間後…

これなら届…んん!?

届かないよ〜ん

神様仏様、私は採寸してもだめです。3cmケチった私が悪うございました。

で、考えた結果…

6cmと10cmのを合体させちゃえ

6cmのほうは目立たなくしたらオールOKでしょう。

無理やり合体
後ろ

合体したものをリボンにつけることができました。
表から見ると…

ん〜なんかのっぺりしています。
後ろを絞って形を整えますよ。

シャキーン

おお!リボンっぽい形になりました。
よかったです!
後ろは汚すぎてこれ以上見せられません…

note書きながらここまでやってきましたが、これだけで7時間かかっています。トホホ…
でもこれで終わりではありません。
最後に耳につけるゴムを作っていきます。

参考書では左のように手芸用ゴムが剥き出しの状態で紹介が終わっていますが…
ステラ・ルーを買ったことある人はわかると思うのですが、ルーちゃんはシュシュのようなものを付けています。
さすがにゴム剥き出しは嫌かなぁと思い、シュシュも作っていきます。

うみちゃんは今後シュシュを沢山作りたいと思っています。初めてのシュシュ作りということもあり、今回はやり方を知るために作るので、説明は省きます。いつか自分の満足いくシュシュが出来上がるようになったら、noteに書くつもりです。

うみちゃんの耳の根っこでおおまかに採寸しました。
が、この写真の後ろに写っている青い布はさすがに縦の長さが足りなさすぎて作れませんでした。

今回作ったシュシュは
幅(長辺)21cm 縦(短辺)10cm
ぬいしろは0.5cmです。
世界のステラ・ルーのお友達のためにも、自分のためにもメモです。

完成

なんか思ったよりシュシュに近い形になって安心しました。
これをリボンにくっつけます。

ナントナクでくっつけて…
本当の完成!!

え!かわいい!
想像をはるかに超えて
かわいい!!!

ドアップうみちゃ
うみちゃ〜♡

すこしシュシュのゴムを短くしてもよかったかもしれません。
でも初めて作ったにしては上出来ではありませんか?
これは無地だけではなく、いろんな生地や模様で作ってみたくなりました!

さて長くなりましたが、お裁縫初心者によるぬいぐるみの頭飾り作りはこれにて終わりです。
これからもお洋服や靴なんかも作っていければなと思います。

最後まで見てくださり、ありがとうございました。

制作時間:およそ10時間

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